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フード提供

不安だったモーニングのオペレーションは作るのが簡単という理由もあってスムーズに提供することができて良かった。

ただ、モーニングプレートに乗るたまごやきとセットのコーヒーは事前に準備しておかないと時間がかかる。
特にたまごやき。

この時間かかるものたちをどのくらいの量作っておくか決めるのはなかなか難しくて、たくさん用意した時に限って全くお客さんが来ないし、寝坊して朝の準備全然できてないよー仕込み間に合わないよーって時に限ってオープンして数十分で満席になったりするほど忙しい。

なぜなんだと嘆くけど、まぁ人間ってそういうもんやんな。


クロックムッシュは最初本当にまーったく出なくて、こんなに美味しいのに注文がもらえないなんていけないと思った。

写真を見て食べたいなと思ってもらえるようにインスタで写真を何回も投稿した。
また、メニューに「クロックムッシュ」としか書いてなかったのでその下に「トースト、ハム、チーズ、ホワイトソース」と付け加えた。
私たちが、クロックムッシュって聞けば何かみんなわかるでしょとか思ってたのがいけなかったのだ。

これらの作戦を試みてからクロックムッシュは当店の人気メニューとなっている。
私たち自身オペレーションも簡単でそのくせ美味しいと自信を持って言えるメニューなので注文をもらえると嬉しい。


ちなみに当店の強いターゲット層であるじいちゃんばあちゃんたちは「クロックムッシュ」というワードを私たちが発するだけで拒否反応を示す。
トーストとチーズとハムやと説明しても「なんかよくわからんから違うやつが良い」などと言う。

なので「クロックムッシュ 」とは言わないようにしている。
「なんか軽食」と言われたら「チーズとハムのサンドイッチがあるよ」と言う。
そうするとみんな注文してくれる。
馴染みあるワードでないと受け入れてくれないということを学んだ。


注文をもらえて嬉しい、作ってて楽しい、出来上がりを見て美味しそうだと感じる、美味しいって言ってもらえて、そうでしょ!?と返しができるもの。
これがやっぱり良いよね。


あ、ナポリタンについてだが。

いろんなことがあった。
話が長くなるのでこれはまたいつか違う機会に公開しようと思います。

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