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NCのメンバーシップがスタートします

オルタナティブな出版の形を模索する試みとして、NEUTRAL COLORSは、5月1日からつくり手に焦点をあてたnoteメンバーシップをはじめます。

出版社、書店、自ら出版するアーティストは、本や商品そのものだけでなく、制作や流通を持続可能にする仕組み、出版を実現させるコミュニティなど、自分たちにとってベストな「背景」をもつくり出しながら活動しています。このメンバーシップでは、NCが可能な限り現地に赴き、普段は見えづらい背景まで探るべくインタビューし、掲載していきます。

NCは、印刷、製本、流通までを一貫して行う出版社として、リアルで切実な、共感できるトピックを投げかけていきます。つくり手同士だからこそひらかれる、表立って話されないお金の問題、業界の難しさと面白さ、立ちはだかる問題の解決方法。より深いところに向かって対話を進めることで「本音」に触れ、願わくばお互いの新たなアイデアを引き出したい。彼らの「本音の声」は何より、自分たち自身が知りたいことでもあります。

メンバーシップへの投稿は、月に2本の予定です。
第1回は、カルチャーショップ&スペース文化沼で開催されたトークイベント『How to Book in NC ―NEUTRAL COLORSと考える本づくりの始め方―』の内容を掲載します。

NCが昨年11月に出版した『How to Book in Japan』は、はじめて本をつくる人に向けたアドバイス・経験を、日本で出版活動を行う20のディストリビューターに真摯に答えてもらった一冊です。本のつくり方はどこでどうやって学んだ?利益を見込めない場合の出版は?どうやって流通させるか?など、投げかけた19の問いにNC自身も答えるべく、編集長・加藤直徳とアートディレクター・加納大輔がディスカッションしました。

雑誌が紙の束で一冊になるように、つくり手の「本音」が束となれば、これ以上心強いことはないでしょう。記事をきっかけに、本当につくりたい人の手がかりとなること、背中を押すこと、あらたな 「一冊」や「場所」への一歩となることを目指します。

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NEUTRAL COLORS

¥1,000 / 月
このメンバーシップの詳細

完全にインディペンデントとして存在し、オルタナティブな出版の形を模索し続けます。