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【読んだ本】 榎本 博明:承認欲求に振り回される人たち

「ゲイと女の5点ラジオ」というふざけたポッドキャストをやってます。
お時間ある時、ぜひ聞いてみてください。
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こんばんは。しょうちゃんです。

最近本当に書くことがなくて困っているので、読んだ本のご紹介をさせていただきます。Amazonのリンクですが、アフィリエイトとかじゃないのでご安心ください。(何を?)

1日でサラッと読める内容だったので、まだまだステイホームが続く方やそもそもステイホームしがちな方へおすすめです。気になった箇所やフレーズといくつかご紹介させていただきます。

市場的構え

市場的構えとは、商品が市場に流通する際、その価値が交換価値によって決まるように、自分の価値も人気によって決まるかのようにみなす心の傾向を指します。
交換価値は、どれほど人が欲しがるか、つまり人気によって決まってきます。

もともと「他人の目」を気にしがちな私たち日本人にとって、この市場的構えがどんどん蔓延してくると、さらに地獄のように他人の顔色を伺う必要が出てきたように感じます。

誰もがこの市場的構えを身につけてしまった結果、「いいねが欲しくてたまらない」「否定的な意見は聞きたくない」「嫌われたくない」などの「承認欲求」が暴走し始めたのかもしれません。

安易な承認欲求の満たし方

スポーツで承認欲求を満たすには、血の滲むような練習を、長い時間かけて地道に積み重ねる必要があります。(中略)必死になって乗り越えた先に、ようやく承認欲求を満たす可能性が見えてきます。
SNSにふと思いついたアイデアを投稿したり、(中略)自撮り写真を投稿したりして、「いいね」をもらうことで承認欲求を満たすのは、あまりに安易な満たし方と言わざるを得ません。
私たちにとって基本的欲求であるはずの承認欲求が、時として悪者扱いされるのも、SNSなどで安易に満たせるようになり、「承認欲求に振り回される人たち」が目立つようになったからなのです。

ぎゃー耳がちぎれそうなほど痛いです。適当な自撮り(に見せかけて何枚も撮ってはいますが)をあげて、安易にいいねをもらって自分の心を落ち着かせていた自分は顔真っ赤にしてます。

「あれ?これでこんなにいいねもらえるの??」みたいな事を一度経験してしまうと、自分の中で発信したいものより、他の人からいいねがもらえそうなものを載せるようになるんです。(経験談)

他者とのつながりの世界に生きている

日本のような非西欧文化では、自分自身を周囲との社会関係の一部とみなし、関わりのある他者の思考、感情、好意をどのように受け止まるかによって、行動が決まってくると言います。

なので、日本人は「承認欲求」を捨てることはほぼ不可能と書いてありました。私は、承認欲求すら無ければ…と思うことが1週間に3〜4回はあるので、不可能なことを望んでいたとわかりました。

「人の目なんて気にしなければいいのに〜」言われたことがかれこれ数えられないくらいありますが、出来ないんだって断言してもらってちょっと楽になったように感じました。また、

承認欲求をしてて自分の思い通りに振る舞うことで、承認欲求に振り回される苦しみからは解放されるかもしれません。ですが同時に、周囲に溶け込むことができなかったり、(中略)不適応感に苛まれることになるでしょう。

とも書いてありました。結局できないことを望んでた上に、もし出来たとしてもさらに別の問題が発生するなら、もう承認欲求と共に歩んでいくしかないんだな、と決心出来ました。

んじゃあどーしたらいいの?

「承認欲求に振り回される人たち」にはいくつか心の持ちようだったりが書いてあったのですが、自分に当てはまるところそうじゃないところが色々載っていました。

私はちょうど先日「腹を割って話す」といういい機会に恵まれたので、ヴァジャさん以外にもいろんな人に、怖がらずに立ち向かってみようと思えました。(詳しくは本を読んでみてください)

他人の承認欲求が異常に目に付くあなたも、実は同族嫌悪で自分の中にも押し殺してる承認欲求があるかもしれませんよ。というわけで本日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

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