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備忘:痔ろう手術(その1:手術前後)

 後進(?)のために、ネット上にあまりない痔ろう手術の経験談を(笑)。人によっては不快な話も出てきますので、気になる人は以下は読まずに飛ばしてください。

 10月に肛門科の個人病院を受診。痔ろうと診断され、すぐに手術を勧められる。しかし予約が必要で11月以降、たぶん12月以降にならないと予約が取れない由。対応も冷たいし、説明もちゃんとしてくれないし、先の予約をその日に入れてくれる気配もないので(来月また来い、みたいな対応)、一旦帰る。
 結局11月に家の近くの総合病院の消化器外科で再診察。しかし肛門科専門の先生が特定の曜日しかいないとかで、改めて出直し。冬休みとか春休みとか勤務に影響の少ない時期の手術を相談するも、なんと空きはGWまでない由。前の個人病院がどうも説明不足で心配だったので、半年後のGW手術を決意。キャンセルが出て早くなることはないかな、とちょっと期待。
 翌1月に経過観察、特に問題なし(そしてキャンセルはなさそう)。手術1週間前に検査と入院説明。血液検査に心電図にレントゲンの検査は、途中で人間ドックの列も入り、延べ30分以上は待つ。そこから先生の診察で1時間は待ち、入院説明も30分以上待ち。この日は9時半~の事前予約だったのに、午前中全部潰れる(怒)。
 入院は手術当日。検査があるというので早めに行くと、1週間前と異なり、事前の検査はコロナ(+インフルエンザ)のみ。午前10時過ぎには入院。しかもできるだけ手術前後に家族を呼んでくれという(今さら言うなよと思いながら、妻にお願い)。本日2番目だという手術は13時予定で「早まるかもしれない」と言われたので妻には12時半~13時には来てと連絡させておきながら、ベッドに寝たまま手術室に入ったのが13時45分頃(厳密に言うと、手術室前までベッドで運ばれ、歩いて手術室へ)。ほぼ裸の状態でブロック麻酔をし、手術自体は事前の説明どおりたぶん20分くらいで終了。痛みは感じなかったものの、両足の太ももやおしりが時々ビクビクと痙攣して、電極を通されたカエルになった気持ち。手術室で、手術室の寝台から病室のベッドに移され、ベッドに寝たまま病室に戻る(途中で妻とちょっとだけランデブーというかすれ違う程度)。かろうじて足は動くけど、尻などに触ってみると自分の足じゃないかのように感覚がない。手術室を出るときに、看護師さん?に大人用おむつにプラス尿取りパッドをつけてもらう。

 午後3時前には病室に戻ったと思います。夕方6時半が夕食。食事後に痛み止めの飲み薬。夕方あたりからじわじわと痛みを感じ始めるが、夕食時に痛み止めの薬も飲んだので、痛みのピークはたぶんこの日の夜から明け方にかけて(翌日の朝食の後にも痛み止めの薬)。私の感覚では「あ、激辛の唐辛子を食べた時よりも痛いな」という感じで、我慢できない痛さではなかった。しかし1日目夜は眠れなかったので、1日目夜に痛み止め(私は夜10時くらいまで点滴をしていましたが、点滴に痛み止めを入れる手とか注射する手とかあるらしい)をもらうのはありかも。

 事前に医師に話を聞いたところでは「痛みは人によって違う」(そんなこと分かってる!!)という説明しかなかったものの、さらに突っ込むと「5日間有休を取った患者もいる」(個人病院の医師)「1週間くらい痛みを感じる患者もいる」(手術を受けた医師)という話なので、その辺りが目安かも。私も1日目2日目は痛く感じましたが、トイレに入ったり咳などしない限り3日目以降はあまり感じなくなりました。2日目以降なら座り方に注意すれば車の運転もできそう。
※ただ咳やくしゃみをすると3日目以降も痛みますし、排便時もやはり痛みます。これは1週間経っても継続、というか日によって異なる感じ。

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