〔詩〕朧
春の夢は朧
どこまでが現実
どこから幻
浅い眠りは不規則なリズムで
ゆらりゆらりと行ったり来たり
言って欲しかった言葉に
思いがけずときめき
言われたくなかった言葉に
一瞬息が止まる
記憶のような
幻想のような
ただの夢に翻弄されて
目覚めれば真夜中
カーテンの隙間から朧月が誘う
甘い罠なら埋もれるように
もう一度目を閉じてしまえばいい
私の輪郭が柔らかく崩れ
朧の闇に消えてしまうまで
こんばんは。こちらに参加させていただきます。
小牧さん、よろしくお願いします。
読んでくださった方、ありがとうございました。
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