〔詩〕Blue
消えない想いを
消えないペンでしたためる
私がいつかいなくなっても
何もなかったことにしたくなくて
笑いながら傷付いていた
心ない言葉はジョークにはならない
それでも笑えたことは私の誇り
自分を守る武器を手に入れたから
分かっている
消えない文字もいつかは薄れて
書かれた紙は朽ちていくこと
永遠なんてないのだろう
この街にも
この国にも
この星にも
それでも私はしたためる
どんなに傷付いても
ちゃんと笑って生きたこと
それは私の誇りだから
たとえ誰にも読まれなくてもいい
私のために
私の想いを
昨日も
今日も
明日も
こうしてしたため続けていく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?