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霧の子午線


玉置浩二出演ということで観た作品。
理解し難い展開が続いて観終えた時に
そうなのかな、と自分なりの解釈を必要とした。

高尾耕介(玉置浩二)
良い意味でオーラ薄らいだ存在感をかもし出していた。
が、時折ハッとするような表情を見ることもあって
ありえない展開を納得させる要因のひとつになっていたと思う。

エピソードのどれもがフェードアウトで終わるところが、
ある意味、現実味があるのかもしれない。

一番心に残ったのは
とあるシーンの「いいの?」という希代子のセリフ
たった一言だけど
希代子の心情を思いめぐらせる。


初見の時
突然流れたこの曲が一気に遠い昔を思い出させ
思わず再生を止めてしまった。

安保闘争はまだ幼くてニュースで見聞きした記憶のみ。
純粋にジョーン・バエズの歌声に魅了された曲。
苦手な英語歌詞を書き起こし必死に覚えた自分を思い出した。

幾度かのシーンで流れたこの曲
初見終えた時
心の中のこの曲の残像強く
映画作品の感想は何も持てなかった。



何度見ても
共感は持てない設定の作品だけれど
流れるBGMが美しい

音楽 - 星勝
テーマ曲 - 玉置浩二

この作品のサウンドトラックもBGM集も発売無くて、解説や感想含めた情報を求めていろいろ調べてみるも出会えなかった。

ならばと、BGM部分を録音して自分用のサウンドトラック作った。タイトルは該当シーンからつけた。
けれど、どうしてもセリフが強調されているからBGMだけ聴きたいという欲求は満たされなかった。
労力だけは使ったがファイルの存在は忘れていた。

玉置浩二ショー観て思い出し、久しぶりに聴いてみた。

  切なく美しい 
   13-50 コロン
   22-125 愛してるよ
  心躍る 
   07-30 大盛りのあんみつ
  
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