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【エッセイ・日記】人がのたまう地獄の先にこそわたしは春を見る

こんにちは。長尾早苗です。

自分が置かれている状況が地獄だとは思わない。
けれど、女性たちで世の中の流れを変えようという志は、
時々誰かにとってすごくうざったいものなのかな

と思います。
今まで幅を利かせてきたのはあなたの肩幅って言いきってしまっていいくらい。
体の構造的にまるく、やわらかかったらその「幅」には届かないのかな
と考えるとすっごいやるせない。

確かに外は地獄かもしれないよ?
家の中にいたらすべては平和かもしれないよ?
でも、家の中のひとり、が地獄だったら
外はそんなに悪くない。

ひとりの地獄、ひとがのたまう地獄。

どこに春を見出すのはひとによって違うかもしれないけど、
とりあえず地獄の中で決めポーズができるくらいには強くならなくちゃ。

お世話になったひともたくさんいる。
彼らがわたしに知恵を与えてくれた。
彼らがわたしに大声をくれた。
でもわたしの大声は、結局嘆く声になってしまった。
じゃあわたしはどうしたらいいのか
ひとりで考えること、自ら地獄を作りにいかないこと。
なにかに常に挑戦し続ける姿勢は取り続けるけど、
その挑戦は常に自分の孤独だったこと。

外は地獄かもしれないよ?
確かに暑かったり寒かったりいそがしいよ?
でも。
舞台に立つってどういうことなのか。
ひとの前に立って自分の本を売るってどういうことなのか。
本を作るってどういうことなのか。

それは、仲間たちと作り上げてきたもの。
これから、仲間たちと変えていく世の中。

いらしてください。

文学フリマ東京38
2024年5月19日 日曜日
12:00-17:00
東京流通センター第一展示場・第二展示場
入場料 1000円

アクセスマップ・イベント概要

長尾早苗のブースは第二展示場2Fです。
せ-72にてお待ちしております!

ウェブカタログ

家の中になめくじが出てたたかっています……
前橋ポエフェス・デザフェス・文学フリマとこの週末はいそがしいなかですが、お立ち寄りいただけたらうれしいです!

待ってるよー!

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