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【番外編③】マルチ商法にハマって自然派・陰謀論思考だった女が新型コロナウイルスワクチン接種を決意するまで

前回までの投稿

【番外編①】マルチ商法にハマって自然派・陰謀論思考だった女が新型コロナウイルスワクチン接種を決意するまで

【番外編②】マルチ商法にハマって自然派・陰謀論思考だった女が新型コロナウイルスワクチン接種を決意するまで


9月中に書き上げたかったのですが…間に合いませんでした…😅

でも、従来の型のワクチン接種(初回と2回目)も来年の3月31日まで延びたみたいですね。
私はコロナワクチンについては、自分もかなり迷った末の接種だったので、推奨と言うことはできませんが、まだ考え中な方の参考になれば幸いです。



続きです。


新型コロナウイルスの予防に関しては、マスク消毒手洗いうがいきっちりしてきたものの、

ワクチンに関しては

「妊娠中だと、流産や死産になる」

ということを聞き、

デマだとわかっていても、

産婦人科や感染症に詳しい医師たちが否定しても

周りの人から接種後の不正出血などの副反応があったと聞いたことから

何となく「妊娠中は接種したくない」

「産後にまた考えたい」

というのが本音でした。


妊娠中は結局打たず…その後考えが変わるまで


時は流れ、私は無事に子供を出産することができました。


結果、コロナワクチンは打たずに出産に臨みました。

お世話になった産婦人科は、コロナワクチン接種を推奨していましたが強制はしないという方針で、

接種したかを聞かれた際に、私が「妊娠中は打たず、産後にまた考えたい」と正直に伝えると

「あ、打ってないんだ~」とは言われたものの、ありがたいことに受け入れていただけました。

(心の中でなんで?と思われてたかもしれませんが😅)

その代わりに健診時や入院中、マスクや手洗いうがい、ソーシャルディスタンス、咳エチケットなどの感染対策はこれまで以上に徹底したつもりです。


そのときコロナは一旦落ち着いたように見えましたが、

私が出産し、しばらくしたあとオミクロン株が猛威を振るい始めました。


私は、慣れない育児に奮闘しながらも、コロナワクチンのことが頭の隅にありました。


授乳中の接種に関しても

「インドでは禁忌とされている」

「接種後そのまま授乳し続けたら、赤ちゃんが24時間泣き続け、全身の炎症を起こし助からなかった」

などと言われているということを聞いたり読んだりしてしまい、

自分の体調というよりは、

母乳に悪影響があるという話が本当だとしたら…?

と、そればかり考えて怖がって悩んでいました。


しかし、以下の理由から、コロナワクチンを接種する方向で考え始めました。



打つ方向で考え始めた理由その1.子供のコロナ罹患、重症化、死亡例も目立ってきた


今年4月、10ヶ月のお子さんがコロナに感染し、亡くなってしまったという悲しいニュースがありました。

私は、子供を産んでから余計に涙もろくなっていたので、ニュースを見てまた泣いたのを覚えています。

おしゃぶりをくわえた可愛らしいお子さんの写真が、黒い額縁に入っているのを見て、ただただ辛くてコロナさえなければ…と思っていました。

親御さんの心情を思うと胸が張り裂けそうです。

(リンクを貼りたいのですが、このお子さんの写真やニュースの字面を見るのも辛いので割愛します。)


第6~7波で、他にも5歳以下の子供の罹患や重症化、死亡例をよく聞くようになりました。


もし、我が子が感染してしまったら…絶対に嫌だ…!


こういったことがあってから、

やはりワクチンを打つべきか?

という考えが強くなってきました


でも、副反応も怖い………ともまだ思っていました。


そのあたりから、小児科医の先生のTwitterアカウントをフォローして見るようになりました。


そこで先生方が発信して下さっているコロナの合併症であるMIS-C(多臓器炎症症候群)や脳症などの情報を見て、

これは…我が子は絶対にこんな目にあってほしくない…!と思いました。

(注:脳症はコロナだけではなく、インフルエンザなど高熱が出る様々な病気でも起こるようです。)

そして、先ほど書いた「ワクチン接種後そのまま授乳し続けたら、赤ちゃんが全身の炎症を起こした」というのも、副反応ではなくタイミングが悪くコロナ感染してしまったことによるMIS-Cだったのでは…?と考えるようになりました。

(⚠️あくまで素人の私の想像です。本当のことはどちらかはわかりません。)


私がワクチン接種をすることで、私から我が子にうつりコロナ感染、発症して重症化するリスクを下げることにも繋がるなら打とうかな。

母乳による副反応は、ないと証明されたわけではないけど、出所が陰謀論を信じている人のブログだったし…。

と、考えが変わっていきました。



打つ方向で考え始めた理由その2.両親からの説得


出産時には里帰りしていたので、

両親と話す機会があり、

両親にはコロナワクチン接種を強く勧められました。


「長期的な副反応が心配だから、産後に打ちたい」

と訴え続けたらわかってくれましたが、

(それでも何回か話し合いました💦)

里帰りを終え、自宅に戻ってからも

「ワクチンは打ったの?」と何回かLINEなどで聞かれました。


医療関係者の父からは「しぬだのなんだのと言っているのは、どこの誰かわかんないような人が煽っているだけだよ」と言われましたが、私はそれでも接種を躊躇していました。


そんなあるとき

お盆はコロナの第7波で帰省は見送りましたが、

9月、地元の友人の結婚式があるため、

帰省を考えました。


両親に子供を預かってもらえるか相談すると、承諾してくれました。


が。


「ワクチン1回も打ってないんだから、(帰省することや結婚式の出席も)考え直した方がいいよ」

と、言われました。


うーーーん………。


確かに今まで奇跡的に私も夫も子供も

コロナ感染しなかったけど、

これからどうなるかはわからない。


子供も6ヶ月すぎて、妊娠中お腹の中で貰った免疫がなくなる頃だと言われているし………


結婚式に出て友達をお祝いしたいけど、その分ご親族や他のお友だちとか、人も集まるしなぁ。

と、私は悩みました。


ワクチン接種済でも未接種でも感染する心配はありますが、万が一感染したとき、発症を防ぐ確率が高くなるのであればワクチン接種しようか…と考えるようにもなりました。



打つ方向で考え始めた理由その3.周りに副反応がつらかった人はいても後遺症レベルはいなかった

反ワクチンの人のSNS投稿で、

ワクチン接種者は
・2年後(とか何年後か)にしぬ
・急激に老ける、覇気がなくなる?
・ガンが急速に悪化する

などと言われていました。


ところが、私の周りでは1つもそんな話は聞きませんし、当てはまると感じる人もいませんでした。


医療関係の仕事をしていることで、3回目接種を早々に済ませた友人に3ヶ月ほど前に会いましたが、

全く変わっておらず、老けているどころかむしろ若返ったのか?というくらい元気いっぱいでした。

(髪色が変わったからかもしれませんが)


確かに、ワクチンを打ってから体調が…

という方の主張もSNSで流れてきたりするので

重篤な長期的な副反応も、多かれ少なかれあるんだと思います。

全部が全部嘘だとは思えませんし、そこはやはり怖いです。


でも、今までワクチンの副反応で、発熱などはあってもアナフィラキシーは自分自身はなかったから、大丈夫なのではないか?

という思いもあり、悩みに悩んで接種を決めました。


ただ、この時もう近所にはコロナワクチン接種を実施している病院がほとんどありませんでした。



一旦区切り、次回に続きます。

※ここに書いたことはあくまで私の想像や考えなので、接種・非接種の基本的な判断は、厚生労働省のホームページや信頼できる医師の意見の方を参考にしていただければと思います。


この次からは1回目、2回目接種のことについて書いていこうと思います。

お読みくださりありがとうございました。

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