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60歳 貯金2000万円で定年した場合

60歳で貯金2000万円もっていた場合、どのように資産を減らしていけばいいのかシミュレーション。


60歳で2000万円なら死ぬまで持つ


野村アセットマネジメント シミュレーション結果

前提条件は、独身男性、厚生年金に加入していて10万円前後のねんきんが見込めることだ。そして、運用先はオルカンやS&P500などのインデックス投資とする。

60歳で完全に定年をして、月20万円で生活をする。65歳からは、ねんきん収入があるので、取り崩し額は減り、月10万円+ねんきん10万円程度での生活とする。

家が問題ではあるが、一応この程度の収入であれば賃貸でも大丈夫だと思う。借りれる借りれないはまた別問題なので、省略。

運用利回りは、4%と7%とした。どちらでも独身男性ならもちそうだ。

新NISAで60歳に2000万円つくるには?


金融庁シミュレーション結果

60歳で2000万円あればいいということは想像できた。では60歳で2000万円をつくるにはどうすればいいか。

いま30歳だとして、30年間新NISAでつみたてる。利回りは5%とすると、毎月の積立額は24000円だ。思ったより少なく感じる。

30歳であれば、24000円ならなんとか捻出できるだろう。できない場合は、このシミュレーションが破綻するので、別の方法を考えるか、なんとしても24000円を捻出するようする必要がある。

すでに2000万円持っている場合は?

すでに2000万円を持っている場合は、コーストFIRE済みである。その2000万円を60歳まで減らさなければいい。インデックス投資に入れて、4%ルールで取り崩すもよし、現金で持っていて、元本保証をしつつ、給料を全額使っても問題ない。

私の場合は、まだまだリスク資産にいれて、さらに増やしているところだ。これが3000万円とかに増えれば、取り崩し金額が増えたり、60歳より前倒しで定年後のような(月20万円無職)生活ができる。

老後資金は確保済みであるのだから、もう給料から投資に回す必要もない。よって毎月全額使ってしまっても問題ないというのが現状だ。もっというと、2000万円をインデックス投資に入れて4%ルールに則れば、年間80万円は使っても資産が減らない。

ただ、上記の使い方は心理的にブレーキがかかる。理屈ではわかっているが、やっぱり不安なのでこうして定期的にシミュレーションにかけているところだ。

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