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"NewNakanoStories"は『古着・古本・ブックオフ・グランジ・オルタナ・新中野』を軸に、様々なことについて話し込んでいるポッドキャストです。 https://podcasters.spotify.com/pod/show/newnakanostories

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最近の記事

大満足ムック本ディグ

散歩の途中で寄った方南町のブックオフ。週末セールで雑誌・ムック本が半額と! 時間があまりない中、超集中でディグした3冊がこちら。 全部で950円。最高。 (おわり)

    • Podcast#201『相模原マイキング研究会』

      ポッドキャスト:NewNakanoStories、第201回は、友人の横尾さんのレコーディングスタジオにお邪魔し、「ドラムの録音におけるマイクの角度の研究」という非常にディープな研究会に参加してきたので、その様子をお届けします。 研究テーマの性質上、専門的なワードが頻発しますので、このnoteに参考資料をまとめました。こちらと合わせてお楽しみください。 マニアックすぎてアレかもしれませんが、誰かが何かに時間を忘れて熱中している美しい時間がパッケージされていますので、ぜひ、

      • トイレの床リフォーム

        GW後半、今回は妻子のみ実家に向かい、僕は一人で最高に自由に過ごしているけれど、奥様からたくさんの「休み中に何とかしておいてほしいもの」のリストが託されており、その中の「トイレの床のリフォーム」について昨日着手しました。 いまのマンションに住み始めてもう8年ほど経つので、それなりに劣化する部分も出てくるわけで。 トイレの床のクッションフロアを張り替えるわけですが、どうやるの?ってことでYoutube。 なるほど、新聞紙で型紙をとるのか。全然そんなこと頭になかった。危なく

        • 食が細いのにたくさん頼む症候群

          用事があって野方(中野区)に。 お昼の空き時間に駅回りの商店街を散歩しながら、どこでご飯食べようかとフラフラ。 いろいろあったのに結局チェーンの「ぎょうざの満州」。その選択自体は全く問題ないんだけど、また今回も頼む分量間違えた。 食が細いのに、その時の空腹感にノせられてしまい、ニラレバ定食に餃子までつけ、そしてライスも少なくしときゃいいのに並盛にしてしまい、完全にキャパシティオーバーのオーダーをブチかます。 だって美味しそうなもんで。。 頼んだ瞬間に『やべ間違えた』

        大満足ムック本ディグ

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        • 図書館に棲む男
          4本

        記事

          夜ブックオフとひとりずもう

          GW1日目、夜になってから荻窪のブックオフへ。 自分のための本は見つからなかったが、娘から見つけたら買ってきてと言われていた本があったのでそれを購入。 『ベルサイユのばら』の文庫版の4巻、藤本タツキ先生の『ルックバック』、そしてさくらももこ先生のエッセイマンガ『ひとりずもう』の上下巻。 娘のために買ったマンガだけど、自分が読んでも面白い。 『ひとりずもう』は、見た目とは裏腹に奥深い内容だった。まさにこれからこの本に書かれているような、中学生~高校生~大人へ、という時間

          夜ブックオフとひとりずもう

          【Podcast更新】SF小説『三体』NETFLIXドラマ化&文庫化記念 ネタバレ感想(再編集版)

          ものすごい面白いSF小説『三体』。私のここ最近の読書体験の中でもトップクラスの衝撃作でした。 最近(2024年3月)にNETFLIXでドラマ版が公開され、また、同じく2024年の2月には文庫化され、改めて話題沸騰中です。 近日中にNETFLIX版の感想を語ろうと思っているのですが、その前に、過去にポッドキャストで何回かに分けて語っていた小説版『三体』の感想をまとめてみました。(三体パート1、パート2までの内容です) ネタバレ全開ですが、ご興味のある方はぜひ聴いてみて

          【Podcast更新】SF小説『三体』NETFLIXドラマ化&文庫化記念 ネタバレ感想(再編集版)

          何かの訪れを「待って」いる

          若松英輔先生の『本を読めなくなった人のための読者論』を読みました。 最近、本を読んではいるものの、何か、前より頭に入って来ない感じがしていて、そんな時見つけて、今の自分にぴったりなんではないだろうかと。 なるほどそう考えるとそうかも知れない。焦らず待とう。 と思って読み進めていたら、まさにこの本こそが待っていた『読むべき本』ではないか、と感じ入るほどに、胸を打つ、メモせずにいられないフレーズが次々と。 また、先生は本の中で、読めないなと思った時は、書いてみたら、読むこ

          何かの訪れを「待って」いる

          神保町古本まつりリプライズ

          日曜日。今日も一切無駄にできない。 まずは軽くストレッチと筋トレ。筋トレ系YouTubeはたくさんあって選び放題なのはありがたいものの、あまりにもたくさんチャンネルがあって、やってる人達は差別化戦略大変だろうなあ、と余計な心配をする。 その後、Netflix『三体』の続きを鑑賞。全8話のうち、今日までに4話まで観てしまった。観るのが楽しみなコンテンツがある生活は本当に素晴らしい。 三体の小説は全三部作だが、ドラマではその時系列が絶妙に再構成されていたりして、こういうのを

          神保町古本まつりリプライズ

          寝つきの良さに自信あり

          去る3/21、待ちに待ったSF大作『三体』のNETFLIX版ドラマが配信開始。 仕事から帰り、晩御飯を頂き、万全に準備を整え、家にプロジェクターを導入しておいたのはまさにこの日の為だ、と思い、23時ごろから厳かに試聴開始。 第一話、冒頭の中国のシーン、本当に素晴らしい。小説を読んでいた皆が想像していたであろう光景が完全に再現されている。 すごい、これはすごいぞ!と盛り上がった数分後、ソファで寝ていた。 奥様に起こされ、観てないんなら布団に行って寝なさいと叱られ、それで

          寝つきの良さに自信あり

          神保町古本まつり

          祝日の朝。天気は良いがキリッと寒い。 1秒たりとも休日を無駄にできない症候群としては、6時台にはジョギングに飛び出したいところだが、諸々あって8時過ぎにスタート。いつもの公園にたどり着いた時には9時過ぎ。ヤバい、もうこんな時間だ、と思ってしまうぐらいの症状です。 そんなこんなでインスタを見ていると、なんと今日から神田神保町古本まつりが始まるという情報をキャッチ。私としたことが見落としていた。 友達の古書店、KOSHO MARIKADOさんも出店するということなので、いく

          神保町古本まつり

          頼んだものが正しくこない日

          どうにも晩御飯を作るのが面倒くさいということで、高井戸の華屋与兵衛に。 天丼的なものを食べて、お腹いっぱいになっていると、妻子がクリームあんみつを頼むもんだから、見てると欲しくなって、ミニクリームあんみつを注文。 アイスの種類を選べるというので、抹茶アイスにしたら、配膳マシーンのネコ型ロボットが普通にバニラアイスのやつを運んできた。 前回の焼肉屋でもそうだが、僕はこういうとき一切動じない。そのままいただく。ランダムな感じがいいじゃないと思うことができる。 今日読んだの

          頼んだものが正しくこない日

          かわいいホルモン

          ある土曜日、子供が近所のお友達の家にお泊りに行っていたので、晩御飯はなんか外に食べに行こうぜということになり、久しぶりに焼肉はどうか、という案が通り、新中野の名店『オジャンドン』へ。 3年ほど前にイワタニの家庭用最高焼肉マシン『やきまる』を買って以来、家での焼肉に満足できる環境になってしまい、あまり外に肉を食べにいく機会がなくなってしまっていたが(それほどにやきまるは優秀)、やはりお店で、炭火で焼き上げるホルモンは別格のおいしさがあった。 写真をとったら図らずもシズル感満

          かわいいホルモン

          天気がいいので歩いた日

          今日はとても天気が良く、午後から歩きやすい服装で、たくさん歩いてやるぞという気持ちで散歩に出かけた。 どこかで本を読もうと思い、今日はあれかなこれかなと考えていると、なかなか一つに絞れず、結局4冊をリュックに入れた。 午後の散歩で4冊読めるわけないけど、気移りした場合の保険にすべて詰め込む。 そう、図書館に返さなければならない本もあるので、まずは図書館まで行こうと。 いつもは電車でひと駅、しかし今日は歩いて、いつもと違う遠回りの道筋で行ってみよう。 軽装にしたつもり

          天気がいいので歩いた日

          図書館に棲む男④

          今日は日曜日。私は土曜日の夜を図書館で過ごし、そのまま日曜日の朝を迎えた。近くにあった適当な本を手に取り、椅子に座り、いまのところ自然に振舞うことができていると思う。 まだ開館したばかりなので人はまばらだ。しかし日曜日の来館者は多いのでこれから混みあってくるだろう。 昨夜から今朝にかけての出来事は、上手くいったようでもあるが、片方で不穏な謎を残していった。あの男は一体誰だったのか。今この瞬間、彼はどこにいるのか。 本能的に、彼に危険性はないように感じているが、かといって

          図書館に棲む男④

          図書館に棲む男③

          朝7時半、開館前の図書館。 多目的トイレの中にある収納スペース。 その扉を開けると、1人の男が窮屈そうに立っていた。 あまりにも想定外の状況に、頭が真っ白になり身動きが取れなくなった。一方で彼も、最初に「え?」と小さな声を発したまま、スマホを片手に私を見つめ、動かない。何秒ほど経っただろう。しばらくして、私は扉をそっと閉め、その場所から立ち去った。 彼は出てこなかった。 私は、そこから少し離れた階段の前でトイレの入口を観察していた。数分経過したが、やはり彼は出てこない。

          図書館に棲む男③

          図書館に棲む男②

          もしかしたら、なんとか工夫すれば、私はこの図書館に住むことができるのではないだろうか? 時間は深夜3時。頭がフル回転し始めた。 このまま朝を迎え、いや、朝が問題なのか。図書館は9時に開館する。遅くともその30分前には図書館員が出勤するだろう。その時に私はどうあるべきか。 うまくだれにも見つからないまま9時を迎えられれば、そのままお客として紛れ込めるだろう。しかしどうやって? きっと図書館員は朝の掃除や見回りなどで館内各所を隅々まで見て回るだろう。その時、同じようにソフ

          図書館に棲む男②