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【映画】『奇跡のリンゴ』普通ではない結果をつくるために必要な3つのこと

こんにちは。
篠原継之助です。

今回は、公開してから2日間で興行収入1億2,605万円、動員10万7,368人を記録し、映画の満足度ランキングでは1位を記録した大ヒット映画『奇跡のリンゴ』をご紹介します。

本作は、当時不可能と言われていた無農薬リンゴの栽培を実現するために奮闘した青森のリンゴ農家・木村秋則の半生を描いた実話です。

何度もトライアンドエラーを繰り返しながらも最後まで諦めずに信念を貫く姿は、観ている人の心にも熱い炎を灯すこと間違いなしです。

とても面白い作品なので、ぜひ最後までご覧ください。

【あらすじ】

引用:映画.com

・人物紹介

まずは登場人物の紹介をしていきます。

木村秋則(きむら あきのり):青森のリンゴ農家に生まれる。好奇心旺盛で、何事にも答えを見つけださないと気が済まない性格。無駄が多い農業が嫌いで東京に就職するが、台風でリンゴが壊滅したことをきかっけに実家に戻り美栄子と結婚する。

木村美栄子(きむら みえこ):リンゴ農家の一人娘。早くに母を亡くし父親と二人暮らしをしたが、後継を迎え入れるためにお見合いをし、秋則と結婚する。農薬に過敏な体質で、農薬の散布時期になると寝込むくらい体調が悪くなってしまう。

・ストーリー

青森のリンゴ農家で育った秋則は、とても好奇心旺盛な子供でした。

もっといろいろなことを知りたいと思った秋則は、高校を卒業してからはリンゴ農家を継がず東京の会社に就職しますが、ある日台風で実家のリンゴが壊滅したという知らせが届き、地元に帰ることになります。

東京から戻ってきた秋則を待っていたのは、廃棄処分になる大量のリンゴと一つの見合い写真でした。

母を助けるために東京から青森に帰ってこい。
そして父子家庭で後継に困っているリンゴ農家の娘と結婚しろ。

そう家族から説得され嫌々ながら見合いの席にいくと、そこにいたのは高校で同級生だった美栄子でした。

美栄子の笑顔に惹かれた秋則は彼女と結婚し、リンゴ農家を継ぐことを決心しますが、ある日農薬を散布していると美栄子の様子がおかしいことに気づきます。

美栄子は農薬に過敏な体質で、毎年農薬の散布時期になると身体を壊し、ひどい時は1ヶ月も寝込んでしまうというのです。

美栄子のために農薬を使わずにリンゴを作る。

そう決心した秋則ですが、リンゴはとても繊細な果物で、当時農薬を使わずに栽培するのは不可能だと言われていました。

それでもどうしても諦めたくない秋則は、周りの反対を押し切り、1人で栽培方法を探し始めます。

はたして秋則は、農薬を使わずにリンゴを作ることができるのでしょうか。

続きは、本作でご覧ください!

【普通ではない結果をつくるために必要な3つのこと】

ここからは、ボクがこの映画を観て感じた『普通ではない結果をつくるために必要な3つのこと』を書いていきます。

印象にのこったエピソードを交えて書いていくので、ネタバレが苦手な方は映画を観てからご覧ください。

1)何のためにやるのかを明確にする

引用:映画.com

秋則はなぜ無農薬でリンゴを栽培することにこだわったのか。
それは美栄子をはじめ、農薬で体を壊してしまう人たちが、安心してリンゴを栽培できるような環境をつくるためでした。

成功するのか分からないことにチャレンジするということは、真っ暗な闇の中で小さな鍵を探すようなものです。

今やっていることは、はたして正解なんだろうか。
そもそも自分にできることなんだろうか。

そんな考えに潰されそうになることもあると思います。

そんな時に自分の足元を照らす光になるのは、それをやると決めた時の強い気持ちです。

何のためにやるのかという想いが強ければ強いほど、それは自分を支える原動力になります。

いま何かにチャレンジしようとしている方は、ぜひ何のためにそれを成し遂げたいのかという想いを明確にして、その気持ちを忘れないでいてください。

きっとその想いは自分を支える強い力になります。

何のためにやるのかを明確にする。
これが普通ではない結果をつくるために必要な1つ目のことです。

2)覚悟を決める

引用:映画.com

秋則は一日でもはやく無農薬栽培を成功させるために、4つあった畑の全てを使って実験を開始しました。
畑の全てをかけるということは、全財産をかけるということです。

そして成功するまでの11年間、日が昇る前に畑に行き日が沈んでから家に戻る生活をし続けます。

普通ではないことを成し遂げるためには、普通の人の何倍も努力することになります。
そしてその努力を続けるためには、それ相応の覚悟が必要です。

自分の逃げ道を無くし後がない状態にするからこそ、人は今まで以上の力を出すことができます。

プライドを捨て、目標を達成するまでなにがなんでも足を動かし続ける覚悟をもつからこそ、今までの自分では考えられなかったような結果を掴むことができるのだと思います。

覚悟を決める。
これが普通ではない結果をつくるために必要な2つ目のことです。

3)成果がでるまでやり続ける

引用:映画.com

1つの物に狂えばいつか答えがみつかる。

これは、秋則が無農薬リンゴを完成させて、今までの人生を振り返った時、美栄子に言った言葉です。

秋則は無農薬リンゴが完成するまでの11年間、ひたすらリンゴのことだけを考えて生きてきました。

村の人や親友から頭がおかしくなったと言われても、ひたすら自分の決めた目標のために走り続けたのです。

いろいろな想いを抱えながら、それでも毎日毎日、1mmでも前に進むために走り続けたからこそ、秋則は不可能と言われた結果をつくることができました。

普通ではない結果をつくるために努力し続けるということは、言葉でいうほど簡単ではありません。

しかし、簡単ではないことをやり続けた人が、自分が望んだ以上の結果を手にできるのだと思います。

成果がでるまでやり続ける。
これが普通ではない結果をつくるために必要な3つ目のことです。

【さいごに】

いかがでしょうか。

秋則の熱い想いと決して諦めず目標に突き進む姿に心を動かされた作品でした。

ボクも秋則のように、決して諦めず求めた結果が出るまで足を動かし続けます!

ではまた。

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