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〔詩〕蒼い夜

一人で見上げる星空
夜はどこまでも蒼い


忘れたいこと
忘れたくないこと
遠く離れても消えはしない
空を飾る星屑のように
無数にきらめく硝子の破片


色のない風は
化学反応のように私を蒼く染める
私は途方に暮れて
失くしたオルゴールの調べだけを
いつまでも口遊んでいる


こんばんは。こちらに参加させていただきます。

暗めの色になりましたが、三羽さま、よろしくお願いいたします。
読んでくださった方、ありがとうございました。

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