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ゲームを手にとってもらうために

発見王

去年、2021年に「発見王」というゲームをリリースして、
それは僕なりにすごく面白いと思ってるし、新しい要素もあるし、
ストアの評価も高いんですけど、いまいち売れてないんですよね。
その原因は、絵がいまいちなのか?センスの問題なのか?運なのか?

売れるための要素として2つの段階があると思います。

1.ゲームを手にとってもらう
2.プレイして満足する

ざっくり言うと、発見王は1が足りなかったと感じてます。
じゃあゲームを手にとってもらうために何をしたらいいの?
その反省を踏まえつつ今作っているのが「バードライド」というゲームです。忘れないようにnoteにまとめておこうと思います。

オレンジジュースと新しい味のジュース

今、目の前にオレンジジュースと新しい味のジュースを置いて、
どちらでも好きなものを取っていいよと言った場合、
どちらが多く手にとってもらえるでしょうか?

どちらが多く手にとってもらえる?

ぱっと考えて、オレンジジュースが多いと思います。
新しい味のジュースはたとえ美味しくても、
手に取るまではどんな味かわからないですからね。
謎のジュースは勇気がいります。

ではこれに条件が付くとどうなるか?

世の中にジュースが溢れている世界では?
ジュースが珍しい世界では?

ジュース自体が珍しい場合、みんな「もっと別の味はないのか」と探すと思います。新しい味のジュースも試したくなります。
反対に世の中にジュースが溢れている場合は、定番なものが選ばれる傾向が強くなります。

ゲームのマーケットも同じように感じてて、
種類が少ない場合と種類が増えた場合とで、
考え方を変えた方がよいかもしれないと思うわけです。
今はゲームの種類が溢れているわけで…。

ブランドとパブリッシャー

じゃあ新しい味ってこれから売れないの?って話だけども、
そこで重要になってくるのがブランドです。

ブランドがある

ブランドの信頼があれば、新しい味も魅力的にみえてくると思いません?
インディーゲームのパブリッシャーのあり方を考えたときに

・より個性や新しいものを追求する開発者。
・ブランドのあるパブリッシャー。

この2者が組む形が理想かもしれません。
売りやすいゲームは個人でも売れちゃいますからパブリッシャーいらないし。またパブリッシャー側を考えた場合、安牌なものしかないブランドというのも魅力がないように感じます。

バードライド

で、今作ってる「バードライド」はセルフパブリッシュでやるつもりです。
ブランドには頼らないオレンジジュースにするつもりです。
現在、こんな感じになってます。

ゲーム画面や動画から「どんなものか分かる」ことが最重要で、
息の長い、流行り廃りに影響されにくいことを目指してます。
いわゆるバズる要素としては弱いかもしれませんが…。

もちろん手にとってもらうまでの話で、
実際にプレイすると新しい要素を感じられるゲームにするつもりですので
期待してください。



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