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Silent第5話を見ました。


今季一番次の放送を毎回楽しみにしているドラマです。曲もすごく素敵ですよね。

official髭男dismさんの「Subtitle」、何度も聴いてます。言葉は雪の結晶っていう歌詞にサクッとやられちゃいました。私は人に優しく思われたいと言葉を重ねてしまうタイプの人間なので、たまに薄っぺら過ぎて自分でもびっくりしてしまうんですよね。ははは。相手に気を使わせずに、見返りがなくても優しくできるような人間になりたいです。

そんなこんなで今回も妄想絶好調!
ついに紬とみなとくんが別れてしまいました。この2人、本当に大好きだったのでツライです。どうしたって傷つくんでしょうけど、やりとりがほんわかした、2人らしい優しい別れ方でした。紬は倒置法みたいな感じで、思いついた順で話すことが多くて、もともと天真爛漫な感じなので、みなとくんに気持ちを許している感じがすごくします。紬がみなとくんに態度で感情をぶつけているユニフォームを干すシーンや、みなとくんの家に行って平静を装う中で、どうにか修復できないか探っているようなシーンがチクチクヒリッとします。でもみなとくんみたいな優しく穏やかな人は1度決めると動かないイメージがあります。暖簾に腕押しみたいな、なに言ってもかわされちゃうんです。みなとくん…ああみなとくん…
紬の親友のマコちゃんもすごく良い子ですね。この2人の関係性、とても素敵です。みなとくんに紬をプレゼンするシーンでは紬のことをよく見てて、押しつけるでも怒るでもなく優しくみなとくんに伝えていて、配慮のある子です。前の放送でも、「好きな人がいなくなったから付き合ったのかと思ってた。ちょっとだけだよ」とストレートに自分の気持ちを、でも気遣いを忘れずに言えてて、それを紬も受け入れてて、あんな友達、羨ましいな。

そしてハンバーグのシーンです。みなとくんに手伝ってもらって食べた、思い出のあるハンバーグっていうメニュー。今度は自分で作って、弟と食べようとする紬。「残りは明日」と言うんですが、電話したあと弟が言った「食べきれそうだね」に同意するんです。紬が前に進んだという感じがしました。大きなことを決めるとき、すごく怖かったり辛かったり、不安なように思うんですけど、決めてしまえば思ったほどではなかったと感じたこと、ありませんか。決めるのが一番難しくて、決めてしまえばするっと行ってしまうあの感じです。みなとくんとの思い出の象徴みたいなハンバーグを、食べて身にしてしまう紬、カッコいい。
 想に会いに行ったカフェで、最初何でもいいよ、といいますが、思い出したようにハンバーグ以外で、という紬。みなとくんとの関係に区切りをつけて前に進んだ感じもしますし、ハンバーグを想と共有しないことで、思い出を大切にしまったようにも感じました。

あと、もうひとつ好きなところが、想が先生に「ださいわ~」と言われるところです。ちょっと想が心外な顔するんですよね。迷惑をかけると思って身を引いた、って美しいんですけれど、角度を変えるとそのくらい自分には影響力があると思ってるとも言えてしまうんですよね。身を引いたとも言えるし、自分で選んで眼を背けたとも言えるんです。ああ、難しい。もし自分が恋人や仲の良い友人に想のようなことをされたらやっぱり結構ショックです。迷惑をかけたら離れていくと思われたのか、とか、言えないくらい信用無かったのかな、とかぐるぐる考えてしまいそう。一緒に乗り越えたかったな、支えたかったな、と思ってしまう。そして頼られなかった自分にもがっかりしちゃう。繊細で謙虚であるが故の傲慢さ、というか。想はまわりが見えないくらい本当にキツかったんでしょう。関係を断たないと耐えられないくらいに。先生とのやりとりを見て、想の耳は劇的な変化を迎えましたが、まだ心が追い付いてない、想の時間だけが止まってるように感じました。そしてそれに少しずつ気づき始めてる想…頑張れ想!!
あああ、みんな、幸せになってほしい。

余談ですが、キラキラする恋愛って素敵ですけど、ちょっとすり減るときありませんか。学生の時になら乗りきれたかもしれませんが、大人になると逆に疲れちゃったり…紬と想、紬とみなとくん、出会うべき時期に出会って、恋をしたように思いました。そして、再会した紬と想のストーリー、楽しみでたまりません。

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