接客業を辞めて良かったこと、接客業をして良かったこと

嫌いだった接客業から抜け出せた。
仕事を始めてから、接客業が嫌いということに気付いた。

出来てしまったから、結局20年近く勤めてしまった。
もっと早く辞めてたらもっと多くのチャンスがあったんだろうなぁと思うと悲しい。

でも、仕事を辞めて1ヶ月経ったいま、やっぱりここまで続けたんだから辞めなければよかった。という気は起きない。
それがやめてよかったと思う最大の理由だ。

嫌いとはいえど、接客業を通して学んだことも大きい。

例えば、世の中には想像以上に色んな考えの人がいるというのが実感でわかるということ。
テレビのニュースやドキュメンタリー、ワイドショー、インターネットのSNSやブログなど、様々な人が様々なところにいるのをぼんやりと認識するのではなく、今目の前にとんでも無い考え方の人がいる。ということ。
そして、その相手をしなければならない。
さて、どう切り抜けるか。

経験とアイディア、思考を巡らせて、相手の言葉に耳を傾けて、相手の立場を考えて、最適な言葉や態度を返す。

接客業の大変さはここにあるのだろうと私は思っている。

大変だと思うから、世の接客業を頑張ってる人たちに、優しい気持ちで「お客様」になれる。

この優しい気持ちになれるというのが、接客業をしてきてよかったと思うところである。
いいお客様でありたい。お金を払うという意味でも、また来てほしいと思われるようなという意味でも。

では、接客業をこれからも続けたいか?と聞かれたら、絶対嫌ですと答えたい。
あんなに面倒で難易度が高くてストレスのたまる仕事、二度とやりたくない。

でも、一度、経験をしておいてよかったと思う。

半分寝てるようなときに書いたから支離滅裂かもしれんが、そういうことなのだ。

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