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②円安に抗う女のウズベキスタン旅のしおり / 出発~タシュケント編

私は早朝に家のドアを閉めて空港に着くまでが一番盛り上がるタイプ。

保安検査を超えてEPOSのゴールド会員が使えるラウンジへ!
長蛇の列に20分ほど並んだら、全然違うラウンジでした。返して私の20分間。
どうやら該当のラウンジはT1内部にはないらしい。。



せっかく選んだ窓際席、全然外見えない件

某コンビニなカラーリング

成田空港T1から11:05出発
自分で指定した席に着いて気づいたんですけど、

せっかく有料のシートなのに、主翼に被って全然見えない!

しかも南向きでずぅっと眩しい!!!!!!

ほぼずっと、窓遮光して過ごしていました。

景色を楽しみたい方は、右側後方の窓際を選びましょう。
(進行方向が上の図面での右側ね)

座席について検索したけど出てこなかったので、これきっと有力な情報。

テ、テープ!?

しかもウズベキスタン航空!ボロ〜〜〜!(サツキとメイと叫びましょう)

なのにエコノミー全員にスリッパと靴べらとアイマスクが配られました。
お金をかけるところが謎です。


デリみたいな機内食

離陸してすぐ隣の席のカップルが持ち込んだピザを食べ始め、内心同様する私。

え、もしかして機内食ないの?わたしもうすでにめっちゃお腹空いてるんだけど…

と不安がよぎったのですが、安心してください。ちゃんと出ました。クリアのパックにセットされていてちょっとおしゃれ。

マッシュポテト好き
こういうのでいいんだよ こういうので

しばらくして軽食も出ました。

そうそう、機内びっくりするくらい暑いです。着脱しやすいよう、なるべく重ね着をおすすめします。
こんなに暑いとは思わなかった。もし極暖インナーなんて着込んでたら大変なことになってました。

9時間という長旅ですが、機内サービスは英語かロシア語オンリーです。
私はイヤホンをもらいそびれて何もできませんでした。何かエンタメ要素を持ち込むと良いです。


タシュケント国際空港着。いきなり両替トラブル

税関申告もなく、到着口は超シンプル。驚きの小ささ。

円安め〜

入国審査出てすぐ、手荷物受取所と同じフロアに両替所があります。
私はドル紙幣を持参したので両替するために有人窓口の行列に並ぶこと15分…

両替所のおばちゃん👩‍⚖️
この札はだめね!ここが破れてる!なんか書いてある!
ウズベキスタンではピン札しか受け付けませーーーん!

と突っぱねられました。ええ〜〜〜〜。

昔フィリピンの銀行で受け取った100ドル紙幣には小さな謎のマーキングが。
え、偽札じゃないよね??

他所でも聞いてみましたが、ドル紙幣はピン札でないと両替が難しいらしいです。

空港の両替所が一番チェックが厳しかったです。ウズベキスタンでドル札を使う場合はピン札を持っていきましょう。
ドルが両替できなかったので、隣にあったATMでクレカでキャッシングしました。

ウズベキスタンの通貨sumは0が多いので混乱します。ざっくり00を取ればなんとなく¥です。10000sumで¥100です。


SIMカードゲット

同じフロアの中央にSIMカード売り場があります。いくつか選択肢があるなかで私は35GBのカードを購入。(約770円)
前方の人たちはやたらと時間かかっていたのですが、カード挿せばすぐ使えました。

空港を出てしまうと再入場できないそうなので、両替とSIM手配は出る前に必ず済ませましょう。

日本人が多かったせいか、この両替とSIMゲットだけで1時間かかってしまいました・・


寝るだけのお宿へ

この時すでに夜8時。

私はタシュケントで1泊予定なのでホテルへ向かいましたが、このまま夜行列車に直行する人も多いようです。なるべく時間に余裕を持ちたいところです。

さっそくYandexを使ってタクシーに乗り込みます。タクシーというか契約している普通の人の普通の車です。

少し歩いてパーキングエリアまで移動します。流しのタクシーの勧誘もすごい。外国人観光客はだいたい配車アプリ使うだろうから、ぼったくるのも大変な時代でしょうね。

空港からダウンタウンも近く、タクシーで15分ほど。寝るだけなのでドミトリータイプのお宿です。
流行りの南京虫に怯えていたので、初日はとにかく清潔感優先で口コミを見て予約。首都でも素泊まり1500円くらいで泊まれるのでありがたい。

女性4人部屋で、うち2人の若い女の子たちはどうやら長期滞在の模様。部屋は少し荒れていました。
私が寝ていた2段ベッドは蛍光灯の真下なので、誰かが帰ってくるたび消したりつけたりの攻防戦。たのむから寝かせてください。

後で他の旅行者から聞いたのですが、昨今の情勢でロシアからの長期滞在者が増えており、その流れで物価も上がっているとのこと。
徴兵から逃がれる男性が多いそうですが、女の子も一緒についてくるのかな?

夜。電気を消しても誰かに点けられるONOFF攻防戦を繰り広げながら、お布団の中でスマホぽちぽち。
明日の朝にはサマルカンドへ移動したいのに、こんな時間まで移動手段を決めかねていた私。
というのも、数日前まで特急列車の予約が満席だったのです。


ウズベキスタンにおける主要都市の移動手段は以下の通り。

タシュケント→サマルカンド 4つの移動方法

  1. 高速鉄道(アフラシアブ号)
    所要約2時間
    約¥2400

  2. その他の列車(シャルク号など)
    所要約4時間
    約1500円

  3. タクシーorバス
    口コミによると、所要5時間
    約3~400円(安すぎない?大丈夫?)

  4. 飛行機(今回は選択肢になし)

口コミを元に調べた移動時間。普段ずぼらなのに謎の几帳面さを発揮するB型。

私が乗りたかったのは高速鉄道。
朝出てお昼前にはサマルカンドに到着。超理想のスケジュールです。
ウズベクレイルウェイのサイトか、アプリで時刻の検索と予約ができます。

クレカで買えるし、払い戻しも可能なのでとても便利。
(直前に予約変更したら後日ちゃんとクレカに払い戻されました。)
外国人がオンラインで購入できるようになったのは割と最近のことのようです。いい時代ですね。

わたしがこの旅を決意した頃(出発の3週間前)には、ちょうどいい時間帯の列車は全て満席。タシュケントからサマルカンド行きは特に人気です。

となると、残された手段はタクシーかバス。
しかしいくら安いからと言って、時間に限りのある会社員の旅で5時間も車に揺られるのはしんどい。まだ旅の序盤なのに。

私が20代無職のバックパッカーなら進んで300円の移動手段を選んでいたかもしれない。いや今は無理。どうにかならんかな〜。

情報収集のため色々なブログを読み漁っていると、

需要の高い高速鉄道は旅行代理店が席を買い占めており
直前になると解放される

だとーーー!?
たしかに僅かだけど空いてる!あっでもすぐ埋まる!けどまたすぐ空く!(なにこれ)

こうしてお布団の中で数時間後に出発する高速鉄道の予約に成功しました。

よかった〜〜〜〜〜!
この情報気づかなかったら諦めてバスタクシー使ってたわ。ブログに上げてくれた人ありがとうありがとう。安心して眠りに就きました。朝は早いぞ。


レジストレーションをくれないオーナー

結局この旅で南京虫に会うことはありませんでしたが、初日の宿は思ったほど清潔ではありませんでした。まあ安宿なので贅沢は言えません。
それよりこの宿のオーナーがレジストレーション(外国人滞在登録証)をくれないのが困りました。

ウズベキスタンでは外国人観光客は宿泊施設でレジストレーションをもらう必要があります。
以前は紙切れでしたが今は画像が主流で、WhatsAppやメールでもらいます。
出国時にランダムでチェックが入ることがあり、そこで提示できないと追加料金がかかるのです。

私はメールでもらおうとアドレスを入力したのですが、チェックアウト後いつまでたっても受信せず。
打ち間違えてたのかな?と思いホテル予約サイト経由でオーナーに催促の連絡をするも、後で送るわ〜からの完全スルー。なんてこった。
レジストレーションを発行するのは宿の義務。オーナーよ、私を迎えてくれた時の笑顔は何だったの?

結局出国日まで貰えなかったので、念の為チャットのスクショを用意しておきました。幸いなことにノーチェックで出国できましたが、内心ヒヤヒヤでした。

次回、サマルカンド編です。



円安に抗う女のインスタ

旅に出た時だけ更新しています。
https://www.instagram.com/biyonse_nmt/

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