運動ができないを考える(3)わかりやすく伝えること
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運動ができないことについて、ときどき書いているのですが、足首の運動をしていて、思い出したことがあったので書きます。
足首というか、足の指とか足の裏の運動なのですが。
足の薬指が痛かったのですが、足首や足の指、足裏がうまく使えなくて、起きてるかもしれないなあと思って、やっていたら、改善したので、やっぱりそうか……と思って続けています。
その話はともかく。
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子どもの頃、競技スポーツに寄せた運動を学校でやらされたこと。
それがうまくできなくて、トラウマになって、できなくなったりすることについて、以前、書いたりしました。
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学校で、競技スポーツだけでなくて、違う切り口の話をしてくれたらいいのになと思うことがあります。
例えば、運動をした場合と、運動をしなかった場合で、運動をした方が「記憶力が上がった」という研究があります。
これは、様々な要因があると思います。
論文を読んだりすると、凄く難しい脳の部位や神経伝達物質の名前が書いてあって、なかなか読むのが大変ですが。
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そんな難しいことでなくてもいいから、単純に、運動して体を動かしたら、体は繋がっているのですから「脳の血流量」も上がって、記憶力だけじゃなくて、気持ちも、整える作用があるよ、自分のできそうなことでいいんだよ、とか、そういう簡単な言葉でいいから、運動が嫌になっている人に言ってくれる人がいたらなと思うのです。
ある種の発達障害の子どもは、体の感覚の偏りがあることも知られていて、また、体を使う療育で、運動の能力だけではなく、生活する上で大変さが生じる感覚や認知の偏りが少し改善する場合があることも知られています。
自律神経系、血流やホルモンなど、血液や内臓なども含めた全身の調節に関わることが背骨や首と大きく関係がありそうだということも。
これは「姿勢」ということに、凄く関係します。
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子どもに、そこまで説明をするのは、難し過ぎると思いますが、なんか、「運動をすると、体調が良くなったり、精神的にも豊かになる可能性がある」ということを、押しつけがましくない形でわかりやすく伝えられないかなと、思ったりするのです。
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