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カード 000 招待状

000招待状

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「変容カード」は、意識を可視化してみようという個人的プロジェクトです。これはそのいちばん最初のカードになります。

このカードの作者であるわたしは、高校生の一人娘と旦那さんとの家族三人で平々凡々に暮らすただのオカンです。若い頃に心身症を病み、回復した経験があり、以来、精神や心理に関心を持って独学で学びました。そうして今から数年前に突然、あたまのなかから雑念思考がパチンと消えるという体験をしました。そのときだけではなく、そのまま消えてしまったのです。あたまのなかで独り言のように流れる思考が、完全に消えてしまいました。そうしていわゆる「悟り」のような、不可思議な状態になり、次々と意識の変容が起こりました。なにしろ思考がありませんから、台所でフライパンを振っていても、スーパーに買い物に出ても、深い瞑想状態です。我ながら奇妙でおもろい人生になりました。

わたしの「主語」は個人を失って「生命」になり、その生命が力強く促すまま、本を一冊書きました。薄く残る個としてのわたしは「ぶぶぶ文章苦手や言うてるやん!なんでわたしが書かなあかんのん!フンガー!」と運命に逆らい、悟りを経験したオカンというスタンスに絶対見合わない、笑いとネタにあふれた本にしてやりました。せいっぱいの抗いでした。おかげさまで多数の方から「ワロタwww」とのありがたいご感想をいただき、してやったりな気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

しかし「生命」は明らかにまだオカンに仕事をさせたがっています。今度は意識を絵に描けというのです。その情報は押し寄せるように朝も夜も脳に流し込まれ、圧力ハンパないです。このままではそのうち精神がおかしくなり、ポテトサラダを皿に高く盛り上げて富士山かなんか作ってしまいそうです(わからない人は気にしないでください)。
それで、描いていくことにしました。どうせ描くならたくさんの方の役にたつように作りたい、と思い、カードの形にすることにしました。

これだけは、言えます。思考が消えて意識が変容するのを体験していく人生は、超しあわせで、超たのしくて、しずかでやさしくて爽やかです。
皆さまにおすすめしたいのです。その理由と仕組みを、できうる限りわかりやすく、おもしろく、描いてまいります。よろしくおねがいします。

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