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「エンタメ(マンガ・アニメ・映画など)」作品のレビュー

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広く「マンガ」「アニメ」「映画」など、エンタメ作品関係のレビューを紹介します。後日整理の予定。
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記事一覧

コマツシンヤ 『午后のあくび 3』 : さようなら あわこさん。また会う日まで。

書評:コマツシンヤ『午后のあくび 3』(全3巻・亜紀書房) これまで、いろいろな漫画や小…

年間読書人
13時間前
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クロード・シャブロル監督 『美しきセルジュ』 : 意外に褒めてもらえない「ヌーヴェ…

映画評:クロード・シャブロル監督『美しきセルジュ』(1957年・フランス映画) 本作は『ヌー…

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クリスチャン・タフドルップ監督 『胸騒ぎ』 : 日本人こそが見るべき映画

映画評:クリスチャン・タフドルップ監督『胸騒ぎ』(2022年、デンマーク・オランダ合作映画)…

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サミュエル・R・ディレイニー 『ノヴァ』 : オリエンタリズム的「文学性」の勘違い

書評:サミュエル・R・ディレイニー『ノヴァ』(ハヤカワ文庫) サミュエル・R・ディレイニー…

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ジャック・リヴェット監督 『王手飛車取り』 : 作品自体を見てもらえない作品

映画評:ジャック・リヴェット監督『王手飛車取り』(1956年・短編フランス映画) 本作は、作…

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Kashmir 『てるみな 5』 : 日常のなかの異界へ

書評:Kashmir『てるみな 東京猫耳巡礼記(5)』(楽園コミックス・白泉社) 前の第4巻の…

年間読書人
10日前
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リンク集 「漫画 (生きづらさ・女の子と男の子・オタク・本好き・カワイイ系)+α」関連レビュー

【主たる収録作家】 (生きづらさ系) 模造クリスタル、藤生、長崎ライチ、平方イコルスン、三島芳治、つくみず 三堂マツリ、春場ねぎ、右腹、若林稔弥、柴、玉川重機 きづきあきら、ニコ・ニコルソン、安野モヨコ、にゃるら 道草晴子、水谷緑、やまだ紫、大白小蟹 (男の子系) 今井哲也、阿部共実、山口つばさ、小畑健&大場つぐみ、山本崇一朗 じゃんぽ〜る西 (本好き系) 施川ユウキ、COCO、久住昌之 (カワイイ系) 遠藤達哉、芹沢俊介(手塚治虫論)、藤井おでこ、西森裕之 小林拓己、赤井さ

リンク集 「異界行系の 漫画・小説・特撮ドラマ+ガロ系漫画」関連レビュー

【主な収録作家】 (漫画家) panpanya、Kashmir、コマツシンヤ、坂月さかな、三堂マツリ (特…

年間読書人
10日前
4

リンク集 「〈心って何?〉 ロボット・AI系 漫画・アニメ・小説・批評研究書」関連レ…

【収録作家(作品)】 (ロボット系漫画) 矢寺圭太『ポンコツぽん子』 池辺葵『私にできるこ…

年間読書人
10日前
8

リンク集 「漫画(SF・ホラー系)」関連レビュー

【主たる収録作家】 (SF系) 瀬野反人、今井哲也 福井健太編『SFマンガ傑作選』 (収録作家:…

年間読書人
10日前
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シドニー・ルメット監督 『十二人の怒れる男』 : 理想を信じた時代の「アメリカの良…

映画評:シドニー・ルメット監督『十二人の怒れる男』(1957年・アメリカ映画) 本作は、子供…

年間読書人
11日前
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『井上俊之の作画遊蕩』 : アニメーター目線の問題提起とその限界

書評:井上俊之著・高瀬康司編著『井上俊之の作画遊蕩』(KADOKAWA) 本書は、ベテラン人気ア…

年間読書人
13日前
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ロジェ・ヴァディム監督 『素直な悪女』 : 女の魅力 と「ヌーヴェル・ヴァーグ」

映画評:ロジェ・ヴァディム監督『素直な悪女』(1956年・フランス映画) 先日、レビューを書…

年間読書人
2週間前
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スタンリー・キューブリック監督 『時計じかけのオレンジ』 : 半世紀前の「暴力とエロス」描写

映画評:スタンリー・キューブリック監督『時計じかけのオレンジ』(1972年・アメリカ映画) アンソニー・バージェスの近未来ディストピアSF小説を原作として、スタンリー・キューブリックが映画化した、1972年の作品。 「名作」の誉高い作品だが、いま見ると、いささか「評判だおれ」。 歴史的な価値は認めるものの、私には「いま見ても、古びることなく素晴らしい作品」だなどとは、歯が浮くから、とうてい言えない。 なにしろ、本作は1972年の作品で、日本では、大阪での最初の万国博覧会