ねこの手

気づけば保育業界に15年近く… 公立の保育園勤務10年→保育士養成の専門学校にて教員3…

ねこの手

気づけば保育業界に15年近く… 公立の保育園勤務10年→保育士養成の専門学校にて教員3年→企業主導型保育園にて園長2年(現在も継続中です!) 保育士の皆さんをサポートするような記事をたくさん発信していこうと思います! 自身の体験談や想いなども書いていくので見てください!

最近の記事

損はしたくない

まず、株とか投資とかの話ではないです。そういうのは全く詳しくないので… 人との対話の中で 「ほんの少しでも損はしたくない」 「この話に勝ちたい!(相手を自分の思い通りにしたい)」 と思って話している人が居る。 これが仕事で契約交渉などしている人なら別だ。 誰しも(もちろん私も)自分の損にならないように話を持っていくことはある。 ただ、本来の目的は別にあるのに相手に自分が正しいと認めさせたい。 絶対にあなたが悪い!私は悪くない! と話をもっていこうとする人が多すぎる。

    • 月案【月間指導計画】

      毎月どんなことを大事に子ども達を保育していくのか 今どの発達段階であり何ができるようになることをねらっていくのか 友だちや先生との関係性はどんな段階なのか そんなことを考え自分の中でまとめていき計画を立て保育をしていく。 それが月案【月間指導計画】の目的である。 ただ、日々の保育に追われ目の前の子ども・保護者・同僚と向き合う中で月案という書類(事務仕事)まで気持ちが向かない気持ちもよくわかる。 だけど保育ってなんとなくでも日々は過ぎていき子ども達はそれなりに自力で育

      • 理解者の存在

        最近いろんなことがあり過ぎでスタッフと面談することが多すぎる… その中で思うのは想いを話せば話すほど気持ちが縮まる人も居れば離れる人も居るということ! 自分と全く同じ考えだとありがたいがそんなこと無理だから とにかく話して理解を求めるしかなく100%でなく10%でも5%でも伝われば良いかなと思い話している。 ただわかってもらえないとしんどいし 園長が皆の気持ちをわかってあげないといけないけど… あるパートさんから すごく気持ちわかります! 園長先生の考え方に私は尊敬し

        • 伝え方と関係性

          園長という立場上部下に伝えなければならないことが多々ある。 話すときに気をつけていることはその人との関係性だ。 特に指導する時この人ならどこまで受け止められるかなと配慮しながら伝えることってとても大切だ。 ありのまま伝える人 少し嘘も交えて伝える人 本音も混ぜながら伝える人 冗談っぽくフランクに伝える人 どれも伝えたいことは同じ 伝え改善してもらうこと業務にあたってもらうことが目的なら ちゃんと伝わる言い方を考えて伝え方を変えなければならない。 同じ人に同じこと

        損はしたくない

          スモールステップ

          スモールステップとは最終目標までの段階を細かく設定し、容易にできることから達成していくこと。 保育の中では子ども達の成長を促すためによく考えることだが… 保育士に向けて、大人に向けてこれを考えていくことは難しいとつくづく思う。 これぐらいはできるだろうと自分の尺度で見ても相手には高い段差に感じてしまうこともある。 そのあたりを擦り合わせていくにはやはり対話が必要だと思う。 どう思っているのか大人だからこそ言葉で伝え合いながらどれぐらいなら登れる高さなのかを考えていきた

          スモールステップ

          言語化の限界

          noteでこんな内容を書くのは違うかもしれないけど… 言葉で何か発信することには限界があると思う。 本が嫌いな私がある人に勧められてある自己啓発本を読んだ。 感じ方はそれぞれだと思うが私がこういった部類の本が嫌いなのは 「こうしなければならない !」 「この本の通りにすることが正しい」 と著者の思いと反する理解をする人が読み手で居るからだ。 そういう人は素直なのかもしれないが…著者がどんだけ語学に優れていても読み手の感情までは左右できないし 著者が本当に伝えたい思いが伝

          言語化の限界

          実直であること…

          保育している中で子ども達が怪我した時… 友達とのトラブルで噛まれたり叩かれたりして怪我した時… 「私が防いでいれば…」 「自分のせいだ…」 と思い落ち込む人は保育士として適した人だと思う。 そういう時に何も感じず他害をした子どものせいにしたり周りの環境のせいにしたりする人は もう一度この保育という仕事の責務を考え直してほしい。 経験年数を重ねても子どもの怪我に慣れないでほしい… 子どもの命を預かる仕事であり園で起きたことは何があっても担任の責任で園の責任である。園長の責

          実直であること…

          5月病なっていませんか?

          GWから早いもので1週間! 5月病なっていませんか? 仕事行きたくない…集中できない…とかみんなあるのかな? 私は今の職場で働き初めてから2回目の5月ですが全くなりません。 園長の私が言うのも変ですが本当に良いスタッフに恵まれているな♡といつも思っています。 周りの先生たちはどう思っているかわからないけど1年目の先生もいつも通りな感じだしとりあえず一安心。 本社の人は…まぁ…うん!?って思うところ多々あるけど園の先生たちや全てのSTAFFに恵まれていて感謝しかないです。

          5月病なっていませんか?

          24時間いつでもママ

          園長という立場になりより保護者を客観的に見るようになった。 担任としてこの子のために保護者にこう言わなきゃ、こうしてもらわなきゃと意気込んでいた保育士時代… いろんな葛藤にぶつかることも多々あった。 フリー保育士だったある年、とてもやんちゃな子のお母さんにふと「先生たちすごいね〜私もう子育て無理って思うこと多々ある。感情的に怒ってしまう」と2人きりになった時に言われた。 私からしたらそのお母さんはとても頑張ってその子に向き合っていた。若かった私はなんとか励ましたくて 「

          24時間いつでもママ

          母の日

          5月12日(日)は母の日です。 園でもプレゼントを作ってママ達にプレゼント! とっても喜んでくれていたけど母の日を園でやるところは少なくなってきて…家庭の日とひとくくりにすることも多い。 様々な家庭の事情があり配慮しているのだろうけど、その為にいろいろなものを無くして幅を狭めているのが今の世の中のような気がする。 無くしたら解決するのかな? 考えることをやめて何でも白黒はっきりつけようとするのはなんか違う気がする。他に配慮すべきところはきちんと配慮できていますか?と問い

          言葉遣いと人間関係

          保育から少し離れますが… 最近上司から謝罪の意味で「すみません」と使う部下(保育士)が多いから研修してほしいとメールが来た。 その時素直に 「めんどくさい人(上司)だな〜」 と思ってしまった。 Excuse me → ◯すみません Sorry →✕すみません。 ◯申し訳ありません。 いやいや、そんなことわかっています! TPOに応じて言い方を変えることができるなら良いのではなかろうかと私は思ってしまう。 そんなこと言ってるから部下から話しかけにくい上司と思われてい

          言葉遣いと人間関係

          人見知りをどう対応するか

          最近園で人見知りの子が増えてきた! 園長の私はさすがに人見知りの対象にはならないが新しい先生に人見知りする子が続出… 私は、少しずつ慣れるだろうと客観的に思ったり、それも成長だな…そんな姿も可愛いな♡と思ったりする。 ただ人によって捉え方は違って… ◆人見知りされてる。私の関わり方の問題かな?どうしよう。 と思う人が多いなと見ていて思う! けれど、中には人見知りして他の先生のところに行く子に ◆「〇〇先生のこと好きなんだね」「わかるよ!優しいもんね!」 と対応している人

          人見知りをどう対応するか

          保育士ならではの体内時計

          保育士って職業病なところがある! それは、食べるスピード・歩くスピードが早いことだ。 (早いくせにたくさん食べる!) 私も園児とともに給食を食べていた保育士時代、食事介助しつつ合間を見て自分も食べる!たくさん食べないと午後お腹空いて動けないから駆け込んで食べる。 そんなこんなで早食べになる原理だ! 今の園は園児と食べないのでゆっくりランチができる。有り難い… 保育士の体内時計は常にフル稼働していて効率よく先を先を見て、次に何をするか考えている!それがまるっと良いかどうか

          保育士ならではの体内時計

          五味太郎さんを通して

          NHKで放送されていた五味太郎さんのドキュメンタリーを改めて見た。 保育者をしていて五味太郎さんの絵本を見たことない人は居ないと言っても過言ではないだろう。 私も大好きな絵本がいくつかあるし不思議な世界観だなと思っていたけど 五味さんの言葉はハッとさせられ、この方の考え方には魅了されてしまう。 ドキュメンタリーの中で将来のために今を生きている人が多い、子どもは(ただただ)今を生きていると話していた。 先のことを考えながら生きることがいけないわけではないけど、今を生きて

          五味太郎さんを通して

          【保育メモ】鯉のぼりってなに?

          もうすぐこどもの日ですね! 保育園でもこいのぼりの歌をうたったり制作をしたりして子どもたちも【こどもの日】に期待を膨らませています。 皆さんは、こどもの日ってどんな日か知っていますか? 男の子の日? こいのぼり飾る日? 私はいつもこんな風に子どもたちに話をしています! 昔、高い崖の上から下にいっぱいの水が流れる滝の下に池があってそこにはたくさんの鯉という魚が住んでいました。 鯉たちはこの滝を一番上まで登ることができるかっこいい鯉は誰かなと競い合うことにしました。

          【保育メモ】鯉のぼりってなに?

          自己紹介③〜教員から園長へ〜

          教員時代には実習巡回といって、学生の実習先の園に訪問し様子を見に行くことも多々あった。 保育者の卵として大事に育てようと思ってくれる園もあれば、パワハラじゃないかと思うような対応をしている園もあった。 自分も公立園で保育士をしていた頃実習生を受け持つと大変だな…と正直思っていたので園の先生たちの気持ちはわかる! ただ、その実習一つで保育士の夢を諦めてしまう子を何人も見てきた。 それは新卒者も同じだ。 だからこそ現場に戻って実習生や若い保育士の支えになりたいと思い、小さな認

          自己紹介③〜教員から園長へ〜