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ウェルビーイング

こんにちは。久しぶりにいわゆる風邪をひいて土日は寝て曜日だったフジマキです。

今回は最近よく聞くようになってきた「ウェルビーイング」というキーワードについて書いてみたいと思います。

世の中で「ウェルビーイング」という言葉が広まりつつあります。
勤め先で関連の深いオフィス業界では数年前からこのキーワードが謳われていました。

最近見たNewsPicksの動画コンテンツの中で、ウェルビーイングが取り上げられており、予防医学研究者の石川さんのお話がわかりやすかったので、抜粋して備忘メモとさせていただきながら少し考えを残しておきます。

・「WELL-BEING」と対になる言葉として
 「WELL-DOING」や「WELL-HAVING」がある。
・現代人は「WELL-DOING(なにかしなくちゃ)」や
 「WELL-HAVING(何か所有していたい)」ということに
 とらわれすぎている。
・本来「WELL-BEING」とは、その字の通り「いるだけで良い」
 「良い状態でいる」ということが大切。
・人間は「HUMAN-DOING」ではなく「HUMAN-BEING」である。
・日本はGDPやポテンシャルが高い割に、ウェルビーイング度が低い。
 (良く言われる幸福度が低いなどと同じだと思います)
・特に「若年女性のウェルビーイング度が低い」ことが日本の問題点

なるほど確かに、現代人は何かの目的のために何かをするということに
とらわれていたり追われていて、肝心の自分たちが「良い状態でいる」
ということをないがしろにしてしまいがちというのはありそうです。

実際まわりを見渡してみても、「なんでもない日」や「変わらぬ日常」「日常の些細な事」といったことに幸せを感じたり見出している人って少ないように思います。

石川さんのお話の中で、健康(HEALTH)というものの定義は「精神的・肉体的・社会的にウェルビーイングな状態である」ことと言われていました。
これっていうのは、企業でも言えそうだなと思いました。例えば、
●精神的なウェルビーイング=従業員がウェルビーイングかどうか
●肉体的なウェルビーイング=組織や経営状態、財務状況はウェルビーイングかどうか
●社会的なウェルビーイング=企業のVISIONやMISSIONはウェルビーイングなものか
といった具合に当てはめたりできそうだなと。

動画の中でもお話があったように、これからの社会においては、個人のウェルビーイングが重要視されていくと同時に、企業などにおいてもウェルビーイングな状態であるかどうかが問われていきます。
ただ闇雲に経済性や成長を追い求めて何かを生産したり事業を行うのではなく、「質的発展」を目指した活動や、社会・企業がウェルビーイングな状態であることを意識した活動が大切になっていくのだなと理解しました。

とりあえず風邪を完全に治して肉体的なウェルビーイング状態をしっかり取り戻そうと思っているフジマキよりお届けしました。


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