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オリジナリティのあるゲームを売るには

オリジナリティは売りにくい

X(twitter)に新しいゲームの告知が流れてくるでしょ。
「このゲームはここが新しい。オリジナリティすごい」と
アピールしてあって、みんなよく考えるなあと関心しながら見てます。

でも僕はオリジナリティは大正義だとは思ってなくて、
リスキーな面もあると思ってて…。
オリジナリティって裏を返せば見慣れないもの知らないものだからね。
既視感あるものはオリジナリティとは呼ばないわけで。

知らないものって、スルーされたり警戒されたりするんです。
一般的には受け入れられにくい。
新しいゲームは無いか常にアンテナ張ってる人、
そういうゲームマニアの人もいるけどね。

「これ新しいよ」と言う人がいる一方で、
「ピンとこないな」と思う人がいるのがオリジナリティだと思います。

なので、そういうものをどう売るのか? という話です。
あまり個性的すぎてもモテない、
怪しくて近づき難い人になっちゃうのよ。

オリジナリティは評価の対象

オリジナリティには確実に良いことがあるんです。
それはプレイした後の評価!
オリジナリティがあると「他のゲームでは得られない面白さがある。プレイした甲斐があった!」となるからね。
レビューも良くなるし、他の人にオススメしたくなるから、
口コミでの広がりも期待できます。

ゲームマニアとライトユーザー

ゲームマニアって、常にアンテナ張って新しいゲームを探してるから、
自分の知らないゲームを見たときに「なんぞこれは?」って調べるのね。
逆にライトユーザーって、基本受け身で、オリジナリティには食いつきずらくて、評判が良いものや誰かのオススメとかでプレイしたりする。
ユーザーによってオリジナリティへの反応が真逆なんです。

売るために考えること

まとめると。
・オリジナリティはとっつきづらい。
・オリジナリティは評価の対象だから必須。
・ユーザー層によって反応が異なる。
なので、ユーザーによってアピールの仕方を変えるといいかも。

同じ内容でも見せ方を変える

最近のゲーム市場

下の表は、最近のインディーゲームの市場(SteamとiOS、Android)の特徴をまとめたものです。(あくまで僕のイメージです)

2種類のマーケットの比較

上記のオリジナリティの話と照らし合わせると、色々と見えてきませんか。
自分が作ったゲームはどちらの市場が適しているのか。
また、オリジナリティと分かりやすさどちらをアピールした方がいいのか。
どういうプロモーションをしたらいいのか?
それを考えるポイントがオリジナリティにあるのかもです。

ここ数年で変わってきたこと

スマホアプリの時代は、パブリッシャーの存在って特に注目浴びてなくて、それが今、重要視されるようになったんだけど。
それは、Steam向けのゲームが増えて、リリース時の告知や話題性の重要度が増したこととリンクしてる気がするんだよね。

また、メディアの記事がリリース前の告知が増えた反面、今人気のゲームがわかりずらくなったよね。スマホアプリの時代は、記事を見て今スマホで流行ってるものがわかったけどさ。
話題になったゲームでもリリース後、実際に売れているのかどうか…そういうゲームが多くなった気がする。

世の中、色々なことが必然的に起きてるんですときっと。


宣伝です

「バードヒーロー」というゲームをiOSとAndroidでリリースしました。
この記事はバードヒーローを作っている初期からずっと考えていたテーマでした。結局、スマホ向けにわかりやすい世界観で、遊びやすいアレンジをすることにしましたが…。さてさてどうでしょう。


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