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M1 Pro MacBook Pro でDaVinci Resolveのカラコレ・カラグレに挑戦してみる話

新Macbook Proを買った最大の理由がDaVinci Resolveというカラーコレクション・カラーグレーディングができる動画編集ソフトを使ってみたかったから。
M1でも良かったのかもしれませんが、マルチカム編集もするのでCPUコアやGPU性能が足りないのではないかと思い、GPU強化版である新Macbook Proを待っていました。

動画撮影していると、メーカーや機種によってホワイトバンスが全然違ってきます。
シーンが変わればあまり気になりませんが、同一シーンでマルチカム編集をしていると結構気になります。

しかし、このホワイトバランスというか色味を合わせるのは結構骨の折れる作業なので、「簡単かつ調整が細かくできるもの」ということで、評判の良くかつ無料なDaVinci Resolveを使いたくなりました。

機能が色々ありすぎてとても短期間でマスターできないので、最低限やりたいことだけでもできるようになりたいと思います。

カラーコレクションの必要性

舞台を撮影する際は照明により、ホワイトバランス(WB)をオートにするとコロコロ変わるので、後で調整するのが非常に面倒になります。
WBを固定してしまうのが一番いいのですが、そのままだと絵として非常に観ずらいものになってしまいます。

照明の色の雰囲気を崩さずに、脳内イメージと同じような色合いにしたいのですが、仕事ではなくあくまでも子供の舞台を撮影・編集しているだけなので、WBを固定化し、シーンごとにWB調整するのも、正直面倒です。

したがって、WBはオートにして撮っておりますが、SonyとかNikonのカメラだと全体としてはまあうまく調整してくれていると感じます。

それぞれ単体としてはイイ感じですが、機種ごとに全く同じようには調整されないので、マルチカム編集をしていると機種間の差異により色のズレがどうしても発生します。
今までは適当なところで諦めていましたが、DaVinci Resolveによってもしかしたら解決できるかも、という淡い期待を抱いています。
(でもあまりにも面倒だったら止めます)

DaVinci Resolveを使ってみての第一印象

過去にはVideoStudioやFinal Cut Pro X、Power Directoなどを使っていましたが、それとらの印象の違いですが、

メニュー多っ!
選択できる項目が多すぎて覚えるのが大変そう。
用語も見慣れないものが多いし、ショートカットも覚えないと不便だし、こりゃ大変だ。
使いこなすのは諦めて最低限のことだけをできるようにしたいと思います。

「カット」ページだけでもほとんどのことはできるし、操作感がFCPXと似ている気がしますので、当面はざっくり編集はカットページで行なって微修正をエディットページ等を使って行いたいと思います。

チュートリアル多め!
WebサイトやYoutube等でチュートリアルが溢れているので、分からないことがあっても何とかなりそうです。
これは助かる。
ムック本を買おうかと思いましたが、ネットでの評判がイマイチだったので高いし、買うのを止めておきます。

処理早っ!
これは多分M1 Proチップによる恩恵ですね。
トラックを重ねても編集はシークを含めストレスフリーです。
操作の軽さについてはFCPXとの差はさほど感じないですね。
スタビライゼーションはそれなりに時間がかかりますが、結果を見ると歪みなどあまり実用的でもないと感じましたので、使わないと思います。
レンダリングもそれなりですし、基本ほったらかしなのであまり気にならないです。

無料!
動画編集に関するほとんどのことがDaVinci Resolve無料版でできます。
有料の他のソフトを買う理由が見つかりません。
私はこれまでいくつかの動画編集ソフトを購入しましたが、これほど高機能なものはなかったです。
これで無料で本当にいいの?って感じ。

Final Cut Pro Xも当時は使いやすいと思っていましたが、細かい調整がやりづらいので、Davinciを使った後に使うとかえって面倒に感じます。

覚えることがあり過ぎて大変ですが、これから動画編集を始めるならDavinci Resolveでいいのではないでしょうか?無料だし。

カラーグレーディングについてはまだやっていないですが、慣れたらそのうちトライしてみたいと思います。

ちなみに私は使いたいメディアのソース(動画、音楽)は分けて保存管理しているのですが、Davinciの環境設定で「システム>メディアストレージ」で保存してあるフォルダを設定しておかないと、次回編集する際に高確率でバグりました。
私だけかも知れませんが、ご参考までに。




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