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2月22日夜「ねこまま朗読会 VOL.1」本のご紹介

朗読の対象は文学だけでなく、「おとなのための絵本講座」も開かれている村上裕子(ねこままゆうゆ)さん。先日は打ち合わせに当店にお越しいただき、さわりを解説していただきました。
まずは、絵を楽しむこと。私(当店店主)も絵を描きますが、絵本の構成というものはすばらしいですね。知らずに感じていたことが、ねこままさんの解説によって、より絵本を楽しむきっかけになりました。

絵本講座はまたの機会にとっておいて(すぐに実現するでしょう)…、
ここでは、今回2024年2月22日(猫の日)のねこまま朗読会VOL.1で朗読していただく本の紹介をしていきます。
ねこままさんに、選んだ理由は?とお聞きしたところ「好きだからです!」とのこと=^_^= 当日、そのあたりも聞けるかもしれません。


「名前の猫」竹下文子

その町へ行くのに特別な切符や旅券はいらない。「風町」と呼ばれる架空の町でひっそりと紡がれる、ちょっと不思議で心地よい日々。「風町から」「風町まで」の2部構成で31の短編を収録した、『風町通信』(2017年加筆修正版)から「名前の猫」を朗読していただきます。
著者の竹下文子さんは現在静岡県在住だそうです。

「どちらまで?」
「じゃ、風町、まで」
 その町へ行くのに、特別な切符や旅券はいらない。
ナンバーに7のついた黄色いタクシーで行けるというけれど、
その町がどこにあるか運転手も知らない。
「風町」と呼ばれる架空の町でひっそりと紡がれる、
ちょっと不思議で心地よい日々。
「風町から」「風町まで」の二部構成で三十一の短編を収録。
心がほぐれる束の間のファンタジー。

hontoより転載

「吾輩は猫である」夏目漱石

『吾輩ハ猫デアル 上編』ジャケット下絵 装丁橋口五葉(1905年)

今回は抜粋を朗読していただきます。
難しい語句は朗読の前に解説・当日資料もお配りいただきます。勉強になります。

「吾輩は猫である」はさまざまな装丁がありますね。表紙絵もまた楽しいです。


当日はもう1冊、お読みいただきます。


朗読会の詳細はこちらへ。ご参加お待ちしています。(書肆猫に縁側 店主)

2/25昼にはねこまま朗読会vol.2も!別の本を読んでくださいます。


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