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新NISA クレカ積立10万円に対応 ポイントはどうなる?

クレカ積立の上限が5万円→10万円に引き上げられる。クレカポイントはどうなるのか。

各証券会社のクレカポイント

SBI証券

引き上げ実施後のポイント付与率などは、決定次第案内するとしている。

楽天証券

立額に対して「楽天カード」は0.5%もしくは1%、「楽天ゴールドカード」は0.75%もしくは1%、「楽天プレミアムカード」は1%の「楽天ポイント」が貯められる。

auカブコム証券

Pontaポイントの還元率も従来どおりの1%

マネックス証券

5万円までは従来と同じ1.1%の付与だが、5万円超~7万円以下は0.6%、7万円超~10万円以下は0.2%となる。

すでにポイント付与率を発表しているところもある。私はマネックス証券なのだが、1.1%で10万円までと思っていた。ところが、期待外れに終わった。他社を見て決定しないあたり、もう新規の顧客は積極的に開拓しないのだろうか。

注目はSBI証券だ。プラチナプリファードの還元率が10万円でも、改悪されずに継続されるかがポイントだ。もし改悪されないのであれば、SBIが最強ということになる。

私はポイントのためにNISA口座を移動するモチベーションもないので、私は今まで通りマネックス証券を使う予定だ。

月10万円の積立投資は大金か

新NISAの積立金額の公表されている資料を見た私の記憶では、5万〜7万円ぐらいが多かったと記憶している。ついで、旧NISAと同じぐらいの3万円。ヤフーニュースのコメントを見ていると、10万円積み立てられる人は何割かというコメントがあった。

確かに冷静に考えれば、貯金も少なく、貯蓄から投資に回せないのであれば、給料からということになる。家賃やもろもろ生活費があるのだから、そこから残った10万円というのは大金かもしれない。

おそらく、給料が10万円以上残るから10万円を積立てるひとは多くないと思う。私もそうだが、全額でないにしても貯蓄から回しているのだ。節約をすれば、毎月給料から10万円を積立てることができるが、年齢的にそれではいつ使うの?ということになるから、過度な節約はもうやめた。

月10万円でもまだ少ない

月10万円だと、年に120万円だ。オルカンのリターンを想定すると5%程度。年に6万円増えるだけだ。月にして5000円。正直、微妙な数字である。この物価高で下手したら、一回で消える金額である。

せめてあと10倍の年60万円。月に5万円ぐらいはほしいところ。となると、投資金額も120万の10倍の1200万円となる。オルカンのようにリターンが低い投資ではやはり元本が必要になってくる。

月10万円でも1200万にするには、複利部分を除けば10年かかる。無理なく少額でというスタンスだともっとかかる。オルカンやS&P500を選んだ人はこういう状況であることを理解して継続すべきだろう。

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