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Silent 第3話を見ました。

毎回、本当に泣いています。このドラマ。今回は個人的には一番泣いたかも知れない。みなとくんの苦しみ。みなとくんって優しくて優しくて優しくて、でもその優しさって劣等感からできてる部分がある。
高校の時って、みなとくんの声は想にも紬にも届いているようで届いてないんですよね。それって2人の世界を尊重しているから故意に届けてない、というのもあるんでしょうけど。
 紬との再会のシーンは、みなとくんが紬の変化に気づいて一歩踏み出す。思いを届けようとする。それがあのガラスを叩くシーンなのかな、なんて思いました。
 想にみなとくんが話しかけますが、想は気づかない。みなとくんが現実にショックを受けるシーン。受け入れられないくらいにみなとくんは想のことを大切に思っていたわけで、想の病気もショック、想が話してくれなかったこともショック、こんなに自分は受け入れられなくて苦しいのにすんなり受け入れて前を向いちゃってる紬にもショック(これは嫉妬にも近いのかもしれない)…そしてここからは妄想になっちゃいますけど、多分みなとくんには想から紬をとりあげてしまったような罪悪感や想のことを知ろうとせずに責めてしまっていた後悔、それを違う感情で楽に処理しようとしてしまった自己嫌悪、自分を責める気持ちのぶつけどころがなく、想や紬への態度に出てしまっているのかな、と思いました。これはみなとくん自身の問題なので、どうしようもないですよね~。そこには紬の励ましや前向きな言葉も、想の全てを受け入れた表情も届かない。言いたい言葉を飲み込んできた結果であり、これはみなとくんが越える課題なのかな、と。
 前向きで明るい紬も、真面目で人に頼れない想も素敵ですが、私的にはみなとくん、推してしまいます。ある意味これはみなとくんの話なのでは、と思ってしまう今日この頃です。
本日4話放送。テレビの前で全力待機です!


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