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NHKドラマ版「藏」

5月の連休頃に録画したのをやっと見終わりました。

先週、松たか子さんの舞台を見て大泣きしたところだったので個人的にタイムリー。

本放送は1995年のドラマで松たか子さんはまだ無名の女優さん。当時の文献には「松たか子」ではなく「松本幸四郎次女」という名で残っているとか。
この後、トレンディドラマでキムタクと共演したりしてイッキに知名度上がった松たか子さん。当時NHK民放問わずほとんどドラマを見てなかった私は、松たか子さんのこと松本幸四郎の娘でCMで見かける女優さんとしか知らず、好きでも嫌いでもなかったです。
が。最愛の舞台俳優藤原竜也くんが野田秀樹さんの舞台「オイル」に出演するとのことで見に行ったら、主演が松たか子さんだったのでした。
もう!素晴らしかった。
言うてすまんが、テレビ画面で見るには松たかより別嬪さんの女優さんいると思うんです。
でも。
ナマの松たか子は違うよ!
オーラ凄いよ。

閑話休題。
そういうわけで、2002年のドラマ「藏」初めて見ました。

松たか子演じる「烈」が主人公になるのは全3話の最終話。
そこまでは烈の父親(鹿賀丈史)、叔母(檀ふみ)がお話の中心。
宮尾登美子の原作は新聞連載で読んでました。めちゃくちゃ面白かった。
映画化された時、浅野ゆう子は違うやろ!と思ったのよね〜檀ふみはピッタリ。
烈も松たか子がピッタリ。(映画版では最初は宮沢りえが演じると発表されていたのが降板して一色紗英)

跡取りのいない酒蔵に、女の自分が蔵元になりたいと訴える烈。
ちょっと今の朝ドラ「らんまん」の綾さまを思い出します。
インスパイアされてる部分もあるんじゃないかなぁ、意に染まぬ縁談を進められて惚れた蔵人を追って蔵人の住む寒村まで走って行ったり。
蔵人涼太との結婚が認められた後は駆け足のエピローグ。
そこは小説と同じなのだけど、小説は烈が生涯を終えるとこまで描かれていて、そこ結構感動的でした。ドラマでそこまで描かれないのはまぁしょうがないか。

前田耕陽、男前。
今や関西では「やすとものダンナ」。
冠番組いっぱい持ってる奥さんの方が知名度高い…。


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