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EverQuestを遊ぶPCを準備する

ここ数日、Everquest(以下EQ)のエミュレーションサーバの紹介、そのサーバのひとつであるEQ mightに関して紹介してきた。それぞれの日記で、簡単なインストール方法も書いたが、いまいちピンとこない方もいらっしゃると思う。この手のまったく遊びのない洋ゲーはとにかく最初のハードルが高い。その辺に関して少しでも下げることができたらなと思う。

今回の日記の流れとしては、もうすでにEQがインストールされているPCでもう一度入れ直して動かすのではあまり現実に即していないため、PCを一台、まっさらな状態からはじめてみようと思う。私の日記は、基本的にEQ日記と、Wizardryの開発と、PCをいじる日記で構成されている。今回はEQとPCをいじる日記の融合みたいな形になると思う。コンセプトは、「なるべく金をかけずにEQを遊ぶ」といったところか。

DELL Optiplex3020 SFF

私がよく行くハードオフで、ストレージがないジャンク品扱いで1000円で売っていたので買ってきた。状態は非常によかった。どこかのクリーンルームで使われていたんじゃないかと思えるくらいホコリもなにもついていなかった。CPUはi5-4570で、第四世代の一般的なビジネス向け小型PCである。第四世代のころはRyzen前夜でAMDはグダグダでIntelがほぼ市場を席巻していた。当然数も多くでた。今となってはWindows11がインストールできず、小型であるためまともなGPUも搭載できないため、かなり安く売られている。今後第七世代以前のPCはどんどん値下がりしていくと思う。
ただ、ゲーム以外の用途であれば、特に問題はない。ゲーム以外と言ったが、EQを遊ぶにも全く問題はない。内蔵グラフィックスで十分である。このPCをちょっといじって、その後EQのインストールとセットアップまでやっていきたいと思う。

中身

ちゃんと16レーンあるPCIeがついているが、残念ながら隣が電源で隙間が狭くロープロファイルで1スロットなGPUしかつけられない。さらに電源容量が225Wであるため、まあほぼ拡張性はないようなものだ。昔この手のPCに無理やりGPUをつけたりして遊んだりしたことがあったが、今回の主旨から外れるのでおいておく。

2GBx2

メモリはDDR3で2GBx2で4GB搭載されていた。ちょっと少ないので、増やすことにする。DDR3もハードオフでかなり安く売っているが、今回は家にあったあまっている4GBをふたつつけることにした。これで8GBだ。なんとなく6アカウント動作させるなら16GBはほしい気がするが、まあこのまま行ってみよう。

あと、ハードオフのジャンク箱の中にXeon E3-1226 v3があったのでついでに買ってきた。XeonはCoreシリーズと比べて知名度が低く、性能もわかりにくいため、結構ジャンク扱いで激安で売られていたりする。これはもともと搭載しているi5-4570とコア数は同じだが、ちょっと周波数が高く、L3キャッシュが多い。内蔵GPUもほんのり性能がよさそうだ。せっかくケースを開けたので、載せ替えよう。

グリスがカピカピ

この手の古いPCは、CPUグリスが乾いていることがあるので、CPUの載せ替えをしなくともグリスの塗り直しはしたほうがいいのかもしれない。あとストレージだが、amazonあたりで256GBのSSDが4000円切ったくらいの値段がうっているので、それをつかうのがいいかもしれない。ストレージの中古はおまけでついてくるならともかく、わざわざ買うのは全くおすすめしない。メモリは8GBで1000円とすると、ここまでで総額5500円くらいか。

インストール完了

本当はLinuxを入れて、そこからWindowsエミュレータで動かすくらいのことをやりたかったが、普通にWindows10を入れることにした。DELLやHPなどのビジネス系のPCはWindowsのライセンスが入った場合であることが多い。今回も普通にライセンス認証が通ったのでこのままでいくことにする。ビジネスPCは拡張性に難があるが、OS部分でお得になることが多いと思う。たぶん今回のPCはWindows11までいれらると思うが、11は感覚的に重い気がするのでやめておいた。

ベンチマーク

Xeon E3-1226v3はi5-4590よりちょっといいくらいの性能だった。仕様的にもそんな感じだと思う。ミニPCで有名なIntel N100と比較すると、シングルはほとんど同じくらい。マルチは1000くらい高い感じだろうか。まあ5000円のPCと考えればそれほど悪くないと思う。

では次回、このPCにEQをインストールし、セットアップしていこうと思う。

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