読了:『海が見える家 逆風』 はらだみずき
こんにちは!
あいにくの雨の水曜。いかがお過ごしですか?
あいにく、といいつつ雨の日は嫌いじゃないです。
通勤や通学にはちょっと大変な雨の日でも、家でしとしと音を聞く分にはとても心地よい。
それに、雨が降ってると室内にいることが全肯定されてる気がして、読みかけて何日も開いていなかった本を開く気になれたりします。
お気に入りの曲流しながら、このnoteも書いてるし。
もしや晴れの日より生産性が高いのでは?
そんなちょっと気分があがってる私ですが、またこのシリーズ読んだので軽く読書感想書きます!
はらだみずきさんの『海が見える家』の最新作、『海が見える家 逆風』。
父の死をきっかけに千葉・南房総という田舎で暮らし始めた主人公の文哉。
日々の食糧を得るために海に出たり、それまでに経験してこなかったことの連続。
しかし、周りの人に支えてもらいながら直向きに別荘の管理を続け、ついに起業することになった。
しかし起業して半年、まさかの大型の台風が上陸。
管理している別荘、そして自分の家も屋根が飛んだりと無惨な姿になってしまう。
心の折れかけた文哉だったが、自分のできることをやるのみ、と地元の人達と一緒に辛抱強く復旧作業を続けた。
そして踏み入れたことのない山に入り、自分たちの畑や農園を荒らすイノシシとも格闘することに。
そして最後に文哉はまた新たな決断をした、、。
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舞台が千葉ということで謎に親近感が湧いているのですが、毎回読んでいて主人公の行動力と勇気に感動します。
誰も知り合いがいなかった土地で暮らし始めた文哉が、徐々に顔見知りが増えて、野菜をお裾分けしあったりする姿が、
「暮らしを紡いでいる」ようで、とても好きです。
慣れない中でも、初心者なりに畑作業や米作りをするってものすごい挑戦だと思うし、そんなハングリー精神みたいなの忘れかけてた気がします。
今って、なにか「欲しい」ってなった時、自分で作らなくてもお金ですぐ解決できることが多いけど、
実はちょっと頑張れば自分で作れたり、工夫したら実は不要なものだったり。
本文にも出てきていたけど、シャワーを毎日浴びるのだって、誰が決めたの?って。
「普通」を普通と思わず、ちょっと俯瞰して物事を見ると、いつもの日常がちょっと面白くなるかも。
さて、毎日美味しいものが食べられる当たり前に感謝しながら、私はこれからバイトに行ってきます!
実は今日からちゃっかり糖質制限。
今まで食べてたご飯の糖質量を計算したらとんでもないことになっていました、、、そりゃ歩いてるのに引き締まらないわけだ。
クリスマスもお正月も控えてるので、3キロくらいは落とそうと思います。
今週もまだまだ、ゆっくり一息ついて頑張りましょう!
今日のnegoto「1日でさつまいも大3個食べてたので完全アウト」
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