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あと5年の心臓

あと5年程度しか心臓がもたないと思います

そう告げられたら、自分ならどうするだろうか。

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心理学の勉強を始めて1年半。

「突然、みぞおちあたりが硬直したようになり
歩けなくなり救急で病院へ行ってきてん。
色々検査してもらったら、心臓の弁が少ないらしく
狭心症のような状態を引き起こしてるんやって。
生まれた時に弁が少ないっていうのはきっとオカンも知ってたけど
未熟児で助からんかもしれんって言われてたから
もう苦しませんと自然に任せるって判断したんやと思う。」

「先生に、あとどれくらい心臓もちますか?って聞いたら
症状が出てきてるから、手術とか何もせんかったら5年くらいで
心臓も負担がかなり大きくなると思います、って言われてん。
でも手術してまで長生きしたいとも思わへんから
心臓がもつ間は自分がやってきた事の知識や技術を一人でも多くの人に伝えていこと思ってるんや。」

って。
師匠からの突然の告白。

「まぁ こんなん言うてるやつに限って、長生きしとるかもしれんけどなー」

って笑いながら
宣告された後からは、今まで以上に感謝の気持ちが湧いてきた話や
今まで以上に講座やセッションも丁寧に扱うようになった話

どういう在り方で限られた命を使っていくのか

を改めて考えるきっかけになったと話てくれました。

師匠らしいな〜
と思いながら笑って聴きましたが、治療でもっと長く生きられるのなら、そうして欲しいのが本音。

でも、師匠の人生は師匠だけのものだから、ね。。

そして、もし私だったらどんな選択をするかなーと考えました。

その時の自分の置かれている環境によって
選択する道は違うだろう

でも一番は

”自分の人生やり切った!”と思えるか。

今の私はまだ自分の使命を果たし切った、やり切った、
と胸を張って言えない・・
と思ったのです。

だとしたら、今日からどう生きる?

この命を
この身体を
この頭を
この心を

目の前にいる人のためにどれだけ使っているだろうか
一人でも多くの人に喜ばれる存在でいられているだろうか
今まで関わってくれた人に感謝を伝えられているだろうか

どんな在り方でこの命を使っていくのか

もし明日死んでも後悔はない!

と言えるような生き方、在り方でいたい

と改めて考えさせられました。

そして、師匠のように
私が尊敬してる方達から
もっとたくさんの事を受け取りたい

1日でも長く生きてて欲しいな

と心から思ったのでした。

ーーー
あと5年の命かもしれない、と告げられたら

あなたはどうしますか?

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