見出し画像

5月の京都で初夏を感じる

この4月、京都で留年生活が始まった。それについては別の機会に書くとして、留年できる期間は半年、つまり京都で住めるのも残り数ヶ月、今京都を堪能せずしていつするのだ。

東京に就職した大阪の友達曰く、「関西出身のやつらと話すと、いつも京都いいよな〜また住みたいわっ話してる」とのことだ。なるほど。郷に入ると郷の良さがわからなくなるのか、もっと今いる環境のありがたみを感じなければと気がついた。

留年中の身で京都に住まわせてもらっているから若干肩身は狭いが、今のうちに京都を堪能し尽くそうという気概で、毎月京都探索をすることに決めたのである。幸い、京都は毎月何かしら行事があるし、各所で季節折々の風景が見られるからネタには尽きない。

何より、京都市内に住んでいれば、大体の主要観光地やちょっと僻地のお寺にも、そこまでの時間や労力を費やさずとも行けてしまうから、遠方の人の旅行よりお手軽なのだ。

最近で言えば、叡電に乗って瑠璃光院を初めて訪れた。言わずと知れた、美しい木々を眺められるお寺である。

瑠璃光院 曇りの日でこの美しさ、晴れていたらなおのこと、、、。

瑠璃光院は比叡山の麓に位置し、人混みの中の観光地とは異なるために、俗世とはかけ離れた雰囲気を感じさせる場所だった。何より、木々の緑や庭の苔の瑞々しさが気持ちを穏やかにさせてくれる。上の写真が有名だが、敷地内全てが美しい。

今でも世を忍ぶ御仁が住んでいてもおかしくないようなそんな素敵な場所だ。もし、都会の喧騒に疲れた方、京都でも落ち着いた観光地に行きたい方にはぜひおすすめしたい。

6月16日までは特別拝観が行われており、予約を取らずに拝観できるのできるため、急遽行きたくなっても拝観できるのはありがたい。他のお寺と比較すると2000円と少しお高いが、これにはペンと写経代も含まれていて、案外高いわけではないと思う。

中学生以上は学生証提示で1000円で拝観できる。

また、夏本番となる前に京都の夏らしさを味わうのも一興だろう。

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?