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最終的には体力に行き着く

先月のnoteで、好奇心を持たないとヤバイ的な話をした気がする。

今回はその続きで、好奇心を持続するために必要な要素を書いていくつもりだ。

結論を言うと、「体力」の一択だと思う。

何かを始めようとしても、疲れていては「まあ余裕がある時でいいや」と後回しにして、惰性でYouTube or Netflix orスマホゲームでダラダラと時間を潰すだけで終わってしまうのがオチだ。

「体力が鍵」と聞くと、いかにも脳筋的でインターネットウケが悪いと個人的には思う。だが、30にも満たない私の人生経験から見ても、体力差によって全てが変わってくるのだと肌で感じている。

就職活動で体育会系が優遇される話はよく耳にするだろう。上下関係がしっかりしているからとか理不尽なことを多少言われてもへこたれないなど、色んな要素があって、企業では重宝されている。
でもなんと言っても、体力があるというのが大きな魅力なのだろう。
多少のことをやっても疲れないから、1日の予定をギチギチに詰め込むこともできるし、何より「ちょっとこれにも挑戦してみよう」という興味関心・好奇心でチャレンジしていくのが強みなのだろう。

「いやいや、お金という対価を貰ってるからでしょ」と思うかもしれないが、体育会系の人と話してて思うのは、報酬などを度外視して自分の可能性をポジティブに捉えて好奇心旺盛に色んな物事に取り組んでいるのだ。

そして彼らをみて思うのは、気持ちに余裕があること。
疲れていると、イライラしたり、気持ちが落ち込んだり、コミュニケーションもぶっきらぼうになったり、他人への心配り雑になりがちだが、そうした素振りを見せない。
常に気持ちに余裕がある。余裕があるから、興味関心・好奇心の幅を広げていくことができる。

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教育困難校を想定したこんなツイートが少々バズっている。

一連のツイートを見れば、教育困難校の抱える問題点が様々書かれている。
しかし、あくまで私の偏見なのだが、こういう学校は独特の”気怠さ”な雰囲気を帯びている気がする。なんとなく力が入らない、椅子に座れはするけど、疲れて机に突っ伏してしまう。心身の緊張感をコントロールすることができてないように思える。体裁よく整えるのもまた、体力の差なのかもしれない。

しかし、インターネットの世界もこうした”気怠さ”というか負のエネルギーが沈殿している。

インターネットの世界と聞くと、若い人のイメージがあるかもしれないが、今や中高年・ジジババのものだと思う。(少子高齢化というのも踏まえると、全員がやり始めたらそりゃ若者よりも多くなるよなという感想)
彼らもまた、体力が衰えていき何かにつけては「疲れた」だの「膝が痛い」だの言ってYouTubeに齧り付いている。
最近の中高年・ジジババは”マスゴミ”という言葉を覚えたらしいのだが、結局”マスゴミ”の立ち位置にYouTubeを代入しているだけに過ぎないのに。

バズるツイートでは、ポジティブな面白ツイートが月1あるかないかで、基本はネガティブな要素が満載だ。すぐブラック企業だの毒親だの愚痴を垂れ流し、バイトテロ動画を無邪気に叩いてはしゃぐ姿に健全さのカケラもない。(むしろ拡散という行為をしたあなたも企業イメージを失墜させる加害者になってるのに)
挙句の果てには、巨額の賠償金を支払うこととなった少年に「安すぎる!」と憤慨し、「見せしめのためにもっと金額を上げるべきだ」と地獄みたいなことを平気で言う”お気持ち正義マン”が後を絶たない。散々”無敵の人”を作り出してはいけないみたいな話があるのにも関わらず。

彼らの「面白い」は「瞬間的・感覚的に笑える」ということでしかない。

先ほどのツイートを再度引用してみたが、おそらくこの彼らの「面白い」と捉える「瞬間的・感覚的に笑える」はTikTokとかそんな類だろう。
しかし、インターネットの”お気持ち正義マン”もまた(だいぶ”ニチャァ”っとした感じだが)「瞬間的・感覚的に笑える」コンテンツとして不届き者叩きをやめられないのだと思う。

こうした「瞬間的・感覚的に笑える」ことから少しでも離れるためにも、「ちょっとこれにも挑戦してみよう」という興味関心・好奇心の感度を高める必要があるし、そのためには体力が欠かさないのだ。

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散々「体力をつけろ」と言ってみたが、「何すればいいんだ」と言われそうなのだが、ぶっちゃけなんでもいい

筋トレ、ジョギング、ウォーキング、水泳、犬の散歩、30回程度の腕立て伏せでもいい。自分に合った方法であればなんでも構わない。とにかく毎日なにかしらの習慣的なアクティビティによって「体力」を挙げていくのだ。コツコツ続けていくことで、疲れにくい体だけでなく、挫けにくい心、朗らかな気分、湧き上がる意欲なども手に入る。なるべくいつでもポジティブなマインドでいるためにこそ「体力」というのが重要なのだ。

「明日から」なんて言わず、今すぐに始めよう。
という訳で私はジムに行ってきます。


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