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新TouchOSCでiPadやiPhoneをmidiコントローラーにしましょ! ☆☆☆

新しいアプリ「TouchOSC」が2021年6月にリリースされました。以前にも「TouchOSC」はあったのですが、同じ名前で超バージョンアップしたようです。見た目は似ていても、完全に別アプリです。

日本語の紹介ブログ。

公式サイト(英語)

iPhone、iPadアプリ

公式サイトの説明を全翻訳してみます。

まったく新しいアプリ。まったく新しいパワフルなエディタ。

過去10年間の声に耳を傾け、スピード、機能、使いやすさを念頭に置き、アプリケーションを一から書き直しました。GPUを搭載した、高速で高度な統合エディターは、すべてのプラットフォームでTouchOSCの一部となっており、最も複雑なコントロールレイアウトを簡単かつ正確に作成できます

以前の「TouchOSC」は自由度が高いが、ちょい難しすぎるという欠点がありました。海外のフォーラムなどでは多くの不具合が指摘されていました。方向性は最高だけど、アプリとしては「ちょっと……残念」な感じだったんですよね。

MIDI、OSC、その他...

TouchOSCは、同時に多くの接続で任意の数のMIDIとOSCメッセージの送受信をサポートしています。OSC over UDP & TCP に加え、MIDI over USB を含む、デバイスが提供するあらゆるタイプの有線および無線 MIDI 接続をサポートします。

重要なのは太字の部分です。翻訳されちゃってますが、ワイヤレスmidiが使えます。日本語紹介ブログは下が参考になるかと思います。

DJコントローラーとして,KaossPadっぽいこともできちゃいます。

ちなみにTrakor Pro 3用のテンプレも配布されています。

クロスネットワークで同期編集。

ネットワーク上でTouchOSCの複数のインスタンスを接続し、同期編集を行うことができます。デスクトップのマウスとキーボードの精度を利用して、きめ細かい編集が可能です。接続されたすべてのタッチスクリーン機器で同時にリアルタイムでテストドライブとプレビューを行うことができます。

分かりにくい説明ですね。単純に、細かい設定ができますよ。その程度でいいと思います。

スクリプトとローカルメッセージ

軽量で高速なスクリプトエンジンは、コントローラのあらゆる面に深くアクセスでき、無限のカスタマイズとインタラクティブ性を実現します。複雑でないタスクのために、ローカルメッセージを追加しました。値を送信または表示するためにコントロールを配線するだけで、大きな(コードの)銃を持ち出す必要はありません。簡単です。

動作を軽くしましたよ、でも、自由度は以前のバージョンより増し増ししていますよ。そういうことでしょう。

これはほんの始まりに過ぎない...。

我々は現時点で10年以上にわたってTouchOSC Mk1をサポートし、アップデートしてきましたが、この新しいバージョンでも同じことをするつもりです。私たちはすでに、まだ準備が整っていなかった機能の調理を一通り行っています。まだまだこれからです...

以前のバージョンは「TouchOSC Mk1」として残されています。価格は安いですが、数百円の違いなので、わざわざ古い方を選ぶ必要はないかと。おそらく、旧バージョン愛用していた方のために残していると予想されます。

特徴から目立った部分を翻訳します。

クロスプラットフォーム。
あらゆるもので動作する。Windows / macOS / Linux / iOS / Android / Intel / ARM / Apple シリコン。すべてのチップとビットを。Steam Deck。Windowsのタッチ入力に対応。

以前のバージョンとの大きな違いです。ほぼ全プラットフォームに対応はスゴイ!

対応ソフトウェア
MIDIやOSCに対応したソフトウェアであれば、TouchOSCと接続することが可能です。以下はその例です。
Ableton Live / Max for Live
Apple Logic Pro / Express
Native Instruments Traktor
Native Instruments Reaktor
Bitwig Studio
以下略

そんな感じです。アップデートが落ち着いてきたようなので紹介してみました。

個人的にはTraktro Pro 3のmidiコントローラーとしてiPhoneかiPadを簡易的なKaoss Padにしてみようかな?と考え中です。

以上!

投げ銭♥