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広島県動物愛護センター

広島県動物愛護センター - 広島県動物愛護センター | 広島県 (hiroshima.lg.jp)広島県動物愛護センターは人と動物との調和のとれた共生社会を目指して、動物愛護思想を普及させるための事業活動を行っています
   ☆新しい動物愛護センターが令和5年8月に完成します☆
   管轄区域 (11市9町) 【広島市,呉市,福山市を除く】

【広島県動物愛護管理条例】
広島県動物愛護管理条例 広島県法規集(広島県) (d1-law.com)
第3条: 県は、動物の愛護及び適正な使用に関する知識の普及、啓発その他の必要な施策を実施するものとする。
業務概要:Microsoft Word - , àϬû à‰mn‡†.docx (hiroshima.lg.jp)
 ~一部抜粋~
●負傷疾病犬猫の収容措置
●動物愛護の観点から、収容は当センターが対応するほか(公社)広島県獣医師会に委託・指定獣医師に委託料を払う。
●地域猫活動の支援状況
地域住民が主体となって,エサのやり方やふんの始末などに関するルールを定め地域で野良猫を適切に管理していく ことにより,野良猫によるトラブルを減らして住みよい地域にしていく活動(地域猫活動)に対する支援を行う 町内会や自治会で地域猫として管理する猫については,(公社)広島県獣医師会の委託により,動物病院などにおいて 無料で不妊去勢手術を行う

不妊去勢手術支援件数(単位:箇所・匹)

広島県地域猫ガイドライン(Microsoft PowerPoint - \201\232280913\215L\223\207\214\247\222n\210\346\224L\203K\203C\203h\203\211\203C\203\223.pptx) (hiroshima.lg.jp)
 ~一部抜粋~
【地域猫活動に係る不妊去勢手術実施制度(無料)】について
広島県では「広島県地域猫活動ガイドライン」に則した地域猫活動を対象に無料で不妊去勢手術を実施する制度を設けています。年間の実施頭数に制限がありますのでお早めにお申し込みください。
☆広島県動物愛護センターでは譲渡対象の犬猫については不妊去勢手術をしてから譲渡をしています

【動物愛護教室】
広島県動物愛護センターでは,動物愛護精神の普及啓発事業の一環として,命の尊さについて学ぶ『「命」を考える動物愛護教室』と動物とのふれあいを中心とした『動物愛護教室』を開いています。
平成30年度からは,従来の『「命」を考える動物愛護教室(講義形式)』と『動物愛護教室』に加え,『「命」を考える動物愛護教室(グループワーク形式)』を新たに実施します。
下記写真は動物愛護教室 - 広島県動物愛護センター | 広島県 (hiroshima.lg.jp)より

大学での実施の様子
例示,発問の後,動物愛護センターに収容される動物の命について学生自身に考えてもらいます。
参加した多くの中学生から,「自分も犬を飼ったらしつけをして,最後まで世話をする」等の感想がありました。
小学校での実施の様子
最後まで,責任をもって動物を飼うことの大切さを学びました。
来所型
子供達に動物との「ふれあいの場」を設け,動物とのふれあいを通じ命の尊さや慈しみの心を育み,また,動物を正しく理解し,接し方を学ぶことを目的としています。
願うこと

広島県動物愛護センターは令和4年8月に新しく完成するセンターが稼働を始めるようです。
動物の愛護及び管理に関する法律や広島県動物愛護管理条例などをもとに「命」に真摯に向き合っている施策が打ち出されておりました。
公社)広島県獣医師会との委託関係により令和3年度は549匹のかなりの数の地域猫活動を支援して不妊去勢手術を実施、負傷疾病犬猫等の収容はセンターでの対応54件、委託35件となっており、治療等の委託料を指定獣医師に払うなど手厚い対応と考えられます。また啓蒙のための(命)を考える動物愛護教室の充実も図っております。
しかし飼い主からの行方不明の犬猫は令和3年度で犬41頭、ネコ92匹となり適正飼育がこの際も問題となるのは不明の犬猫が野良化し繫殖元となるケースが多いので飼い主のいる犬猫への不妊去勢手術費用のサポート体制が必要と思います。もし助成金が飼い犬猫に一部でもまわされれば現況の改善の一助となるのではないでしょうか?。そのためにはセンター内でで職員獣医師による地域猫の不妊去勢手術の実施が必要でそのことから助成金の使い方の選択肢が広がることになります。
多額の予算を必要とする地域猫・野良猫の不妊去勢手術の助成金は予算が流動的であるデメリットもあり年間を通じ継続して無料で出来る意義は大きいです。
現在県動物愛護センターには9人ほどの職員獣医師がおられ手術室には当然医療機器等も完備しております、ここで不妊去勢手術が実施されれば前述の助成金の有効な使途への道が開けます。
また県動物愛護センターでは(命)・動物愛護を標榜して啓蒙・教育に力を入れており不幸な命を生まない、命を慈しむ活動を推進しており愛護法に沿った趣旨が見て取れます。しかし,啓蒙以外すでに収容された犬猫の里親会、殺処分という事後処置で終始してます。不幸な命を生まない具体的な説得力のある施策がない現状では、来訪者等の見学コースに不妊去勢手術である繁殖制限の施策がないのはセンターの趣旨が生かされているとは思えない。
最近国内ではセンター内で地域猫・野良猫の不妊去勢手術をするところは増えてきており、今回の立派な建物への移転に伴い有意義な機能を持たれる事を切に願っております。

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