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コペルニクス的転回

本日は「天地の日」です。地球が太陽の周りを回るという「地動説」を唱えたポーランドの天文学者コペルニクスの誕生日に由来しています。

昔は、すべての天体が地球の周りを回っている「天動説」の考えが主流でした。その常識を覆した地動説は、天文学史上最も重要な発見だったのです。

物事の見方が180度変わることや、従来とは異なる画期的な考え方で新しい局面が切り拓かれることを「コペルニクス的転回」と表現するケースがあります。

職場に当てはめると、蓄積されたノウハウも大切にしつつ、時には常識や慣習にとらわれず、自身の業務をはじめ社内全体を見渡してみてはいかがでしょうか。

物事の見方を大きく変えてみることで、業務改善のヒントが見つかることもあります。それがひいてはお客様へのサービス向上につながります。

世の中が目まぐるしく変化し、科学技術の発展も著しい昨今です。「もっとほかに新しい方法はないか」「効率を上げる手段はないか」と日々模索して業務改善に努めたいものです。

今日の心がけ◆新しい方法を探してみましょう

(出典:職場の教養 2024年2月号)

経営者からの感想

日々の業務改善とイノベーションの両立

現代社会は変化の速度が加速し、競争も激化しています。持続的に成長し続けるためには、日々の業務改善と、全く新しい価値を生み出すイノベーションの両立が不可欠です。

しかし、多くの人が陥りやすいのが、現状の延長線上でしか考えられないという罠です。過去の成功体験や慣習に縛られ、視野が狭くなってしまうのです。

コペルニクス的転回とは、まさにそのような状況を打破するための方法論と言えるでしょう。

改善とイノベーションを支える二つの思考法

改善は、演繹的思考に基づきます。過去の経験やデータに基づき、論理的に最適な方法を導き出すものです。一方、イノベーションは、

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