見出し画像

【2回目】※実体験※えげつない不倫 変化の始まり

不和

片時も忘れもしない2019年の初夏、私の家庭環境は大きな変化を遂げます。
それは妻との別居です。
今回は別居に至る経緯からお話いたします。


妻と別居する約1年ほど前のことでしょうか。私達夫婦は収入をアップさせるため、自宅でできる仕事を探してました。
収入をアップさせたかった経緯としては、最近かなり耳にするようになりましたがFIREを目指していたためです。
※FIREとは経済的な自立をすることで、早めに仕事をリタイアし、自由なセカンドライフを謳歌することです。

私は元々Web関連の個人事業を在宅しながら営んでいたため、妻は副業としてWebライターを目指すことになりました。目論見としては、私が関連の職業にいたため、色々と妻の副業をサポートができると考えていたためです。

突然ですが今現在夫婦で共にお仕事を
されている方はいますか?
仲良くやれていますか?
上下関係がありませんか?
お互いになんでも言い合える環境ですか?
私達にとって、夫婦での1つの仕事に取り組むのは
現実的なものではなかったのは確かです。
そればかりか日常を壊していくものだったと
今は感じています

私はこのとき
「妻の副業が私の本業と関わりがあるなんて、ラッキーだ。サポートは簡単だし、妻も必ず収入を確保できるに違いない。」
なんて甘いことを考えていたんです。
これが誤りの1つでした。

私が持つ仕事の知識を動員し記事の内容を添削するというのが、私が出来るサポートだと考えていました。
が、時としてそのサポートは妻にとって負担になっていたようです。
いつしか、私が妻の副業を管理するような立場になっていたのかと思っています。
記事の誤字、脱字、読者ターゲット想定、時季を意識した話題。とにかく口を出しまくりました。
それは全て自由で気ままなセカンドライフのためだ、と自分に言い聞かせて。
完全にマイクロマネジメントで部下を叱咤するダメ上司ですね…
自由なセカンドライフのための副業は、妻にとっては自由の利かない窮屈な作業となっていたかもしれません。皮肉な話です。

結局この妻の副業は全く収入になることはなく、妻からの
「もう無理。やめたい。」
の言葉により、廃業といたしました。
PCを購入したり、書籍を購入したのでむしろマイナスですね笑

その頃からです。
私は妻に辛くあたるようになってしまったのです。
私達の人生の目標を邪魔したのは妻である。と言わんばかりにです。
自分で書いていて、最低だとしか思えません。

変わっていったのは私だけではありません。
次第に妻は私に対して心を閉ざすようになっていいました。
日々夫婦の会話はまとまらず、妻が話をやめ、私は苛立ちを募らせる。
そんなことの繰り返しでした。
日常が味気のない、夫婦お互いのストレスの温床になってからでしょうか。
私はそれまで以上に仕事にのめり込むようになりました。

当時私は幼い娘との時間もあまり確保していませんでした。
夜中まで仕事をして、昼前に起きる生活を繰り返していたため、妻や娘とも生活時間が合わず、自宅にいてもほとんど家族と関わることは少なかったのです。

今となっては気付くべきだったのかもしれませんが、その当時から妻が私の実家に来ることはなくなりました。
娘を妻の両親に預けて出かけることも増えていきました。

それでも私の妻に対しての態度を改めなかったのは、どうせ妻は思い切った行動に出ないという慢心があったのだと思います。

ある夜、大喧嘩をした後になんのフォローもせずに翌朝を迎えてしまったことがあります。特に普通の朝だと私は思っていました。


別居開始

その日の朝、妻が自宅を出てすぐ
「もう一緒に暮らせない」
とメッセージが入りました。

人生が少し変わりはじめました。


あとがき

今日はここまでにしておきます。
タイトルに「えげつない」とか入れておいて、原因はお前じゃないか。というツッコミの声があることは理解しています。はい。
声を大にして言いますが、片方だけが一方的に悪い不倫なんてないと思います。
不仲に至るまでの相手側の態度も問題があったと感じる点もありますが、当事者の私は客観性を持って伝えることが出来そうにないので、ここでは私の落ち度をつらつらと書かせていただきました。

やはり昔のことを思い出しながら書くのはパワーが必要ですね。
ストレスもかかるので、更新はゆっくりになるかもしれませんが、継続してみていただけるととても励みになります。

あとはこの記事を書くにあたりきっかけとなった

離婚しない男 -サレ夫と悪嫁の騙し愛-

このドラマですが、第三話も見ました。
私も同じような経験をしていますが、自宅で不貞とは……
相変わらず酷いですね。
上手く不貞の証拠を集められない旦那への、弁護士の方の言葉が刺さりました。

親権取得は
罪悪感も情も捨てられないやつが踏み込んでいいことじゃない

当時の自分が聞いたらどう感じたんでしょうか。
聞かせてやりたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?