見出し画像

B'z presents UNITE#01in大阪城ホール 〜 ライブ備忘録(セトリ・MC含む)



さて、B'z presents UNITE#01(以下UNITE01)の大阪公演の配信が開始されました!
いよいよ、ネタバレ解禁です!
(まだ配信を観れていない人は一旦ここでストップしてください!ネタバレ推奨いたしません!)


いやー辛かった……
話したーて話したーて、仕方がなかったよ!




忘れもしない、2021年9月18日。
B'zがオーガナイザーの元、Mr.Childrenと共演したUNITE01に参加したあの日の光景を一生忘れない……なんて思ってたけど、たくさん忘れてました。人間(30代)だもの。
ですが、今回の配信ライブを観て、たくさん思い出しました!

「もしかしたら映ってるかも!」と期待しておりましたが、配信されたのは、私が参加した初日公演ではなく二日目の映像でした。
それはそれで、大阪公演を両日ともに観ることができたので良し!
B'zもMr.Childrenも2日目の方がウェイウェイ言ってたり、MCや曲の入りなどが初日と若干の違いがあったりして、二度楽しめたのも良し!



ライブに参加した翌日、あの素晴らしい光景、感じたこと、絶対に忘れたくない!という気持ちで殴り書きした手帳4ページに渡る記録と、配信ライブを見て思い出したことをこの記事では書いていきたいと思います。


覚えていたいのに、次から次に驚きと感動が飛び込んできたせいもあり、翌日であってもうろ覚えだったりするので、MCなんかはニュアンスで書いています。順番もちょっと違うかも……
なんせ"私の私による私のためのライブ備忘録"ゆえ、その点は悪しからず!
もちろん、Mr.Childrenの魅力……いや、今回はB'zの魅力までもお伝えできればと思います!


※以下よりセットリスト、MC等々、ライブの内容に触れます。





17:00過ぎ、分散入場で無事座席を確認、トイレなど済ませて落ち着いた頃、開演を目前に場内には洋楽のロックやポップスが流れていました。
ついつい体を揺らしてしまうような曲が流れてきていたので、会話を控えた開演までの時間も楽しく過ごせました。


そうこうしていると、注意事項のアナウンスが流れ、音楽も止まり、いよいよ開演か……とドキドキしていると、ステージ下?あたりから気合を入れる声が聞こえてきました。
「しゃあーーー!」といった声だったと思います。
そんな声も聞こえてしまうほどに静まり返った大阪城ホール。そのステージに最初に現れたのは、B'zではなく、Mr.Childrenでした!


対バンライブなんて参加したことがなかったからどんな風になるのか想像もできず、ただ漠然とオーガナイザーはB'zだからまずはB'zが出てくるんだろうなと、予想していたところに現れたのが、Mr.Children。
(ステージ上のドラムセットがJENのものだったので、もしや!とは思っていました)


久しぶりの4人の姿。
胸がギュっ!となっていると、早速一曲目のイントロが流れます。
【Tomorrow never knows】です。


イントロの一音目が耳に届いたその瞬間、鼻の奥がツキーンっと痛くなり、涙が湧き上がってきました。
ステージ上の全てを見逃したくないのに、目に溜まった涙で滲んで、はっきり見えないまま、桜井さんが歌い始めました。


あー、Mr.Childrenの音楽だ……
今回は、ステージから数列目という距離。
はっきりと四人の姿、笑顔を肉眼で確認できました。何度もライブに足を運んでいましたが、やはりアリーナの最前ブロックはとんでもない世界でした。

"聴く" というよりは、"浴びる" という言葉が正しい状況に、現実かどうかもわからない、夢を見ているような不思議な感覚でした。
やっと会えた喜びと、ライブをしてくれる感謝の気持ちを全て拍手と手拍子に込めました。



まだ涙が止まらない中、二曲目へ。
予想セトリに入れている方もおられたようですが、わたしには意外な選曲。
なんとなく、B'zに寄せてロック感強めだったり、早いテンポの曲を演奏されると思っていたので、驚きでした。
桜井さんのアカペラから始まった【GIFT】です。

この不安な世の中で聴くとさらにじんわり心に染みます。
無歓声のラララ♩の部分は、B'zファンもミスチルファンも皆が手を振り体を揺らし、本当に素敵な光景でした。



そしてお次は、【himawari】
これは想定内!
ロックバラードなこの曲はきっと演奏されると思っていました。
ただただ、カッコイイ演奏に聴き惚れました。


と、ここでMC。
(日々欠けていく記憶を辿りながら、ニュアンスで書いてますので悪しからず)
にっこにこの桜井さんが「マスクしてくれてありがとう。逆にしてなくてごめんなさい」と。
このような言葉でMCが始まる世の中になるなんて……でも、そのおかげでこんな素晴らしいライブの開催に至ったと思えたら"それは良いことの序章"だと思えます。


そして、「僕らの現在が途切れないように」「ちゃんと聞こえてます(みんなの歌声が)」というコメントと共に【口笛】
これまたイントロで泣きました。


これは歌うかな……いや単独ライブまでとっておくか?……と思っていた曲。
B'zファンもおられる中でどう響くのか、想像がつかなかったため演奏しないだろうと予想していましたが、実際はすごくすごく良かったです。


いつもなら曲の半分ほど桜井さんは歌わずに、観客だけで合唱することの多いこの曲。
無歓声の今回はもちろん桜井さんがフルで歌い、
観客はみんな手を振る。
それなのに、これまでのように合唱が聴こえる錯覚が起きて、この曲の持つ力を改めて感じました。

そして、再びMC。
「B'zに負けてられないと思っていたが、そもそも勝ち負けじゃない。勝つべきは、日常の嫌なことや不安なこと。だから対決じゃなく、一緒に」といった桜井さんの言葉の後に、B'zのお二人が登場。

あの憎むべきウイルスの名前をあえて口にしない桜井さん、素敵でした。わたしもこれからはそうしようと思いました。


(ちなみに、B'z含め自分たち自身をビッグバンドと言った桜井さん。初日はこの"ビッグバンド"を甘噛みして言い直してたのが可愛かったなっ)


初生B'zに、そのオーラに、圧倒されました!
そしてそして!なんと!あの!名曲を!コラボ!
ちなみに、この曲はライブ前に「もしB'zがミスチルの曲をカバーして歌うことがあるならこの曲がマッチするだろうな」と密かに思っていただけに、イントロで飛び上がりました。


そうです【Everithing (It's you)】です。
稲葉さんのあの歌声で"STAY〜"は耳心地良すぎました。
けしからんほどでした。笑

そしてあのギターソロを松本さんが……痺れる!
田原さんのギターソロも本当に素敵なこの曲ですが、また違った味わいに変化して、なんかもうすごかった。(語彙力)



B'zのお二人とは一旦お別れした後、ここからはそうです!
"SOUND TRACKS tour 2021" の幕開けです!笑

【others】
【DANCING SHOES】
【SINGLES】(こちらは"重力と呼吸"より)
【Brand new planet】


B'zがオーガナイザーのステージ上で、ゲスト出演という立ち位置で "ミスチルファンでなくても知ってる曲"ではなく、やりたい曲をやる。
そんなところにMr.Childrenらしさを感じて嬉しくなりました。
とにかくやりたかったんやな〜、やりたかった曲をドヤっとお披露目してるんやな〜と。
そんな初生お披露目の場に居合わせることができて本当に幸せでした。


【others】なんて、あのめちゃくちゃかっこいいアウトロまで聴かせてもらえて、本当に贅沢な時間でした。うっとりしたな〜
そんなアウトロ中に桜井さんは衣装チェンジ。
ステージには、田原さん、JEN、ナカケー、SUNNYさんのみ。これもレアな光景。

【DANCING SHOES】はもうとにかくかっこよかったー!B'zファンに一番聴いてもらいたかった曲かもしれません。
"そうなんです、うちの人(たち)こんなこともできるんです〜"とミスチルファンとして、鼻が高い気持ち。

【SINGLES】はもうイントロのかっこよさ!
これもこのステージで歌うとは……B'zファンの皆さんよくぞついて来てくれました!笑


そしてそして、【Brand new planet】
これは予想してました!歌ってほしいというわたしの願望も込めて。
あの壮大なサビ。ブワッと光が差す感じ。
生の演奏、歌、本当に素敵でした。
"新しい欲しい"を手に入れた瞬間でした。


いよいよ、お別れのMC。
とにかく「ありがとう」とたくさん言われました。
もう、私たちのこと大好きやんってぐらい、愛の告白ぐらい、たくさん「ありがとう」を言われました。
だからわたしも「とんでもないです!こちらこそです!Mr.Children最高です!」と心の中で叫びました。
もうこの時点で手のひらパンッパン!笑


そして最後はあの曲です!
もうイントロは思わずジャンプしてしまいました!20センチは跳ねた!
この【innocent world】は今まで見てきたどの【innocent world】よりも楽しくて、最高でした!なんせ、桜井さんが最後まで一人で歌ってるから!笑
もちろん歌いたかったけど、今回は最初から最後まで桜井さんの歌声を聴くことができて、かなり貴重でした。


しかも、桜井さんが自粛期間中に改めてボイトレに通い、練習したというこの曲。
30周年を目前にしても、まだまだ上手くなりたいと高みを目指す姿に刺激を受けました。

ちゃっちゃちゃ!ちゃっちゃちゃ!の手拍子と、サビの手振り。会場全体がやっていたように思えたので、B'zファンの方々も見よう見まねでやってくれたのだと思います。
あーなんて優しい世界なんだろう。
思い出して胸ジーン……


そんな感じでMr.Childrenのステージは一旦幕を閉じました。
セットチェンジのため、30分弱の休憩。
ヘナヘナヘナ〜とイスに沈み込み、抜け殻状態。
まって、今からB'z??私生きて帰れるのかしら状態。
セットチェンジの物音が響くだけの静かな大阪城ホール。



Mr.Childrenの楽器やら機材が運び出されるや否や現れたのは壁のように聳え立つアンプアンプアンプアンプデビルマンアンプ!!
ビ…B'z……すげぇや……!
思わず隣の夫と目配せ。笑


そしていよいよB'zのステージが開幕!
ブゥオッ!!!という音と共に炎が上がるステージ。ま…まじか……B'z…!!
炎の演出にイモるミスチルファン。笑


そして、まずは初披露の新曲【UNITE】
いきなりー!これは盛り上がる!
イモってたわたしもノリノリで手拍子。
燃え上がる炎がめちゃくちゃ熱い!笑
私でこんなに熱いのに松本さん大丈夫かしら?なんて思いながらも、圧倒的B'zにもうやられました。かっこよすぎて痺れました。


そして二曲目は【イチブトゼンブ】
このイントロ最高ー!
え、B'zまじでかっこよくない?なに?ひと掴みやん!わたしの心ひと掴みやん!


そしてMC。
MC前に水を飲む稲葉さん。
豪快に飲んだ水を豪快に口からこぼしてるのまで見える距離。
(稲葉さんも水飲むんや……あ、こぼすんや〜)笑



ここでびっくりたまげました。
誠に勝手ながら、B'zのMCは「おまえらー!ノッてるきゃーい!?おら!叫べ!おらおら!」的なものを想像してたのですが(B'zファンの皆様すみません)


「えー、B'zです。今日は皆さん、えーお越しいただきありがとうございます。えー、お元気でしたでしょうか?」
という丁寧なご挨拶に始まる司会ぶり!
その後も終始、柔らかく丁寧にお話しされていて、またもやひと掴みです。
このギャップはけしからん!


もうすでにB'zに夢中になりつつあるところで三曲目に【love me, love you】
この曲はB'z好き夫が好きな曲で「歌ってほしいけど、どうやろな?」と言っていたため、イントロが流れた瞬間、思わず夫と目を合わせました!
いやー、良かったなぁこの曲。
ライブ後から今日まで、何度も聴いて好きになりました。


そして【有頂天】
すみません、予習不足でした。
ほぼ初聴き状態だったので"イェーエー"を稲葉さん自らレクチャーいただいたものの、なんかちょっとタイミングおかしかったかと思いますが、なんせ楽しかった!!
煽っといて"しー!"と口に手をやる稲葉さんのおちゃめさ。


お次は【今夜月の見える丘に】
これを生で聴けるとは……B'zファンでなくとも散々聴きましたよこの曲は!
なんか泣きそうになった!


その後、歌い終えた稲葉さんが何も言わず、マイクなしでステージギリギリへ。
配信と違って、初日は少し咳払いをした後、何も言わずに"wow wow wow wow〜"とアカペラから曲が始まる【Calling】
これがすごく素敵な演出で「??」と思ってるところに、マイクを通さない声が静かな場内に響き渡って惹き込まれました。


からの【LOVE PHANTOM】
いやーかっこいい。ひたすらかっこいい。
松本さんのギター捌きの指先まで肉眼で拝ませていただきました。どえらかったです。
時々顔を上げて微笑む松本さんにキュンです。
夫も終始「サングラス越しやけど目があった」と言うほど、寡黙にギターを弾きながらも時々顔を上げて観客席に笑顔を向けてくれました。


さぁ、ここからもうずっと楽しいが続きます!


【BANZAI】
楽しすぎてわけわからん。

【ミエナイチカラ〜INVISIBLE ONE】
おんぎたー!おんぎたー!からのこの曲の入り、最高でした。松本さんのギター捌き圧巻。
そして良い曲……泣いちゃう。


【兵、走る】
きたきたー!やりたかったんですヘイヘイヘイホー!これで合ってるのかな?まぁいいや!前にならえ!


ここで一旦、終わり。
稲葉さんが改まって
「この状況の中、会場に足を運んでくれた。いろんな人の助けがあってできた。本当に感謝しています。感無量です」と。この時、稲葉さんが声を震わせて涙を堪えている様子でした。
ここまでのビッグバンドが、本当に最後まで謙虚な姿勢で話される姿には心揺さぶられるものがありました。優しい中にも強さを感じました。


拍手から自然と手拍子になりアンコールへ。



再びB'zとMr.Children(桜井さん)がUNITE。
配信と違うところは、桜井さんが気をつけしながらぴょこぴょこ飛び跳ね、もうそれはそれは嬉しそうに「僕が選ばせていただきました!」と満面の笑みで言っている最中からイントロが流れ、もうここで観客は拍手!
「彷徨える青い弾丸!」で会場が揺れるぐらいの拍手!
わたしもこの曲は生で聴きたかった上に、まさかのコラボで飛び上がりました!


ここの盛り上がりは、(歌われる本人たちの盛り上がり含め)初日の方がすごかったように思います!
もう桜井さんの楽しそうな姿ったら少年でした。笑
盆と正月と、クリスマスと花火大会と、文化祭に体育祭に、打ち上げと納会とお花見が一気にやってきたような、そんなお祭り騒ぎ。
いやーいいもん見た。


歌い終わって桜井さんがはける時、
桜井さん「本当にありがとうございました!」
稲葉さん「本っっっ当にありがとうございました!」
と、二人でいちゃこら。


そして最後はあの曲ですね!
曲前に「えー、いつものあそこはジャンプで。あそこのあれはジャンプで」とお願いする稲葉さん。笑
【Ultra Soul】で、わたし肩と腰と足をやりました。レスリングか柔道でもしたんかぐらい汗かいてウルトラソウルしました。おかげさまでまたしても抜け殻です。


そして最後にもう一度Mr.Children、こんどは4人とも登場。
みんなUNITE01Tシャツの中、田原さんは上にジャケット。ブレへんな〜
初日のAirハグは息ピッタリでした。笑


初日はアリーナ側を背に記念撮影。
私たち夫婦はナカケーと松本さんの間で写り込みに成功しました!(ただし、スイカの種サイズ)


そして、最後はB'zのお二人から締めのお言葉。
その日はじめての松本さんの声。
控えめな小さい声。
さっきまで超絶技法でギター弾き捌いていたとは思えないほどに、謙虚で物腰柔らかなご挨拶に好感しかありませんでした。


そして、最後の最後にB'zと"いつものあれ"


えっと、なんですか?いつものあれとは??笑
ステージ真ん中でなんだか大人の男の人たちが「どうやってやろうか……」ってゴニョゴニョしてますけど、いつものあれってなんですかー!?笑


と、戸惑うミスチルファンをよそに、なにやら構えるB'zファン。
そして、何も教えてくれない稲葉さん。
さっきまでイェーエとか、バンザイとか教えてくれたのに、突然レクチャーを怠る稲葉さん。


「じゃあ、いつものあれいきます。せーの!」
とりあえず、見よう見まねで拳を突き上げました。正解はわからないまま。
後日 "おつかれー!" だということが判明。


説明してくれない上に、本人たちも飛沫防止(いまさら笑)の無言で拳突き上げるあのシュールな締めは、超ビッグスターのB'zのお二人から突然親戚のおじさんぐらいの親近感を感じられて、B'z沼の恐ろしさを肌で感じました。笑



え!まって、ろくせん字!笑
やりすぎた!全然まとまってない。
いや、もうまとめられない。
こんな世紀の大イベント、まとめられるはずがない。


"何があるか誰にもわからん"ライブは驚きと興奮の連続で"痺れ"ました。
本当に心底、癒された。
音楽イベントはなくてはならないものだと身をもって感じました。
こんなにも生きる気力をもらえる、どんな状況であっても一瞬で掬い上げてくれる。
なくならないでほしい、なくしちゃいけないと思いました。


そのためにも、なんとか踏ん張っている音楽業界に協力する気持ちで、しばらくは個人が個人の行動を意識して参加しなければいけないなと改めて感じました。
Unite01の会場では、もうすでに個人個人の意識の高まりが確認できたように思います!


そして、私はB'zが好きになりました。
Mr.Children、GLAY以外にもまた別の誰かとUNITEするのでしょうか?なんだかミスチル以外とUNITEされるのは嫉妬してしまいそうな変な感情が生まれています。
でも、こんな素晴らしいステージがまた近い将来見られる日が来る楽しみの方が強いので、UNITE02期待して待ちましょう!

いやー長々と、失礼しました。
ここまで読んでくださったそこのあなた!ありがとうございます。



最後に、B'zもMr.Childrenも最高です!
おつかれー!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?