楳図かずお大美術展 福岡三越 鑑賞 2024.3.9(土)
3月9日、土曜日。楳図かずお先生の大美術展鑑賞に大分から博多天神まで足を延ばしてきました。
これで、鴨川つばめ先生のマカロニほうれん荘展 in 福岡(2018年11月23日金曜日、2019年1月14月曜日 北九州市漫画ミュージアム)、藤子不二雄A先生展(2019年8月 博多天神西鉄ホール)に続いて、一番大好きな三大マンガ家さんの展示会をついに体験。
昨年から体調不良でどうするかずい分迷ったが、鳥山明先生の訃報もあり、やはりどうしても観ておきたかった。
一部写真撮影許可エリアがあったのが嬉しかった。カメラを持って行っておいて良かった。
それにしても百枚以上もの生原稿、1枚1分近く見つめていた気がする。後で分厚い図録を購入したら全部載っていたけれど、ライブで生は格別なのです。
新作カラー原稿101枚の後、着色前の鉛筆描き白黒原稿コーナーもあり。 昭和紙マンガ世代としては人気作は表紙または巻頭カラー&本誌はモノクロのイメージでもあり、白と黒の世界も堪能できたのは非常に嬉しい。
各画像は一部写真撮影許可エリアにて。
楳図かずお先生の内にある膨大且つ尋常でないイマジネーションと、エネルギーが溢れ出てくる様だ。
個人的に現在ある新しい事に取り組んでいて、それが覚えることが多すぎて。始めるのがもう数年後だったら無理だったかも・・と思い始めていたのだが、楳図かずお先生の作品を見ていたら60歳台前半の自分などまだまだひよっこなのだよと、天才のエネルギーを少しだけ分けて貰えた気がした。
グッズコーナーにはかなりたくさんの品が揃えられていたものの図録がそれなりに大物で(値段もそれなり)、カメラや家族へのお土産と合わせると重いのであまりたくさんの購入もできず。
ミント風味タブレットの金属ケースは、後々ギターピックのケースなどに使うのに良さげ。
それにしても売り場で一番初めに目を奪われ、これだ! ‥と思った猫目小僧の手ぬぐいだけがなんと売り切れだったのが痛恨の極みだった・・。
今回の美術展は「漂流教室(1972 昭47~)」と、「わたしは真悟(1982 昭57~)」と、「漂流教室」の物語のアンサー作品ともいわれる「14歳(1990 平2~)」、「わたしは真悟」の続編・・「14歳」以来27年ぶりの新作「ZOKU-SHINGO」・・楳図かずお先生のSF作品群がメインの展示で、それ以外の作品コーナーはなし。
とはいえ小学生時代に「猫目小僧(1967 昭42~)」から「おろち(1969 昭44~)」「イアラ(1970 昭45~)」「アゲイン(1970 昭45~)」「漂流教室」とリアルタイムで読んで楽しませて貰っていた自分にとっては、やはりその年代の作品に特別な思い入れがあり。
・・猫目小僧てぬぐい、欲しかったなあ。これだけが売り切れだったのは、私のような昭和オールドファンの入場客も多かったのではなかろうかと思えます。
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