読了:『本物の英語力』 鳥飼玖美子
3連休の中日。
母不在によりお昼は父に手料理を振るまいました。
しかしいつもの如く感想はなし。
「では、いただきます」と小声で呟いていたので許しますが、もう少し感情表現があってもいいのでは、、と思います。
父も母もあまり感情を出さないタイプなのに、どうしてか私のような喜怒哀楽が激しい人が子供なのだろうか。
母との間では小さい頃(といっても小学校高学年くらい)に見たUFOのせいで遺伝子が変わってしまったのかも、とかいう話をしています。笑
さて、今日ご紹介するのはめずらしく新書。
『本物の英語力』 鳥飼玖美子
最近はちょっと専門的で面白い本、好きになってきました。大人への仲間入りでしょうか。へっへ。
(電車で新書を読むのはおじさま方ばかりなのはなんで?)
著者である鳥飼さんの著書は今から約10年くらい前に読んだことがありました。
大学から推薦合格者に与えられた課題図書の一冊が鳥飼さんの著書『国際共通語としての英語』だったんですが
それまでネイティブのような発音が全てと思い込んでいましたが、「自分らしい英語でいい」というメッセージにとても励まされた記憶があります。
そして今回、どうしても自分の英語に磨きをかけたくて図書館の英語の棚を漁っていたらこの本を見つけました。
鳥飼さんは大学在学中から同時通訳者として活躍されていて、NHKのニュースで英会話なども監修されています。
日本語とその対になる英語は必ずしも=ではなかったり、前後の文脈によって意味がガラッと変わったりと、通訳や翻訳は信じられないくらい大変な作業だと思いました。
同通なんかはその場その場で訳さなくてはいけないので、私の脳みそ10個くらいあっても足りなそう、、。笑
英単語学習にフラッシュカードを使っていた受験生時代。
カードで覚えた単語が文中に出てきても思い出せなかったのに、本などに出てきた単語は覚え易いことを発見しました。
そして本書を読んで「なるほど!」と納得。
前後のコンテクストによって意味が変わってきたり、使われる状況や文法としての使い方も学ぶことができます。
そしてその単語の感覚、ニュアンスなどを把握するには、やはり沢山の量を読みまくると言うことが大事なようです。
英語が日本に伝わった時の話や英語格差、英語教育の傾向等についても大変興味深いお話ばかりですっかり読むのに没頭してしまいました。
学習方法についても書かれているので、面白そうと思った方はぜひ読んでみてください。
個人的にとても好きなテーマだったので更なる教えを乞いたいし、ワイン片手に語り合いたい気分になってしまいます。
(誰か言語の偉大さについて語り合おう!笑)
いつまで経っても世界中の言語への興味が尽きません。
むしろ日に日にときめきが増しています。
通訳アプリなどが開発されている今日ですが、どうせなら頑張ってその言葉で会話したいなあああ。
ってか同じ人間があっちとこっちで違う言語を話してるって、単純にめちゃくちゃ面白いことだと思います。
はて、私は言語学者になるフラグ、、?
読んでいただきありがとうございました。
台風の引きこもり生活、満喫しましょう!
今日のnegoto「やりたいことが多すぎて自分の首をしめておる」
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