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Silent第4話を見ました。

はい。もう、毎日見てるのでは、と思うくらい繰り返し見ています。Silent4話。シナリオも良いんですけれど、演出もすごく素敵だなって思ったら風間監督なんですね。「ちぇりまほ」の風間監督。そりゃ最高なわけです。
そして、相変わらずみなとくん推しな私です。考察ならぬ妄想もめっちゃ膨らんでます。ははは。以下ネタバレを含みます。



 みなとくんにとって紬は結局「想の彼女」だったのかな、と思いました。紬、とっても良い子だし、本当にみなとくんのこと好きなんだと思うんですよね。じゃないとあの状況で追いかけないんじゃないかと。想の方に気持ちがあれば、想に理由を聞くか、そばにいると思うんですけど、紬が追いかけたのはみなとくんでしたよね。寝言でみなとくんを呼んだり、フットサルにも通訳としてではなく、みなとくんの応援に行くと言ったり…紬からこんなに愛が溢れていても、みなとくんに聞こえてないんだな、届いてないんだな、って。コーンポタージュを渡すシーンは象徴的と言いますか…紬に渡すコーンポタージュが冷えているのがもう、なんとも言えません。しかも、想からもらったものでしたよね。オウ。
 紬と想が手話で会話するのを離れた場所から見てるのも、話している内容はたいしたことではないんですけど、手話で会話することによって2人だけにしかわからないことを話している、2人だけの世界を構築しているように見えてしまう。本来であれば、コミュニケーション手段は内容とは関係ないし、親密性とも関係ないはずなんです。でもすごく親しげに見えるんですよね。誰かと分かち合えたと感じるとき、人は一体何を基準にしてそう判断してるんでしょうか。グルグルかんがえてしまいました。
 自分の柔らかい弱い部分を明け渡せるかどうかって、恋愛ですごく重要だと思いますが、紬って素直だから自然とできちゃうんでしょうか。みなとくんには難しかったのかな…正面から見てなかったのって、みなとくんの方だったのでは、紬はみなとくんの優しすぎるところも自信がないところも全部ひっくるめて真正面から見てるんですけど、みなとくんは紬の横顔しか見てなかったっていう。寄り添ってるけど抱き合ってないみたいな。みなとくん、幸せになってほしい…まだ完全に別れたわけではないですけど。
それとは別に、今回のフットサルのハイタッチシーン、感動しました。一方で想が反則をとられるシーン、笛が鳴ったことに想だけが気がつかなくて、でも仲間に流される場面は認識のズレを表しているような気がします。誰も想が聞こえていないことに気がついてないか、大きなこととしてとらえてないかわかりませんが、この小さく見えるズレが想にとっては大きく感じられるのではないかと。そして、さらに積み重なることによって想が傷つかないことを祈ります。
 みんなすごく善意でやってるんですよね。傷つける気持ちなんて1ミリもないんです。ああ、難しい。
 1週間、あっという間でした。今日も正座待機です。

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