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新NISA 1,800万円の枠を埋めたあと、どうするか

新NISAは1,800万円の枠の上限がある。その枠を埋めたあとどうするかを考えたい。


独身FIREなしなら、1,800万円の枠で十分

ちょっと気が早いが、1,800万円の枠を埋めたあとを考えたい。人によってはいずれ検討する時期がくるだろう。私もその一人で、S&P500で1,800万円の枠を埋めた場合について考えたい。

まず前提として、独身である。総資産1,800万円は、1,800万円の枠を埋めることはしない。必ず現金余力は必要だ。そうすると、概ね資産2,000万円以上でそのうち、1,800万円を新NISAに投資している状態となる。

この状態が悩ましいところである。FIREできず、バリスタFIREは可能だが、その仕事(職場)がラクかどうかが微妙である。正直、今のフルタイムがとてもよい環境なので、積極的に変えたいと思わない。

FIREはできない、働くことは必須となると、劇的に人生が変わるわけでなく、老後に余裕がある状態の会社員という位置づけになる。

30代なら夢があるが

1,800万円の枠を30代で埋めることができれば、複利でFIREも見えてくるだろう。しかし残念ながら私にその時間は残されていない。よくみるシミュレーション通りにはいかないのだ。

それにDIE WITH ZEROを意識しているので、よりよく金を使いたいと思っている。と同時に、ネットの記事を見ていると、老後数千万あることが目標のような価値観を刷り込まれている。

そうなると、使ってはいけないのか。やっぱり老後は不安なのかという疑問が湧いてくる。

新NISA+いろいろなパターン

新NISA(1,800万円)を使い切ったあとのパターンを考えてみたい。

新NISA(1,800万円)+現金

とてもシンプル。おそらく独身で、60歳まで働くことができるのであれば、十分やっていけるだろうと思う。現金部分は65歳の年金受給までの生活費から逆算して準備する必要がある。気がかりなのは現金がインフレで日々目減りするということだ。

新NISA(1,800万円)+特定口座運用+現金

新NISA(1,800万円)の枠を使ってしまったが、さらに投資したい場合。特定口座(課税)で運用することになる。上記より更に盤石な気がするが、そんなに増やしてどうするの?という疑問が湧いてくる。世界的な暴落があった場合、大きく評価額を減らすことになる。それが65歳とかの場合、もとに戻るまで10年かかったら、もう取り戻す時間はない。ちょっとリスキー。

新NISA(1,800万円)+純金+現金

余剰資金は投資するが、株式ではなく、純金。田中貴金属工業でかなり安いコストで、運用できることがわかっている。ただ、税金がとても面倒で、確定申告が必要になる場面も出てくるかもしれない。だが、現金100%よりはいいかなぁと漠然と思っている。債券のほうが適当なのかもしれないが、今までまったく触ったことがないので、縁がなかったということで投資の予定はなし。

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