見出し画像

サウジアラビアと中国が数十億ドルもの「エネルギー取引に調印」。サウジを“上海協力機構“に取り込んだBRICs対西側諸国は…

今週起きた事件や世界情勢、月火水の三日で見えてきたことがあります。
本日の動画はこちらから https://youtu.be/RwEM-8i0h0w

テネシー州ナッシュビルの小学校で銃乱射事件が発生した頃、バイデン大統領は別の小学校で「私はアイスクリームが好きです」と自己紹介して子供達に爆笑されていました。

デラウエア川に化学物質が流れ込んで、フィラデルフィアの住民がペットボトル水を買うために行列を作っていた頃、
ロシアが「戦術核を」隣国ベラルーシに配備する方針を固め、日本海に向けてミサイルを発射。

ロシアがICBMヤルス核ミサイルの大規模演習を開始した頃、台湾の蔡英文総統が、中米2カ国訪問に向けて出発し、
サウジアラビアが、中国との関係を強化すべく、数十億ドルものエネルギー取引に調印し、事実上BRICs陣営に加盟したと
大きなニュースが続いています。

この一連の大きなニュースは、今週、月火水の三日間で起きた個々の出来事ですが、一見バラバラに見えて、実はある一つの
目的に繋がっているように見えてなりません。

それが、アメリカ崩壊に向けての弱体化、西側諸国の弱体化です。

それでは、個々のニュースを一つ一つ紐解いてみましょう。

① テネシー州ナッシュビルの小学校で、銃乱射事件を起こした28歳の女性。
この事件が報道されてから、警察官のカメラの映像が公開されるまで「電光石火」の速さで、やってしまっています。
犯人が履いているプーマのスニーカーの柄を合わせるのを忘れてしまったようです。

アメリカ国内では、今年に入ってから3ヶ月で数十件も起きており、民主党による「銃規制」の動きに世論が賛成する流れが
加速しています。

もちろん、銃で武装することを推奨したいわけではありませんが、自分の身を守るための最低限の護身が必要なこの国で暮らしていく上では不可欠で、国民から銃を取り上げてしまうことは、いわば現代の刀狩りのような現象が起きているのと同じです。

②バイデン大統領が、こんにちは、私の名前はジョー。妻が買ってくれるアイスクリームが大好きですと、小学生らを前にスピーチして、
子供たちが腹を抱えて笑うシーンがありました。バイデン大統領の認知症は、小学生でも知っている周知の事実となっています。

③デラウエア川を水源とする水道水の供給が、安全にできない可能性があるとペンシルベニア州当局からの発表を受けて、
フィラデルフィアでは、住民たちがペットボトル水を買いに走り、お店からペットボトルが1日で消えました。

昨日、オハイオ川でもまた、1,400 トンのメタノールを含む数隻のはしけが転覆事故を起こし、ルイビル近くのオハイオ川が汚染されて、アメリカ国民の飲み水が脅かされています。

④ロシアが戦術核兵器を隣国のベラルーシに配備すると発表したのは、先週でしたが、昨日、ベラルーシのルカチェンコ大統領が正式に合意して、欧州に対する核の脅威が、また一歩現実味を増しました。
今週ロシアは、ICBMヤルス核ミサイル群の大規模演習を行います。

⑤そうした中で、台湾の蔡英文総統が、中米2カ国訪問に向けて出発し、往路と復路で、それぞれで米国に立ち寄り、スピーチを予定しているほか、共和党のマッカーシー下院議長と会談する方向で協議していることで、中国が激怒しています。

⑥ 米国との緊張関係が続く中国は、サウジアラビアとの関係を強化するため、首都リヤドに代表団を送って、ハイレベル会合
の場をもち、北京主導型の政治と安全保障ブロックにサウジアラビアを参加させることに成功しました。
また、中国とサウジアラビアは、数十億ドもの「エネルギー取引」にも調印しました。

ここ2、3日で起きた6つのニュース、どれを見ても、アメリカや西側諸国が弱体化していることを示している一方で、BRICs
陣営は、着々とその勢いを強め、経済的にも科学技術的にも、そして軍事的にも強化していることが窺えます。

特に中国とサウジアラビア、そしてイランとの急接近によって、大量の「軍資金の調達に成功した」ロシアが、大規模なヤースミサイル群の大規模演習を行なっています。

一方の、西側の主要都市はと言えば、欧州では大規模デモやゼネストが続いており、アメリカ国内では工場や列車の相次ぐ事故や火災、船の転覆などによって、アメリカ人の飲み水の水源が汚染されています。
そして相次ぐ銃乱射事件で不安が広がり、一般市民への銃規制への流れへはコンセンサスとなって行くことでしょう。

一昨日起きたナッシュビルの銃乱射事件は、事件を起こしたのが28歳の若い女性であったことから、衝撃を持って伝えられ、
その日のうちに、警察官のボディカメラが一般公開されました。

最初見た時は、本当に怖いと思いましたが、ボディカメラの編集が間に合わなかったのでしょうか?
なぜか、犯人が履いていたスニーカーの柄が違っています。

そして、今頃になって、「めんごめんご、やっぱワクチン打たなくていいわ」WHOが正式に発表しました。
やっていることがめちゃくちゃです。打っちゃった我が家の旦那シャマの筋無力症、どう責任とってくれるのでしょうか?

しかし、こうした文句を言っている時間もないほど、事態は急展開しています。

台湾の蔡英文が中米2カ国を訪問しているこの間にも、中国による軍事行動が起きそうな気配です。しかも、サウジアラビア
という新しいサラブレッドが揃って、BRICs陣営は、軍事力と経済力、科学技術力をより強固なものとなりました。

本日付のウオールストリートジャーナルから、記事を抜粋してご紹介します。

サウジアラビア政府は、中国、ロシア、インドを含む政治・安全保障ブロックである上海協力機構への部分加盟を承認したと、
サウジ国営通信が水曜日に報じた。

この決定は、イランが最近、正式加盟したこの地域グループの外相会議(5月)を前に行われたものである。

この動きは、サウジアラビアと近隣のペルシャ湾諸国が、東側への軸足を顕著にするために、従来の西側同盟国以外にも、外交的パートナーシップを拡大しようとする幅広い取り組みの一部である、とアナリストは述べている。

エネルギーが豊富で、戦略的なこの地域の安全保障に対するワシントンの長期的なコミットメントが不透明な中、サウジアラビアに対しては、これまで米国が数十年にわたって支配的な力を発揮してきたが、そのサウジは、台頭する中国や、好戦的なロシアにますます目が向いて接近している。

中東で進行中の地政学的再編の兆候として、サウジアラビアは今月、中国の仲介でライバル国イランとの国交を回復し、この地域の新しいパワーブローカーとしての北京の信任を高めた。

また、サウジアラビアは、ロシアの仲介でシリアとの関係修復に合意しそうだ。

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、従来の欧米の同盟国以外にも、自国の外交パートナーシップを広げている。
サウジアラビアが、中国やロシアと交流を深めることは、この地域の伝統的な安全保障パートナーが、世界のライバルと仲良くすることを警戒する米国からの反発を招く恐れがある。

ということですが、当のアメリカ国内は、前述した通り、国のトップがアイスクリーム大好きお爺さんで、国内情勢は荒れ、国の内側の乗っ取りが完了しているかのようです。

欧州もイスラエルも、政府抗議デモとゼネストで、国が麻痺状態に陥っており、とても戦争に対抗できる状況にはありません。
そして、相次ぐ西側の銀行破綻。

海外の超富裕層は、こんな物騒な陣営から、お金を引き上げようと考えるのも当然ではないでしょうか?

点と点のニュース三日分をつなぎ合わせただけでも、西側弱体化は火を見るより明らかとなっている今、日本政府の舵取り
は大丈夫かと考えてしまいます。

日本で相次いで起きている凶悪な強盗事件は、果たして偶然起きているのでしょうか?
そして次のいくさ、果たして日本は勝てる側にいるのでしょうか?

個々のニュースを一つ一つご紹介するだけでは、単に怖いニュースを話しているだけだと言われて、なかなかメッセージが
伝わりませんので、ついにお話しする時が来たと思い、今日はこのような形で線につなげてお話ししました。

つまり、お伝えしたいことは、「政府は国民を守ってくれません。自分と自分の家族は、自分たちでしか守れません」そんな
時代を私たちは生きているということです。

強盗に入られないようにする目的でも構いませんので、自宅だけではなく、いざという時のための避難場所、蔵や倉庫なども
利用して、備蓄品や購入した大切な資産を盗まれないよう、うちでも対策を強化していくつもりです。

ここで一句突如思い出しましたので付け加えさせて下さい。

敷島の大和心を人問わば朝日に匂う山桜花(本居宣長)

今日もありがとうございました。
<END>

https://www.wsj.com/articles/saudi-arabia-strengthens-relations-with-china-amid-strained-u-s-ties-c5819114


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?