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介護・・・どうすりゃいいの?


2000文字以上の長文で失礼いたします。

ご無沙汰しております。m(__)m
先週、ようやく父の介護認定が下りました。

しかしながら、我々が想定していたよりも
はるかに軽い介護度であったため、
計画を考え直さなくてはならず、
今後のケアマネさんとの打ち合わせに向け
いろいろ勉強中であります。

残念ながらまだ暫く、
落ち着けそうにありません。(^^;)


今回、介護認定を受けるにあたって、
地域包括センターの職員さんや
介護施設の担当者の方々と
お話する機会をいただきました。

その中で分かったことなのですが、
今、介護が必要な高齢者が急増し、
居住型の施設はもちろんのこと、
デイケアでさえも空き待ちが多くて
当初のキャパを超えてまでも
受け入れを行っている施設が
あるほどなのです。

さらに、介護認定が下りても、
ケアマネさんが見つからず、
待ち状態の方も多いとか。

ありがたいことに、
今回は包括センターの担当の方が
ケアマネさんを探してくださり、
その方が父を担当してくださるそうです。

本来、父の介護度では
ケアマネさんはつかないのですが、
今回担当してくださる方は
要支援でも要介護でも
対応してくださるとのことでありがたいです。

私は十数年前、祖母の介護認定の
手伝いをした経験があります。
その際には、ケアマネさんの事業所を
自分たちで選ぶことが可能でした。
また、宿泊施設やデイケア施設等は
ほぼ自由に選ぶことができました。

それが今は、気に入った施設が
見つかっても空きが無い、
もしくは希望の曜日や時間に
通所できない状況です。


ここから先は、私見ですが・・・

介護が必要な高齢者が
急増している現在の状況では、
なんとか家族・親族で介護を
持ちこたえることが出来そうな場合は
介護度が上がらないのではないかと
感じています。

実は義理の母なのですが、
今まで要介護2だったのに
今年は要支援1(一番軽い)
になってしまったのです。
介護から支援ですよ?!

一見すると普通に見える義母ですが
あきらかに認知症の症状があります。
身の回りのことは何とか自分でやっていますが、
掃除も料理も殆どできなくなっているため、
介護と見守りが必須の状態です。

なのでリモートで働く夫と
フルタイムで働く義妹、
そして連休や夏休みなどは
大学生の義妹の息子まで駆り出されて
交代でなんとか介護を続けています。

介護施設への通所や宿泊は
義母本人が強烈に拒否しているので
なかなか利用できません。

もしかすると、そのことが
今回の介護認定に
響いたのかも知れません。

しかしそれでも義母の今の状態で
要支援1は今まででしたら
考えられないのです。

要支援1では家族に何かあり、
介護ができなくなったときに
金銭的な負担や必要なサポートを
速やかに受けることが
難しいのではないかと不安です。


私の父には認知症の症状はありません。
しかし身体の自由が利きません。
トイレに行く時も補助器具を使い
壁を伝いながら移動します。
夜はベッド脇の簡易トイレを使っています。
入浴は何とか一人で頑張っていますが、
見守りが必要な状況です。
もちろん、一人で外出はできません。

以前、父は入浴中にバスタブから
立ち上がれなくなってしまい、
身長155cm、体重45キロの
小さな母が、180cm80キロの父を
支えて、引っ張って湯船から出しました。

母は父と同じ80代。
まさに老々介護です。

私は父も心配ですが、
母のこともとても心配なのです。

少しでも多くリハビリを行い
現状維持もしくは改善を
願っていたのですが、
今回の介護度では十分な
支援が受けられません。
現在先行して借りている
介護用ベッドも自費となってしまいます。

妹はパートですが、
フルタイムで働いています。
私はもう少し自分の仕事に
打ち込みたいのですが、
それも難しい現状です。

私の夫は自分の親の介護で
精一杯ですし、妹の夫は
昨年大きな手術をして
体調が不安定な状況です。

ついでに言うと、
妹の子供も私の子供も
今年は受験生なのですよ~、
こちらも心配が尽きません。(^^ゞ


こうして書き連ねてみると
我ながら、なかなかに
ストレスフルな状況下であるなぁと
気が付いてしまいました(笑)


同じような状況の家庭が
日本中、いたるところに
に存在するのではないでしょうか?

それに甥のような、部分的に介護を担う
隠れヤングケアラーも大勢いるはず。

我が家よりもお子さんが小さくて
手がかかる中で、ご苦労されている家庭も
多いのではないでしょうか。

そして何よりも、おひとりで介護をなさっている方の
疲労や心労を慮ると、胸が締め付けられます。


認知症が進まぬように、
歩けなくならないように、
寝たきりにならないように、
早い段階からリハビリができる
施設があると、いいのになぁと
つくづく感じています。

リハビリは誰かと一緒に頑張ることで
張り合いも出るし、
辛くても続けられるのではないかと
私は考えるのです。

どうしても自宅では家族に
甘えてしまうし、一人でリハビリを
継続するのは難しいのではないでしょうか。

現在のように症状が進んでからでないと
施設を利用できない現状では
介護が必要な高齢者が
増える一方だと思うのです。

それに伴い介護職員の方々の
ご負担も大きくなるばかりなのでは。


今はいろいろと学ぶことがあり過ぎて
身体と頭が追いつかない状況です。

今の日本の高齢者介護の様子を
私事ではありますが、一例として
少しでもお知らせ致したく
記事にしました。

また、新たな展開がありましたら
お知らせします。(^^)/


今回は少し愚痴めいた記事で
スミマセン!m(__)m





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