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渋川プロにまさかの悲劇(笑) 1日に役満を2発連続放銃【超豪華弁当争奪戦】

 新婚のKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波プロにまさかの悲劇が訪れました(笑)。2試合連続で役満を放銃です。

 「超豪華弁当争奪! KADOKAWAサクラナイツ最強決定戦2023」が2023年5月20日(土)に行われました。

 KADOKAWAサクラナイツの企画戦で内川幸太郎、岡田紗佳、堀慎吾、渋川難波の4プロが対決。2試合の総合ポイントで優勝者が決まります。公式戦とは異なり、和気あいあいとしゃべりながら楽しく打ちます。

 渋川プロは1回戦で岡田プロに国士無双、2回戦では堀プロに四暗刻単騎待ちに放銃しました。新婚早々、幸せいっぱいの指輪を輝かせながら、連続して1人大きくハコ下に沈んだ渋川プロ。選手、実況、解説は爆笑の渦に包まれました。

 1回戦は岡田プロ、堀プロ、内川プロ、渋川プロの並び順。

 東4局を迎え、持ち点は北家・内川32500、東家・渋川26000、西家・堀21000、南家・岡田20500です。

 ラス目の岡田プロは7巡目に9索をツモって四萬を切り、国士無双のイーシャンテンです。

 岡田プロが欲しいのは白と1索。この日解説を務めていた渋谷ABEMAS・白鳥翔プロの名字とまさに同じの白(しら)・鳥(とり=1索)です。

 岡田プロはふざけながら「白・鳥(しら・とり)」と元彼の名前を連呼し、白と1索の引き入れを願いました。

 すると、8巡目にツモったのがなんと白。1索単騎待ちで国士無双を聴牌です。

 8巡目にトイツの1索を1枚切っていた渋川プロが9巡目に続けて外し、岡田プロに放銃しました。

 岡田プロは国士無双の32000点です。岡田プロは得意のダブルピースで大喜び。「白・鳥って言ったじゃない」と、ヒントを与えていたのに1索を切ってしまった渋川プロを笑って挑発していました。

 渋川プロは苦笑いするしかありません。

 このとき役満をあがり、超豪華弁当に近づいた岡田プロに対し、「まだ分からないよ」と挑戦状をたたきつけたのが堀プロです。

 2回戦で今度は堀プロが東1局に四暗刻の一撃を決めました。放銃したのはまたも渋川プロです。

 2回戦は堀プロ、岡田プロ、内川プロ、渋川プロの並び順。

 親の堀プロが8巡目に9索をツモった手牌です。

 東を切ればカンチャンの5筒待ちで三暗刻の聴牌です。

 しかし、堀プロは四暗刻を狙って聴牌に取らず、6筒を外しました。

 いち早く9巡目に聴牌したのは西家・内川プロです。カンチャンの3索待ちでリーチしました。

 ところが、3索は山に残っていませんでした。

 堀プロは10巡目に5筒をツモ切りました。聴牌に取っていたら三暗刻・ツモの4000オールのあがりでした。

 北家・渋川プロが12巡目に内川プロがツモ切りした赤5筒をチー。2索・5索待ちで聴牌しました。

 渋川プロはタンヤオ・ドラ1・赤ドラ2の満貫確定の手です。

 その直後、堀プロが13巡目に絶好の8筒をツモりました。四暗刻の東単騎待ちで聴牌です。

 渋川プロのチーで8筒は流れ、堀プロが四つ目の暗刻にしました。

 四暗刻単騎待ちの聴牌に実況の日吉辰哉さんの興奮が収まりません。立ち上がって、「東は2山」と声を枯らします。

 渋川プロが13巡目にツモったのが東。ノータイムでツモ切りました。堀プロに放銃です。

 堀プロは四暗刻の48000点です。

 日吉さんの「やばすぎる」という叫びが響きわたりました。

 まさかの役満の連続放銃に4選手とも大笑いです。

 渋川プロは自らのチーで堀プロに聴牌を許し、さらにあがり牌を自らつかんで放銃するという最悪の結果となりました。

 しかも、2発目の役満は親への放銃です。

 解説の白鳥プロは「何しに来たの、しぶちゃん」とあきれ顔。「指輪粉々に砕けてる」とからかい、笑いが止まりませんでした。

 その後、内川プロが追い上げ、超豪華弁当をめぐる争いは岡田プロ、堀プロとの三つどもえになりました。もちろん、渋川プロだけ蚊帳の外です。

 優勝したのは岡田プロです。この企画戦で連覇を果たしました。

 



 

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