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本当の友達とは?

どうも、みるです🙇🏻‍♀️

私は、ネットワークビジネス(マルチ商法)での失敗談や経験したからこそ書けることを、注意喚起や、誰かの何か気づくきっかけになればと発信しております。

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今回は、ネットワークビジネス(マルチ商法)会員当時は信じていたけど、納得がいかない決まり文句について書いていきたいと思います。


ビジネスの話だけでも聞きに来ないのは本当の友達じゃない?

友人知人などをネットワークビジネス(マルチ商法)にお誘いしたいと思いアプローチしても、圧倒的に断られる率が高いです。

それは当然だと思います。

でも、そんな断る人・断られる人たちに対して
Y社(私の所属していたネットワークビジネス/マルチ商法の会社)の先輩会員、上位会員は

「本当の友達だったら、Y社のことも受け入れてくれて話だけでも聞いてくれるはず」

「それくらいで縁が切れてしまうのは、本当の友達じゃない。いずれ切れるはずの縁だった」  

「話すら聞いてもらえないのは、あなたに魅力がないから。実は嫌われてるんじゃない?」

等と檄をとばします。
もちろん私も言われてきました。

他社でのネットワークビジネス(マルチ商法)経験者の方も「人間関係の整理」という名目で、同じようなことを言われていたとよく聞きます。

私は当時、素直にこの言葉を信じてしまい
自分を責めていました。
私に魅力がないから、誰もY社の話を聞いてくれないんだ…と。

近しい人には
「私のことは嫌いかもしれないけど、
Y社は嫌いにならないで!本当にいいところなの!」
と、必死に伝えていました。

(いつかのAKB選挙の前田敦子ちゃんのスピーチかよ)

でも、実際そんなことはありません。
ネットワークビジネス(マルチ商法)の話を聞きに来ないのと、その人との友情、嫌われているかどうかというのはまた別の話です。

誰も話すら聞きに来ないのは、そもそもネットワークビジネス(マルチ商法)のイメージが悪すぎるだけです。それにつきます。

それに対して上位会員たちは、こう主張していました。

「ネットワークビジネスのイメージの悪さを盾にして、挑戦せず逃げているだけだ」
と。

でも私は、そうは思いません。
今なら言い返します。(二度と会いたくないけど(笑))

ネットワークビジネス(マルチ商法)の話を聞きに来ないのと、その人との友情とはまた別の話です。  


●ネットワークビジネス(マルチ商法)を辞めて気づけた友情(1)

ここで私の経験談をまた出したいと思います。

ネットワークビジネス(マルチ商法)の話を聞きに来ないことと、その人との友情とは別の話だと言いきれる根拠となった、二人の友人とのエピソードです。

一人目は、チカちゃん(仮名)。

大学時代の同級生で、狭き門である地元(関東某所)の動物園の正規職員という夢を有言実行し続け叶えた、とてもしっかりした子です。

チカちゃんは、他の動物園でキャリアを積みながら、地元の動物園での求人を待っていて、
時には地方での求人にも応募し採用され、
慣れない土地で動物園職員として働き一人暮らしもしていました。

そんなチカちゃんが、晴れて地元の動物園の正規職員に決まって関東に帰ってきた数年前に会い、ネットワークビジネス(マルチ商法)をしていることを打ち明けました。

チカちゃんは、ちょうど病み上がりだったので
私は製品を渡したくなってしまい
その話の流れでネットワークビジネス(マルチ商法)をやっていることを話しました。

チカちゃんは、
やはり良くは思わなかったようです。

その理由は、チカちゃんが
地方で一人暮らしをしていたときに
(私が所属していた会社とは違う会社ですが)
ネットワークビジネス(マルチ商法)のしつこい勧誘にあったことがあるからでした。

「うーん…みるがいいならいいけど、その会社とはあまり深く関わらない方が身のためだよ」
とチカちゃんから忠告されました。

当時チカちゃんは体調不良と聞いていたので、
「嫌なイメージあると思うけど、これ本当にいいから飲んでみて」
と、製品を渡そうとしたら
「せっかくだけど、この製品もいらない。
でも体調気遣ってくれたのは嬉しい、ありがとう。」
と、ハッキリと、でも笑顔で告げられました。

私は少しばつが悪くなり、その日は解散しました。


数年後、チカちゃんが就業先の動物園のYouTubeに出ていることを知った私は
「YouTube見たよ!」
とメッセージで連絡すると同時に
ネットワークビジネス(マルチ商法)を辞めたことを伝えました。

「嫌なことを思い出させたり、無理やり製品も渡そうとしちゃって不快な思いさせちゃったよね、ごめんね。」と。

するとチカちゃんは、
「YouTube見てくれてありがとう!
辞めたんだね。正直良かったと思ってるよ。
私もあのときキツく言ってしまってごめんね。
またご飯行こー!」
と返信をくれました。

こんなアホな私と友達でいたいと言ってくれた
チカちゃんの気持ちがとても嬉しかったし、
気づけて良かったです!

●ネットワークビジネス(マルチ商法)を辞めて気づけた友情(2)

もう一人、似たようなことがあった友人がいました。

ユキさん(仮名)という、年上の友人とのエピソードです。

ユキさんも大学時代の友人で、社会人を経験されてから大学入学してきたので少し年上です。
とても真面目で誠実で心優しい方です。

そんなユキさんにも、
私がネットワークビジネス(マルチ商法)の話をしたら

「ネットワークビジネスは辞めた方がいいわよ…。
やっていた友達を何人か知ってるけど、どの子もいい結末ではなかったよ」
と、やはり忠告。

しかし当時、洗脳どっぷりの私。

ユキさんはちょうどその時期、いろいろあって落ち込んでいたので、Y社の製品やビジネスを知れば、元気になってくれるはず!と思い、しつこくアプローチし続けてしまいました。

元気になるわけねーだろ!(^-^;
今の私より

会った数日後、ユキさんから以下のようなメッセージが送られてきました。

「みるちゃんの紹介してくれたY社を調べたけど、良い話ばかりじゃなさそうだし、過去にはいろいろあったみたいだから、気を付けた方がいいわよ。」

そして、ネットワークビジネス(マルチ商法)を
やっていたユキさんの友達が、
信頼や財産を失った話も書いてあり、
「私が何を言いたいか、わかるよね?
とにかく、今の自分のやっていることをよーく考えてね。」
と、メッセージは締め括られていました。

その時バカな私は「ユキさん、わかってないなぁ」と思っていましたが、わかってないのは私の方でした。

チカちゃんのときと同じ様に数年後、
ネットワークビジネス(マルチ商法)を
辞めたことをユキさんに伝え謝罪すると

「辞められたのね!良かったわ!
厳しいことも言ってしまってごめんね。
でも、世の中にそんな上手い話はないからね。」

と、返ってきました。

その後も、先ほど話に出したチカちゃんとも
ユキさんともご飯に行ったりお茶したりしてますが
(コ ロ ナ禍になってからは行けていませんが…😭)

ネットワークビジネス(マルチ商法)を
私が過去にやっていた事実を知りながらも、
普通の友達として今まで通り接してくれて
本当に感謝しかありません。

これは前にも書きましたが、
月に1度は2人で飲みに行ったりしていた別の友達に
ネットワークビジネス(マルチ商法)の話を
一度でもしたり
何度かしつこく声をかけてしまったりしたら

やはり
だんだんと会う機会もなくなり
連絡がとれなくなったりしました。


全然関係ないことを聞いたりしても
返信や折り返しの電話が
一切来なくなった人も
数名ですがいます。

私だけが仲が良いと思っていた
という説もありそうですが(笑)

でも、嫌いな人とわざわざ月1など定期的に会ったりしないですよね…🤔

ネットワークビジネス(マルチ商法)をやっていなければ、縁は続いていたのかなと思うと、悲しいし後悔しかありません。

これでも、
「いずれ切れる縁だった」
「わからない人はおいといて、次のステップへ行こう」
「本当の友達ではなかった」

なんて紹介者や上位会員たちには言われました。

彼ら彼女らは、そんなことを言っておいて、責任なんてとってくれません。


本当の友達とは、
必ずしも、あなたが言えばネットワークビジネス(マルチ商法)の話でも聞きに来るという人ではなく

先ほど話した私の友人
チカちゃん、ユキさんのように
嫌われる覚悟で忠告してくれて、
縁を続けてくれる方々
のことをいうのではないか
と、今の私は考えます。

そういう人たちを大切にしていけたらと思います。


お読み下さり、ありがとうございました。

何かのきっかけや、参考になれば嬉しいです。

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