やりたいことの習慣化を成功させる4つのコツ
大学受験までは、周囲と足並みを揃えて同じ土俵で戦うために「やらないといけないから」やっていたことが日常生活の多くを占めていた。
大学を卒業し、社会人生活が始まると、給与をもらって働いている仕事以外の時間は自由時間。法に触れない限り何をどうやるかは個人の自由だし、何をやって何をやっていないかを口出ししてくる人はいない。
そんな中で、「強制されていないけど自分で決めて頑張りたいこと」がふつふつと出てくる。
SNSで目にした成功体験だったり、キャリアを考えた時に必要だと感じたことだったり..
しかし3日坊主という言葉があるように、3日を超えて継続して決めたことを行うのは一般的に難しいのだと思う。
私は直近だと筋トレ、読書、TOEICの勉強を日常生活に落とし込み、えいや!と気合いを入れるために1時間以上かけなくても、眠たい時にあくびが出るような生理現象に近い感覚でいろんなことを習慣化することができた。
どうやって習慣化に成功したかを振り返るタイミングで、4つのコツを忘れないように記録しておこう。
①カレンダーにタスクで入れる
まずはGoogleカレンダーで毎日決まった時間にタスクとして入れていた。
朝一の仕事前や仕事が終わって晩ごはんを食べ、ほっと落ち着く時間など、イレギュラーなことが起きにくく自分のために時間を確保できるタイミングを選んでいた。
何度か連続してタスクをキャンセルしたり、時間を変更しないといけない時にはそれが無理なスケジュールだと認めて設定し直していた。
②必要なものを目のつくところ / 手の届くところに置いておく
隣の部屋の普段使っていない、物置状態になっている机の引き出しにテキストが仕舞われている... なんてことになっていると、それだけ優先順位を自分で下げてしまっているのだと思う。
私はとにかく仕事の休憩時間(*フルリモート)や就業前後にぱっと使えるよう、例えばTOEICの参考書はいつも使う机の上に筆記用具とノートと一緒に出しっぱなしにしておいた。
③記録アプリやメモを利用して成果を可視化する
頑張りを可視化し、自己満足することも大切。
中学校や高校のころに使用していた勉強内容・時間の記録アプリを再度インストールし、5分でも取り組んだ時にはこつこつと記録していた。
1日・1週間・1か月単位で積み重ねた頑張りを見ることができると、「せっかく毎日継続できてるから今日も寝る前3分だけやっとくか」みたいになるのでおすすめだ。
④誰かに宣言してご褒美を設定する
自己満足のための可視化以外にも、知り合い・身内に「これ頑張るから!」と宣言するのも良い。
ちなみに私がTOEICの勉強を行っていた時には、獲得する点数に応じて「◯◯点以上取れたらたい焼き買ってほしい(’・ω・`)」「◯◯点以上ならエクレアね」とこちらから図々しくも家族にご褒美を設定させていただいた(無事買ってもらえた)。
明確な点数のあるものでない、筋トレや読書も「1週間継続できたら」「1か月で◯◯時間費やせたら」など具体的な数値を設定するのが良さそう。
習慣を開拓する
こんなことを言うと本末転倒だが、とはいえやろうと決めたことを全て習慣化できなくても良いと私は思っている。
一度取り組んでみて止めたことでも、時が経ってから「ハマる」タイミングがくるかもしれないし、「それ、私やったことあります!」と話のネタにもできる。
とりあえずやってみて、それから自分にフィットする習慣を開拓していけばいいのかなと思う。
頂いたお礼は知識と経験を得て世界を知るために使わせていただきます。