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パパ検定 -理想か現実-

朝の番組で「パパ検定」なるものが紹介されていた。
「パパ検定」は、パパではなく、子どもがパパについて質問に答えるもの。制作は長崎県。
子どもが思ってたより、お父さんのことを知らない。その様子にパパはショックの表情。
最終的にパパの点数は子どもが自らつける。

点数がかかれた答案用紙を見たパパの表情が
とても印象的でした。

ちょうど昨日、うちの息子に言われた。

 お母さんは、どうして結婚しないの
 どうしてお父さんは、僕の面倒をみないの
 お母さん指輪してるのに、なんでかなって

「お母さんとお父さんは、
 仲良くできなかったから、
 一緒に居られなかったんだ。
 お母さんの指輪は「自分を守る」
 という意味で右手中指に指輪をしているの。
 結婚していたら、左手の薬指だからね。
 自分で買ったものだよ。
 お父さんは、今どこにいるか、
 お母さん知らないんだ」

こう答えるだけで精一杯だった。
お父さんが会いに来ない事に疑問を持っていたらと思うと居た堪れない。
2年も養育費を払わず、調停は無断欠席。
調停員の人が何とか連絡とって来させてみたら
「5000円しか払えません」と、とても健康的な顔で答えていたと。
平等であるはずの調停員の方ですら、呆れと苛立ちを見せるほどの状況だったことが分かる。
離婚してから一度も子どもに会いに来たことはない。
ご両親とも絶縁したようだ。


こんな人を選んでしまった自分にも失望するけど、
こんな人が父だなんて、知ったら息子もショックを受けてしまうかもしれない。


テレビで見る「お父さん像」は
子どもといっぱい遊んだり、楽しそうな演出をされている。
現実はそうじゃない。
それは出産後のお母さんも同じ。
あまり余裕のある、赤ちゃんを抱っこした綺麗な格好のお母さんを放映しないでほしい。
みんなできるものだと思ってしまうから。
「何でお前はそんななの?」って、メディアは現実的を見えなくしてしまう。

そんな中、リアルだなと思ったドラマが「コウノドリ」。
これは学校教育で見せることをおすすめします。
できれば逃げ恥とセットで。

夫婦の形、子供を産むという現実が分かります。

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