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B'z presents UNITE#01〜B'zとMr.Childrenから貰ったもの



2021.09.18(土)、大阪城ホールで行われた
【B'z presents UNITE#01】に参加してきました。興奮冷めやらぬうちに、記録を。


配信までネタバレは推奨できませんので、セトリもMCも伏せて、ただただ目に焼きついたあの光景を、感じたものを、二つのビッグバンドから頂いた大切な思い出を、したためます。

だって……忘れたくないからー!
なので、ほぼ私のその日の行動と備忘録。
でも、B'zとMr.Childrenの魅力はしっかりお伝えできればと思います。



さて、さっさとライブで感じた事を書きたいのですが、まずはこの不安なことが続く世の中で行われた【B'z presents UNITE#01】(以下、UNITE01に略)のお知らせの日に遡ります。遡らせてください。


突然のお知らせに、
日本中のB'zファンと、Mr.Childrenファンと、GLAYファンが揺れたのは、2021年8月1日。
B'zがオーガナイザーとなり、大阪公演にはMr.Children、横浜公演にはGLAYをゲストに迎え、有観客ライブを行うとのお知らせが、それぞれのファンのもとに届きました。
そんな夢のコラボレーションが実現するなんて、お知らせを見ただけで胸を躍らせました。


Mr.Childrenが有観客でライブをするのは、2019年に行われた【Against All Gravity】から約2年ぶり。当時、私は大阪ドームで行われたライブに参加しました。
会場いっぱいの観客と手を振り、たくさん歓声を上げたライブ。
その翌年から、自由にライブができない世の中になるとは、誰が予想できたでしょう。


2020年にリリースしたニューアルバム【SOUND TRACKS】を引っ提げたツアーも叶わず、いつ終わるやもわからない脅威の中で、またライブを観に行ける日は来るのか、不安な日々が続きました。
そんな世の中で、オンラインライブや無観客配信ライブなど、新しいライブの形が生まれましたが、Mr.Childrenは頑なにオンラインや配信でのライブを行いませんでした。
(櫻井さん個人での活動はありました。)



そんな折に、まさかの有観客ライブのお知らせ。
ゲスト出演という形ではありますが、Mr.Childrenの4人の生の演奏、歌、パフォーマンスが見られる。
しかも、地元大阪で!
さらに、B'zまで拝める!
わたしはミスチルファンで、夫はB'zファンという我が家にとって、何と素晴らしいコラボレーション!これは行きたい……行きたすぎる!!


しかしながら、これだけのビッグバンドのライブ、それも、開催地それぞれ2daysのみ。
収容人数制限もあったりで、チケットは高倍率になると予想されました。



私も「こんなん当たるわけないやん」と思いましたが、エントリーしなければ当選も落選もない!と思い直し、Mr.ChildrenのFC枠でエントリー。


そして、来たる当落発表の日。
仕事が終わるや否や、メールチェック。
メール来てない……終わった?
次いで、サイトを確認。
当選の二文字。




「ひっ!!!」(本当にこんな声が出た)



「え、まってまってまってまって」(一人で喋る)



「当選?当選って、なに?」(ただのあほになる)



人は当選しないものだと思ってた時に当選の文字を見たら、当選という言葉の意味がわからなくなるんだと知りました。
何度も画面を確認し、すぐさま夫に連絡!
「おれ、死ぬんかな?」との返事。
命の危険すら感じさせる奇跡。
そんなわけで、チケット争奪戦は予想外の早さで終わりました。
あとは、無事開催を祈るばかり。



ところが、開催日が近づくにつれて、世の中の状況は悪くなる一方でした。
とにかく不安な毎日でしたが、オーガナイザーのB'zサイドから発信されるお知らせに希望を見出して開催までを過ごしました。


そして、いよいよライブも週末に控えた頃にやってきたのはそう!台風です!
台風が直角に進路を変え、まっすぐ大阪に向かってくるではありませんか!
いやいや、なんで。
なにその急な進路変更は。
なんて思ってたら、B'zのライブではよくあること?らしく、SNS上ではソワソワするミスチルファンと、通常運転といった感じのB'zファンが混在していました。笑


まぁ、生まれも育ちも大阪の私からすれば、台風はいつもくるくる詐欺を働くだけなことを知っていたので(山間の地域を除いて)そこまで心配はありませんでした。
結果、午後には晴れ間もさして、なんならここ最近で一番暑かったんじゃないかってぐらいにまで天候は快晴に。
これにはもうB'zファン、ミスチルファンの念すら感じられました。


台風が過ぎ去ったのを見計らって、無事会場に到着。
グッズを購入し、今回任意で行われたワクチン接種証明書or陰性証明書の提示でもらえるステッカーを引換えて、開場時間まで会場周辺で時間を潰しました。
ライブ会場なのに、これまでに見たことがないぐらいの少ない人の数。そして、静かでした。



16時過ぎ、ついに入場。
チケットは入場券のバーコードを読み取って、座席券が発行される仕組みでした。
ジジジーッと吐き出された座席券を見るや否や、まず目に飛び込んできたのは、アリーナの文字。
次いで、A5ブロック。



「っっ!!!!!」(飛沫防止ゆえ)



「(うせやんうせやんうせやんうせやん!)」



これまで何度もMr.Childrenのライブに参加したことのある私ですが、毎回スタンド席でアリーナに足を踏み入れたことすらなく、アリーナ席を見下ろしては、選ばれし者たちよ……と羨むばかりでした。
そんな私の初めてのアリーナをUNITE01で捧げることになろうとは……しかもA5ブロックて!


隣の列にいた夫を振り返るも、何故か機械エラーでもたつく夫。移動した隣の列でももたつく夫。
(そういうとこある)


ようやく入場できた夫と座席へ。
ちなみに、夫はスタンド席=立見(スタンディング)と思ってるような人なので、アリーナの意味なんてわかるはずもなく、私に連れられるまま座席へ。


前後左右を開けた配席のため、実際に自分の前には片手で数えられるほどの人しかおらず、ステージとの距離感に、二人して唖然となりました。
こんなに近いのか、アリーナAブロック……

会場内は本当に静かで、これまでに味わったことのない雰囲気でした。
余談ですが、上白石萌音ちゃんのyattokosaライブもこのご時世で静寂の中参加したのですが、それ以上に会場の規模からして静かすぎるのが本当に不思議でした。


開演時間を目前に、ステージ袖?下?からなにやら「しゃーーー!」という掛け声が……誰のものかは今は言えませんが、それが聞こえるほどに静まり返っていたのです。


そして開演!!!!
ネタバレを封じたが故に、何もお伝えできませんが、とにかく最高でした!!!
何回泣いたかわかりません。
本当にずっと会いたかったけど、勝手に溢れる涙に、あーこんなに会いたかったんだと気付かされました。


セトリは神ってました。
ミスチルファンは「うわっそうきたか!でもそういうとこあるよね、そういうとこも好きです」となるはず。
B'zがオーガナイザーの舞台で、自信たっぷりのMr.Childrenに「どうですかうちのバンド!」と、ミスチルファンが鼻高々となるような、そんなセトリでした。
あ、あとJENのドラムがほんまにカッコ良すぎて、とある曲で私一人先走って拍手してしまったのも良い思い出です。(慌てて手を引っ込めた)


もう、とにかく本当に最高でした!!!
B'zのお二人も、Mr.Childrenの4人も、観客も、全員が楽しそうで、幸せそうで、あんなにもキラキラした空間は初めてでした。


桜井さんはもう全身から "楽しい" が溢れ出ていたし(いつも以上に大はしゃぎでした笑)、JENは会場にいるファンに沢山笑顔を見せてくれました。(今回も顔で歌ってました)
ナカケーは黙々とベースを弾きながらも時折顔を上げて微笑みかけてくれたし(イケメン)、田原さんはたくさん手を振ってくれました(口を尖らせて揺れてたよ!)


B'zも素晴らしかった!!!
B'zお二人とサポメンさんたちのパフォーマンスは圧巻で、シンプルにむちゃくちゃカッコ良かったです。
セトリは、ミスチルファンへの気遣いを感じられる内容で、お二人の優しさを感じられました。
稲葉さんの歌声の力強さ、松本さんのギターのすごいこと!!!(語彙力)
そんなクールな二人なのに "喋ると可愛い" は反則です。


あと、終始丁寧にお話されていて、こんなビッグバンドなのに謙虚だな〜と思いました。
あまりに素敵なお二人の姿に、なんでわたしは今までB'zを追いかけてこなかったんだろうという後悔の気持ちと、ずっとB'zについてきたB'zファンの方々に嫉妬する気持ちが湧いた程でした。



そして、B'zもMr.Childrenも、本当にファンを大切に思ってくれていました。
感謝の気持ちを心から伝えてくれました。
もう愛の告白ぐらいの熱量でした。笑
感謝したいのはこちらです。
ありがとうと心の中で叫びました。


いやー、止まらん。
何がカッコ良くて、何が可愛かったとか、もっと詳しく書きたいけど、それはまた配信後に。


最後はみんなで記念撮影。
ついに大好きなMr.Childrenと同じ写真に収まるという夢が叶いました。
(拡大してもスイカの種ぐらいのサイズですが)


以上で【B'z presents UNITE#01】@大阪城ホールは終演しました。




あー、思い出し燃え尽き。
換気が徹底されてて肌寒いほどだった会場で今年一汗を描きました。
曲に合わせて手を振ったり叩いたり、それぞれのファンがそれぞれのファンをお手本に、見よう見まねで曲にのる。
たぶん間違ってたかもしれないけど、そんなことはどうでもよくて、とにかく体が勝手に動きました。本当に幸せな時間でした。


このようなライブを企画し、Mr.Childrenに声をかけ、実現してくれたB'zのお二人、関係者の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。言っても言っても言い足りないほどです。 


そして、環境が変われども、日常を生きる力を変わらず与え続けてくれるMr.Childrenの音楽にも感謝です。
来年の30周年に、またどこかで会えるといいな、その時も笑って。
その日を楽しみに、また日常を過ごしていきます!



最後になりますが、このご時世、有観客ライブには賛否あると思います。
どれだけ感染対策をしていたとしても、大勢の人が集まるライブ会場は危険な場所なのかもしれません。
だけど、私がこの目で見た会場は、今できる最大限の感染対策を徹底されていましたし、そこへ向かう人たちも、その努力に協力したい気持ちでそれぞれができる感染対策をしてライブに臨んでいました。
鬱々とした世の中で、心まで蝕まれないため、こうした地道な試みが脅威と隣り合わせの世の中であっても、実を結びますように。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。




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