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ユニアリ赤ちゃんの覚えがき 〜マジのTCG初歩編〜

2023年7月某日、ユニオンアリーナを始めました
当初はコレクションついでに軽く遊ぶ程度の予定が1か月後には大型大会の片隅にいたんですから人生はわからないものです

そんな私が1か月と1週間ほどで「TCG(トレーディングカードゲーム)、本当わからん!」になった箇所や友人らから「そんなん知らんかったが…」と言われた箇所をまとめてみました

概ね「ユニオンアリーナどころかTCG(トレーディングカードゲーム)の赤ちゃんだぜ!」という人向けなので初歩から入りますが、書いている人間も治安の悪いころの遊戯王を友達と触っていたタイプだったので足りない点があれば随時書き足していこうと思います

なお、横文字だらけのTCG業界において、ユニオンアリーナは公式からの横文字がだいぶ少ないです
ただしその分各経験者が出身地ごとに違う呼び名をするのでショップでは大海賊時代のような感じ

わかりやすくするため、今回はユニオンアリーナ基準寄りになっています
他TCGを調べている方はご注意ください(ユニオンアリーナ独自の用語は次回にまわします)

更新:2023年9月7日 作成

カードゲーム用語(初歩編)

マジの初歩からまとめます
カードゲームやってると慣れているワードだと思いますが初心者はここで躓く方も何人か見かけました
遊戯王などを履修して進研ゼミになっているタイプは流し読みで大丈夫です

デッキ

山札のことです
トランプだとスートと呼ばれる4種のマーク×13枚+ジョーカー2枚の合計54枚がセットとなっていますが、カードゲーム類はこのセットを特定のルールに沿って自分で組み合わせられるようになっています
自分だけのチームの塊、またはそれをまとめた山札のことと思ってください
最初から作るのは難しいと思うので、後述のスタートデッキから始めるのがおすすめです

ドロー

カードを引くこと 枚数指定がない場合はだいたい1枚引くことを指す
多分遊戯王で死ぬほど聞いたことがある層が一定数います

ターン

順番のこと 自分のターン・相手のターン・1ターン目など
「俺のターン! ドロー!」はつまり「私の順番になりました。カードを1枚引かせていただきます」という意味になります

手札

文字通り、手元の札のこと
基本的にデッキからいきなりではなく、この手札からカードを出したりしてゲームを進行します
カードゲーム、だいたいデッキから何枚か決まった数を引いて最初の手札を作ってからゲームを始めて1ターンごとにカードを引いて足していくような流れで構成されています

フィールド、カードを並べておく場所 自分の場・相手の場 など
カードゲーム、だいたいこの「自分の場」にルールに沿ってカードを並べてバトルするようになっています

場外

使い終わったカードを置く場所 場の外
倒された場合も概ねここに行き、場外を使うカードがない限りは戻らない

私はよく墓地と言ってしまう(遊戯王の癖で)が多分わりと仲間はいる

リムーブエリア

第二の場外 ユニオンアリーナではリムーブエリアと呼ぶ
カードゲーム、だいたいすぐ場外を使いだしてしまって場外が第二の場と化すので場外のさらに場外みたいなものが生まれがち
それがユニオンアリーナではこのリムーブエリアと呼ばれている

私はよく除外と言っていまう(遊戯王の癖で)
遊戯王くんはリムーブエリアが第三の場になっていたのを覚えているけど第四はさすがに生まれていないと思いたい

カードゲーム用語(購入編)

ガチ初心者は商品名で躓くことも多いので初歩の初歩からまとめます

スタートデッキ

基本となるデッキのセット
スターター、スターターデッキとも呼ばれます
すぐに遊べるデッキセットになっており、どのTCGでも初心者向けかつテーマ別に遊びやすいように調整されています
また、その性質上ルールブックやゲームを進行しやすくしたり必須だったりする小道具が入っていることが多いです

基本的に同じスタートデッキには固定のデッキセットが入っているためランダム性はほぼありませんが、ユニオンアリーナは「APカード」と呼ばれる小道具が稀に専用レアバージョンとなっています(ブースターとは異なる)

カードを始めるときはとりあえずスタートデッキを1つ買ってみましょう
慣れてきたら2個目のスターター(全く同じ内容)や次項のブースターパックを買って自分専用のデッキに組み替えて遊べます

ブースターパック

悪い文明 嘘です
一般的に追加パックとも呼ばれるランダムカードパックです

パックごとに決まったシリーズが入っていますが内容はランダム
だいたい最後の1枚がレア以上だったりしますが、高レア以外にもパラレルカード(特殊加工・めちゃくちゃレア)が入っていることもあります

強いカードほどレアなため、強くなろうとすると箱買いやカートン買い(後述)をする必要が出ますが、それで全部揃えるよりも後述のシングル購入と組み合わせたほうがお財布にやさしくおすすめです

シングルカード販売

カードゲームをやらないオタクには馴染みがあまりない文化
カードのバラ売りで、専門ショップの店頭や通販でほしいカードを狙い撃ち購入できる仕組みです

カードゲームショップにおけるシングルカード販売は独特の文化なのですが、以下のような2種類の販売形態となっています

  • お客から買い取ったカードを査定して販売する

  • 店舗で開封した箱・パックから出てきたカードを販売する

前者はランダムグッズのオタクもらしんばんまんだらけで馴染んでいると思いますが後者は馴染みがないかと存じます
カードショップはある程度売れ筋のボックスを大量購入し、お客に箱やパックで売る以外に店舗で開封して発売日から「シングル販売」という名目で店舗に並べることがあります

カードゲームの特殊なところはこのシングル販売を公式サイドも把握して認めているという点です
例えばユニオンアリーナは公式アプリを用いて実施している各種アンケートにて「1カ月でカードを何パック買いますか?」の次に「1か月でシングルカードにいくら使いますか?」という質問が入っていますし、
私が昔遊んだ遊戯王や超占事略決のゲーム(GBAとかでやるやつ)内でも普通に「シングル購入」なんて項目が登場していました
TCG自体の歴史が長いので、昔からある文化なんだと思われます

それぞれのお店で査定がされ、レア度や状態・カードの需要(強い・人気のカードかどうか)を店舗側で判断してお値段をつけます
だいぶショップ差が出ますがランダム要素なく購入できる仕組みです

シングル購入は「公式への貢献」という意味では直接性はありませんが、シングルが売れていると店舗側が「このカードゲームは人気があるぞ」と判断して初回での購入数を増やしますし、お店でのイベント開催を増やしたりしてくれるので、長い目で見ると公式への貢献になっています

どうしても近年のポケカだとか高騰したシャンクスとかの話題で転売のイメージがついているかもしれませんが、そもそもちょっと特殊な感じにプレミア品の売買が認められているとだけ認識しておいていただけるといいかと

あとどうしても抵抗があるからと交換を予定している方は、念のためこのお値段はよく見るようにしておいてください
強いカードはキャラ問わず人気で高騰しやすいのでグッズのレートと大きく異なることがあり、場合によりカモられることがあります
(ショップで「交換ってみるけどちょっと心配」とおっしゃるお兄さんとお話したことがあります。や、やさしい…)

箱買い・カートン買い

名前の通り、大人買い……というよりブルジョア買いの方法です
ボックスは文字通り1箱分、カートンは1段ボール箱(=大量のボックス)と思ってください
カードはだいたい「1箱にこのレア度が何枚」「1カートンに何枚」とか決まった枚数が入っています
だいたいヤバい確率なので無理に買わずに現実的な箱数買ったらシングルに切り替えるのがいいと思います

カードゲーム用語(小道具編)

サプライ

カードゲーム関連の周辺道具全般のこと
周辺アイテムが欲しい場合はお店のサプライコーナーとか見てください
(ただしユニオンアリーナにおけるAPとかは除く)

スリーブ

カードを保護するフィルム的なもの
多分グッズ保管系のオタクはなんとなくイメージが付きやすい

だいたい裏面が色付きだったり柄があったり絵がついている
これはカードゲームにおけるオシャレ・アピールの一種で、グッズオタクがやるところの痛バとかとも近しい関係にあると私は勝手に思っている
あとシンプルに友達や対戦相手とカードが混ざりにくくなるのでしたほうがいいと思う
公式から出ているものもあれば、同人グッズも多く存在する

大会などでは透明ではないスリープの着用が必須ということが多い
これはカードの傷を用いた不正の防止が目的と思われる 多分

重ね方は1~3重までが一般的で、ユニオンアリーナ公式大会で認められているのは2重まで
重ね方は上下だったり横と下だったり様々なので今度別で記事作ります

デッキケース

文字通りデッキを入れるケース
スリーブと同様にオシャレ・アピールの一種として使われるため多岐にわたる商品が展開されているがユニオンアリーナオリジナルのものはない
安いものは数百円、ブロッコリーなどから出ているキャラクターものはだいたい1000~2000円くらいだが、合皮とかになると結構高くなる
カードの状態を保つなら合皮などがいいらしいが、多くデッキを作るなら安いものでOKでいっそ紙製でも別に構わない

注意点としては、配布枚数が前述のスリーブによって変わること
特に何重にもしているとその分分厚くなって入らなくなる 悲しい

プレイシート

プレイする際のカードの置き方などが書いてあるシート
スタートデッキに入っていたり配られたりする、だいたい紙製のもの

プレイマット

名前の通り、ゲームをプレイするためのマットのこと
ラバー製が多く、マルチラバーマットなどの名称で売られていたり、デスクマットにもなるものが多い(またはデスクマットを逆に流用できることも)
これを使うことでカードが机に貼りついたり、プレイ中に傷つけたりといったことを防止できる上級者向けアイテムでもある

プレイシートと同じく場所の目印があるものもあるが
どちらかというとマット一面にキャラクターや背景を描いたものが多く、目印がないことで複数のカードゲームでも使いやすくなるという利点がある
あとデスクマットに流用しやすい

おそらくカードやらない人にも一番恩恵がある分、ちょっと割高



ざっくりこれで入りやすいかなと思う範囲でまとめました
次回はユニアリ内の用語だとかショップバトル関連とかをまとめます
気が向いたらですけど……




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